法定後見人「はじめての受任」の実務研修2012/02/27

 愛知県行政書士会館にて。14:00~16:00まで。講師:増田ちづ子氏
 主催:コスモス愛知。テキストにもとづき、電話での依頼から面会、裁判所申立の支援の実際と注意、親族関係調査をフローチャート、書類の書き方、戸籍謄本、除籍謄本の読み方など具体的に講習を受けた。
 行政書士の受任に際しては弁護士、司法書士との業際問題があるということ。裁判所への申立は司法書士、弁護士に依頼することになる。この問題に抵触しないように強調された。
 ただ、これだと市民後見人と変わらない。しかし、数において勝る行政書士が関わる意義は大きい。裁判所こそ業際問題が存在するが他の役所については行政書士が慣れている点で市民後見人よりは有利といえる。高齢化時代の要請ともいえようか。
 法知識については記憶力との戦いでもある。対人関係は何とかなるさと思う。伊達に年をとってきたわけじゃない。恥をかき、汗をかき、社会貢献するべし。