浜の真砂は尽きるとも・・・2013/05/14

5/10 中山成彬氏のツイッターから転載

「米のMRIインターナショナルなる資産運用会社が顧客の資産1300億円を消失させたという。よっぽど勧誘が上手かったのか、ほとんどが日本人だという。私の処にもいわゆるM資金なるものに引っ掛かかりそうになって相談にくる人がまだいる。それも相当の地位の人だ。そんなにうまい話はありません。」

 お説のとおり、昔からもうけ話に引っかかる人は絶えることがない。世の中にうまい話は絶対にない。引っかかる人は、例えば豊田商事事件では意外にも堅い職業の人が多かったと記憶している。世間よりも少し裕福な層にある人は対話不足からか、老人の孤独な心理を研究し尽くされて弱いところをくすぐられると一たまりもないのだろう。金融は詐欺と思っておけば間違いはない。社会勉強だ、承知で騙されてみるか、と腹を括ってやるくらいでなきゃ。後になって被害者面するのはみっともない。