橋下発言の波紋!③2013/05/21

 思わぬ波紋の広がりを見せている。維新の会の松井幹事長は同志の西村慎吾議員を除名にしてしまった。ネット上では西村議員を支持、擁護する声が高い。

チャンネル桜から
5/17投稿
http://www.youtube.com/user/SakuraSoTV?gl=JP&hl=ja
5/20投稿
http://www.youtube.com/watch?v=Yx7LFgqHVx4&feature=youtube_gdata

 この騒動で、日本維新の会は、これじゃ参院選は戦えない、となって崩壊するんじゃないでしょうか。橋下市長は大阪という難しい地方行政(在日韓国・朝鮮人、被差別部落問題、教育)で頑張って来られて高く評価をしていました。国政に飛躍した途端に馬脚を現わしたと思います。原点に戻るべきでしょう。
 勉強不足を詭弁を弄して乗り越えようとしていますが、同志はみなこの騒動で橋下氏の人間性を知ったのではないか。本来ならば慰留するべき西村議員が責任をとって離脱するというのに受け付けずに除名というのも見せしめでしょうか。これは逆効果です。巧言令色少なし仁です。
 自分は何でも知っているし、理解できている、弁論なら負けんぞという強気一辺倒では支持できない。

 2012年の「WILL」5月号に、第72回「蒟蒻問答」があって「ウソつきは政治家と弁護士のはじまり」というタイトルで堤堯氏と久保紘之氏の対談がある。このタイトルは橋下氏の著書からの引用した言葉である。橋下氏をポピュリズム政治とばっさり喝破している。

 読んだ当時は随分こき下ろすじゃないか、と訝った。一度は民主党にやらせてみよ、とやらせたら自滅しちゃったし、もう橋下氏に一度は首相を、という期待はなくなりました。この二人の言われる展開になっています。

少し引用すると

 「橋下は違います。彼は地方の事を言いながら中央にもたれかかり、中央のことをいうかと思ったら地方にもたれかかる。主権が国家にあるのか地方にあるのか、それとも「市民」なのかさえもあやふやだ。」

 「橋下氏も「死んでも噓ばかりついてやると決意し、これを実行した男」なのだ。「政治家とは権力欲、名誉欲の最高峰」と強調する橋下氏の下品な政治観、ヒトラーのそれとまったく同じである。」(中野剛志の橋下分析)

 対談の最後で「橋下は結局、潰れる」とある。

 マスコミによって持ち上げられて、最後は引きづり下ろされる。誰かに似ています。

司法試験とハングリー精神2013/05/21

WEB版朝日新聞から

司法試験の「予備試験」、受験者増 法科大学院と対照的

 法務省は20日、法科大学院を修了しなくても、司法試験の受験資格が得られる「司法試験予備試験」の今年の受験者数が、計9224人(速報値)だったと発表した。19日に始まった同試験は、出願段階では初めて1万人を突破した。ともに2011年の実施以来、2年連続の増加となった。

 減り続ける法科大学院の志願者数とは対照的に、急激な増加傾向だ。予備試験はもともと、経済的な事情などで法科大学院に進めない人のために設けられた。だが、年齢や学歴などの制限はなく、法科大学院に行かずに司法試験を受ける「抜け道」になっている。

 受験者は11年が6477人、12年は7183人で、今回は一気に2千人以上増えた。最終的な合格発表は11月。昨年は受験者の3%の219人が合格し、司法試験の受験資格を得た。

 一方、全国の法科大学院の今年度の志願者は、07年度の約4万5千人から6年連続で減り続け、13年度は1万3924人になった。昨年度の司法試験の合格率は、法科大学院修了者が24・6%、予備試験合格者は68・2%となっている。
以上

 この記事を読んでかつてはあったハングリー精神という言葉を連想した。法科大学院が賞賛されていたころ、内容をみて、何かおかしいぞ、違うなあ、と思ったものである。

 人間は苦労、苦学してこそ人格が陶冶される。大学院の方がお金がかかるし、3年という時限がある。通学もしなければならず、苦労は大学院の方が多いとも言える。借金を背負って卒業する院生もいた。それでも何かずれている気が抜け去らなかった。

 大学院ではおよそ刻苦勉励という言葉が似合わない。最近の合格率を見ても次第に東京中心に東大、慶大、中央大、早大、関西では京大、阪大、、名古屋では名大という風に国立大学と在京老舗私大に絞られてきた。優秀な学生は授業料の安い国立大学に集るのは道理。富裕層の子供は在京老舗私大に通わせられる。かくして都市部へと収斂されている。就職も都市部である。全国に隅々にまで法のサービスを提供するとした理想とは裏腹の現象だ。

 行き着いたのは親の資金力がモノをいう世界である。

 これではハングリー精神はない。

 予備試験制度は頭と勉学力が勝負である。私学で年間授業料120万円から130万円に加えて生活費を捻出する時間が省ける。生活しながらでも頑張れる。そこにはハングリー精神が宿っている。臥薪嘗胆である。

 有能な法曹を育てるためにも制度を改悪しないで欲しいものである。

会計業務2013/05/21

 ”麻混を軽やかに着て衣更”というわけで、梅雨入り前の過ごしやすい一時期に冬物と入れ替えた。時に合服は重宝するので取っておく。よれよれ感はあるが、ホントに肩にかかる荷重が軽い。
 マイカーのスタッドレスタイヤは5年履いたのでこのまま履きつぶそうか。ググルと経済性と安全性との相反関係で賛否両論。ゴム質の硬化で雨の日に滑りやすいという。

 14:00から17:00まで顧問先にて執務。総務から給与データが出る時間帯を見越して出社。着席するやまもなく持ってきた。早速、仕訳に入る。他、売上、仕入の集計データも仕訳してゆく。今月は備品の転売で疑問符がついた。給与振込依頼書にも転記しておく。市民税の納付書も6/10で最後の一枚になった。
 市役所は6月からが実質的な年度替りなのか。年末調整、償却資産申告、確定申告ときて、数字が集計され、新年度に切り替わる。基本的にそれの繰り返し。未使用の古い書式は廃棄処分した。