やればできる2016/09/28

 この9月は4月以来のコスモスあいちの名古屋市における広報活動の成果がポッと芽を出し始めたことを確認した。すでに10月には既存の自治体の施設やイベントに参加するのみならず、新たに民間企業の施設を利用してセミナーを開催することが決まった。コスモスあいちの名称が見知らぬ市民の目に触れる機会が急増することだろう。
 9月17日の大原会のイベントもそうだし、メディアに掲載してもらったスクラップを手にした参加者もいた。熱心に質問する参加者もいた。これは動員をかけた人ではなく、明らかにメディアの力で増えたのだろう。
 名駅前の電光掲示板への広告もI先生の尽力で実現した。あっと驚かせた。当面は愛知会のみだが来春はコスモスあいちもやる。
 先週もさる筋に情報源を求めて赴いた。今までにやったことはすべて無駄足にならず、みな実現し、期待以上の速さで進行中である。逆に今までなぜ動かなかったのかと思う。1つは発足時の役員会が尾張地区でNPO法人として活動実績があり、運営自体手慣れたものだと感じて様子見していたからだ。すぐにでも成果があるかの期待があったが何も進展せず空回りが続いた。但し役員の多い尾張地区だけは成果を上げつつあった。要するに名古屋では何も動かなかったから進展もなかったわけだ。そこで4月から動き出したのである。
 受任の実績の成果としてはまだこれからであるが何もないことはないだろう。任意後見契約が増加、市民後見人は振るわず、後見制度の促進などメディアの掲載の頻度が多くなってきた。
 来年は団塊の世代の先頭が70歳に達する。一斉に75歳の後期高齢者に雪崩を打ってゆく時代が近い。すると判断力があるうちに終活を考えることなろう。その受け皿は多いほどいい。
 現在は弁護士と司法書士の独占業務の申請も規制緩和して税理士、行政書士や社会福祉士、社労士にも門戸を拡大するべきだろう。この地盤づくりにはまず地道な広報活動で実績をつくり知名度をアップするしかない。既得権は中々離さないだろうが、しかし、やればできる。