トランプ米国新大統領「米国第一」主義を宣言!2017/01/21

 あのアメリカが、今さら、何をいうのか。昔からアメリカの国益第一主義じゃなかったのか。
 時系列を無視して、並べると、三菱自動車、トヨタ自動車、東芝、ブリジストンタイヤ等などアメリカにいいようにやれてきた。あのむしりとられたカネもユダヤ国際金融資本に吸い取られたのか。

 NHKが報じた就任演説の一部から

「あまりにも長い間、ワシントンの小さなグループが政府の恩恵にあずかる一方で、アメリカ国民が代償を払ってきました。ワシントンは栄えてきましたが、人々はその富を共有していません。
 政治家は繁栄してきましたが、仕事はなくなり、工場は閉鎖されてきました。既存の勢力は自分たちを守ってきましたが、国民のことは守ってきませんでした。彼らの勝利は皆さんの勝利ではありませんでした。彼らが首都で祝っている一方で、闘っている国中の家族たちを祝うことはほとんどありませんでした。
 すべてが変わります。いま、ここから始まります。なぜなら、この瞬間は皆さんの瞬間だからです。皆さんのものだからです。ここに集まっている皆さんの、そして、アメリカ国内で演説を見ている皆さんのものだからです。きょうという日は、皆さんの日です。皆さんへのお祝いです。そして、このアメリカ合衆国は、皆さんの国なのです。本当に大切なことは、どちらの政党が政権を握るかではなく、私たちの政府が国民によって統治されているかどうかということなのです。」

注目すべきは次の文です。

「きょうの私の宣誓は、すべてのアメリカ国民に対する忠誠の宣誓です。何十年もの間、私たちは、アメリカの産業を犠牲にして、外国の産業を豊かにしてきました。
 ほかの国の軍隊を支援する一方で、非常に悲しいことに、われわれの軍を犠牲にしました。
 ほかの国の国境を守る一方で、自分たちの国境を守ることを拒んできました。
 そして、何兆ドルも海外で使う一方で、アメリカの産業は荒廃し衰退してきました。私たちが他の国を豊かにする一方で、われわれの国の富と強さ、そして自信は地平線のかなたに消えていきました。
 取り残される何百万人ものアメリカの労働者のことを考えもせず、1つまた1つと、工場は閉鎖し、この国をあとにしていきました。中間層の富は、彼らの家庭から奪われ、世界中で再分配されてきました。
 しかし、それは過去のことです。いま、私たちは未来だけに目を向けています。きょうここに集まった私たちは、新たな命令を発します。すべての都市、すべての外国の首都、そして権力が集まるすべての場所で、知られることになるでしょう。この日以降、新たなビジョンがわれわれの国を統治するでしょう。

 この瞬間から、アメリカ第一となります。
 貿易、税、移民、外交問題に関するすべての決断は、アメリカの労働者とアメリカの家族を利するために下されます。
 ほかの国々が、われわれの製品を作り、われわれの企業を奪い取り、われわれの雇用を破壊するという略奪から、われわれの国を守らなければなりません。わたしは全力で皆さんのために戦います。何があっても皆さんを失望させません。アメリカは再び勝ち始めるでしょう、かつて無いほど勝つでしょう。私たちは雇用を取り戻します。私たちは国境を取り戻します。私たちは富を取り戻します。そして、私たちの夢を取り戻します。」

 実にまっとうな演説ではないか。アメリカをこんなにも苦境に陥れた犯人はだれか。それは国際金資本だった。またその手先になったメディアだった。国際金融資本はソ連を産み、中国共産党を保全して建国させた。そして、敗戦後丸腰になった日本を恐怖に陥れ、対立させた。アメリカは日本の番犬にならざるを得なかった。
 国際金融資本は豊かなアメリカから貧乏な中国に工場を移して逆輸入した。工場は閉鎖され、失業が増えて、アメリカは衰退する一方になった。
 これで歯止めがかかった。ここからどうする、どうなる。

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