後見事務2017/02/03

 昨日の監督人による監査を終えて用済みの預金証書、通帳等を貸金庫に収納した。午後は丸の内の事務所に移動。監査の済んだ証拠書類等を整理して綴じた。これでまた3ヶ月間は粛々とこなすのみだ。
 2月は被後見人の確定申告がある。これも証拠書類が整ったので週明けに区役所に出向く。事務所の確定申告もある。山のガイドブックの原稿占め切りも月末に迫るからちょっとはピッチをあげねばなるまい。
 夕方からコスモスあいち有志の民法研究会に出席。遺言書の文言の法的な吟味を中心に関係する法の条文の読み合わせをして学ぶ。その間に実務上の懸念のこと、経験による突っ込みがあり研修のようなスムーズさはないが、実践的に学ぶことになる。法律はそれを必要とする人には身にしみて頭に入るが、ただ専門書を流し読みするだけでは理解が進まない。
 本居宣長ではないが、分からないことでも繰り返しなぞることによって理解が進む。案外、これが真の学問の方法かも知れません。長谷川三千子氏や小川栄太郎氏が何かの本で述べられていたかに思う。

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