コスモス更新研修2017/02/08

 今日は朝一からコスモス成年後見センターの更新研修を受講するために、通勤時間帯の地下鉄で行く。猛烈な込み具合にうわっと思う。久々の乗車だが、こんなのに毎日通う人のなんと多いことか。
 御器所、今池で乗り換えて新栄で下車。愛知会に着く。受付で受講料を支払って3Fへ。先着は1名。30名くらいは埋まっただろうか。
 増田支部長のごあいさつにコスモスの認知が広まって、申し立てに会員名があげるが、家族や施設側の行き違いがあって、だめになることもあるという。またコスモスに入会されない行政書士の申立はトラブルが起きているとの生々しい報告もあった。
 続いて内藤副支部長の倫理研修、岡田相談部長の心構え、平松副支部長の法定後見事例研究、増田支部長の任意後見事例研究と密度の緊張感をともなう中身の濃い研修が行われた。
 DVDで業務管理報告書の作成方法の説明を視聴して認識を深めた。修了したのは17時前になった。後見は法定であれ、任意であれ、人生の終末の有り様はぐったりする内容だった。事実は小説より奇なりを地で行く内容だった。法律知識よりも多種多様な人間の理解に文学的な才能が要求される。ちょっとした心のすれ違いが身内の不信につながる。
 しかし、現象に流されてもおれず、現代は法治国家であり、後見人として権利義務の保護、財産の保全に尽くすことになる。

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