事大主義2017/03/13

 宮崎正弘の国際ニュースから
・・・宮崎氏は足で情報を稼ぐタイプの評論家である。まめに各国を歩いて見聞をものしたアップツーデートな書籍が好評。その宮崎氏が3/15発売に先駆けて書評を著した。
 
書評:余命三年時事日記『共謀罪と日韓断交』(青林堂)
ソース:http://melma.com/backnumber_45206_6499270/
 全文はソースにアクセスしていただくとして、最後の方のみ転載する。
「明治以来、日本は「(朝鮮を)近代化させようと様々な援助を行ったが、朝鮮人は独立心に目覚めることなく、これまで事大していた清の代わりに、こんどはロシアに事大する」
 すなわち「朝鮮人とはいうのは有史以来の筋金入りの属国民であり、常に大国に事大していないと落ち着かないのである」
 つまり、韓国とは断交してしかるべきであり、経済制裁を加えることから始めよう、むしろ日本が今後構えなければいけないのは核武装する朝鮮半島が目の前に出現するという恐怖のシナリオではないのか、としている。
 日本の世論、静かなところで、大きく変わっている。」

 分かっているようで分からない事大主義とは何か。事は「つかえる」と読む。大につかえるから事大の漢語になった。
 
 つくづく朝鮮半島は地政学的に難しい地域である。

 検索で深堀してみると
 IRONNNAで宮家邦彦氏の論考「事大主義とは何か」がヒットした。
「日本の嫌韓派の人々が韓国を批判する際によく使う言葉が、「事大主義」の弊害なるものだ。事大主義といっても若い読者はあまりピンと来ないだろうが、北東ユーラシアの地政学を理解するうえで、「事大主義」は「華夷思想」「冊封体制」「朝貢関係」などとともに、必須の概念だといえよう。
 事大主義とは、「小」が「大」に事える、つまり、強い勢力には付き従うという行動様式であり、語源は『孟子』の「以小事大」である。国語辞典によれば、「はっきりした自分の主義、定見がなく、ただ勢力の強いものにつき従っていく」という意味で、たとえば次のように使われる。
 事大主義とは朝鮮の伝統的外交政策だ。大に事えるから事大。この大というのはむろん中国のことなのだが。つまり中国は韓国の上位にある国だったから、そこから侵略されても、ある程度仕方がないとあきらめる。しかし、日本は韓国より下位の国だ、だから侵略されると腹が立つ。上司になぐられても我慢できるが、家来になぐられると腹が立つ、という心理だ。(2013年12月16日付『NEWSポストセブン』)

 朝鮮は、中国に貢ぎ物をささげる朝貢国として存続してきた。大国に事える事大主義の伝統が抜きがたくある。日本が近代化に懸命に汗を流しているころも、官僚らは惰眠をむさぼり、経済も軍事力も衰亡していた。その朝鮮を国家として独立させ、西洋の進出に備えようというのが日本の姿勢だった。(2014年7月19日付『産経新聞』WEB版)
以下略
全文はhttp://ironna.jp/article/563

 朝鮮半島に核武装した統一国家が誕生するシナリオは当然描かれていると思う。今でさえ、皇居や東京駅に焦点を当ててミサイルをぶち込まれないか心配だ。ネット上ではスカイタワーに照準を当てている説もあった。
 日本は懐が深すぎるように思う。韓国名を堂々名乗る政治家もいて当然反日である。それよりも日本人の親韓派であろう。マスコミの20%は韓国系という説もある。日本の内部が相当侵略されている。
 帰化日本人でも3代までは被選挙権を制限するとか、マスコミには帰化日本人は入社させないとかの対応が必要である。なぜか大学教授にも韓国人を多く採用している。
 日本の大企業の定年退職者も韓国、中国の企業には再就職を制限する必要がある。ノウハウや技術のキャッチアップを防止するためだ。一衣帯水の国との幻想は捨てるべきだ。教えてもらってありがとうと感謝される期待は無理だった。日韓断交はやむなしだ。

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