成年後見制度の利用促進 志木市が条例制定 基本計画策定へ2017/04/20

ソース:http://www.nikkei.com/article/DGKKZO1545915018042017L72000/
 埼玉県志木市は認知症などで判断能力が十分でない人を支援する成年後見制度の利用を促進するための条例を制定した。2016年5月施行の成年後見制度利用促進法に基づき、制度の利用促進に向けた市の責務などを明記。6月ごろまでに有識者らでつくる審議会を設け、関連施策に関する基本計画の原案を17年度中にも策定する。

 市によると、同法に基づき条例を制定したのは全国初という。条例は4月1日に施行された。

 成年後見制度は認知症や知的障害などで自己判断が十分にできない人に代わり、家庭裁判所が選んだ代理人が財産管理を担う制度。高齢化の進展に伴い制度利用の必要性が増すと見られているが、制度の周知や市民後見人の育成が課題になっている。

 志木市は12年12月に成年後見支援センターを設置し、成年後見人の育成に取り組むなど制度の普及を進めてきた。条例では審議会の設置や基本計画の策定のほか、専門家や関係機関による「地域連携ネットワーク」の構築などを定めた。
以上
 自治体が重い腰を上げ始めた気がする。

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