馬渕睦夫「グローバリズムの時代が終わったー今こそ歴史観の修正をー2018/04/27

 今日発売の月刊誌「WiLL」6月号のP208の「地球賢聞録23」の記事に注目。
・世界各地の紛争は新しい秩序に向けての過程
・旧勢力(国際金融資本)とのせめぎあいは2~3年乃至5~6年は続く
・大混乱に見舞われる恐れがある
・グローバリズムの欺瞞が是正される流れ
・2016年の英国のEU離脱とトランプ大統領の選出が発端
・それはナショナリズムの台頭
・20世紀とは1917年から2016年の100年を言う
・ロシア革命は1917年に起こる
「元ソ連外交官が語る
「ロシア-ユダヤ闘争史」の全貌」
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhb500.html
・ジャック・アタリはフランス系・ユダヤ人
・・・「国家は国家にカネを貸すものによって勃興し、債務によって滅んできた」と喝破。
 国家債務危機――ソブリン・クライシスに、いかに対処すべきか?
アマゾンの内容紹介「900兆円債務を抱えて、日本は10年後を展望できるのか? 〈過剰債務〉が、国家と世界の命運を決する――“欧州最高の知性”が、史上最大の公的債務に脅かされる先進諸国の今後10年を大胆に見通す! サルコジ大統領が、財政再建の“答え”を求めた書! ・ユーロは、崩壊から逃れられるのか? ・先進国の財政破綻は、起こりえるのか? ・史上6回目の“世界債務危機”は勃発するのか? ・日本は、900兆円債務を背負って、10年後を展望できるか? 現在、先進国の公的債務は史上最大に達し、10年後には、すべての先進国が財政破綻するという「最悪のシナリオ」すら試算されている。「世界金融危機」を予見し、世界がその発言に注目するジャック・アタリが、国家主権と公的債務の歴史を振り返りながら、今後10年の国家と世界の命運を決する債務問題の見通しを大胆に予測する。サルコジ大統領は、本書の理念を基に、仏の財政再建戦略の検討をはじめた」

・イギリスの地政学者ハルフォード・マッキンダーの格言
・・・東欧を支配するものが*ハートランドを制し、ハートランドを制するものがユーラシア大陸を制し、ユーラシア大陸を制するものが世界を制する」
 *ハートランドとはロシアとウクライナ
・日本は日露関係にには慎重・・・重要な点は「ロシアが世界を制するわけではない。世界を制するにはロシアを制する」という意味。
・ロシアの立場・・・歴史上世界制覇を目指す国家や勢力の侵略に晒されてきた。ロシア革命も(ユダヤ)国際金融勢力による乗っ取りである。
・・・ロシアは被侵略国
・・・日本に脅威を持たせたロシアの南下政策の意味は何だったのか?
・・・・この脅威を克服するために日清戦争が起き、朝鮮併合があった。また、日露戦争も起き、その戦費はユダヤ金融を利用した。
・・・・・ユダヤ金融は日本とロシアを戦わせた。日本は帝政ロシアに勝ったが、それはユダヤ金融勢力に有利になった。
・ソ連の共産主義勢力の実態は闇
・・・ソ連共産党によるロシア人の大虐殺には口をつぐむ
・・・ソ連にはドイツよりも早く強制収容所があり、強制労働させたことは触れない
・・・ソ連も大量無差別殺人はまだ裁かれていない
・・・ソ連共産主義の罪が明らかになればヒトラーのユダヤ人虐殺の罪が相対化される
・・・だから隠し通したい。
・アメリカは自由と民主主義を守るために太平洋戦争を戦ったのではない。
・・・ソ連共産主義政権を支援するためにナチス・ドイツや日本と戦った。
以上、馬渕氏の論点を簡略化してみました。馬渕氏の本はこれまで継続的に読んできましたので一読して分かりやすい記事でした。これまでの論考をよく整理されたものです。
 あたかも卵が内側からつつかれて孵化するように新しい世界秩序が生まれる。世界史を荒らしまわった国際金融勢力が衰退してゆく。
 
・・・思えばF・ルーズベルトは中国にアヘンを売りさばいて大儲けした一家でした。
・・・日本に留学していた蒋介石の面倒をみていた松井岩根は裏切られたわけです。
・・・ルーズベルトは最終的に毛沢東の共産党に政権を取らせるために日本と蒋介石を戦わせた。援蒋ルートはそのためだった。蒋介石は台湾に逃げて1949年に共産党政権が誕生。
・・・1946年11月3日に公布された日本国憲法は1947年5月3日に施行。1946年の東京裁判の結果の上に成立。
・・・日本が国家として尊厳を取り戻すには、1946年の東京裁判の無効化が必須と思われる。
・・・東京裁判はどうせ事後法であるから今でも取り消せばよい。

 真坂とは思うが、近々の内にドル暴落。ドルは新通貨アメロに交換するか。そして米国株の大暴落もありうる。
「米ドルの死と2つの仮想通貨~なぜ世界経済はリセットされようとしているのか?」
http://www.mag2.com/p/money/231520
・中国とロシアのこれらの声明は、ドルによる覇権が完全に終わったことを告げた
・米ドルで外貨準備を持つこと自体がリスク
・国際決済銀行(BIS)、国際通貨基金(IMF)、世界銀行による西側の“ロスチャイルド通貨システム”からの脱却を果たす
・・・国際金融は難しい。日本が抱えるドル米国債は紙くずになる可能性大。日本を除く世界はドルから逃げる流れである
・日本企業は外為でたびたび損失をかぶってきたが卓越した技術力と真摯な労働による付加価値があるものづくりで立ち直ってきた。(日本経済の強み。)これを信じる。

・・・20世紀はユダヤ人の国際金融勢力に振りまわれてきたんだ。

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