クラウドファンディング2019/06/07

 クラウドファンディング(英語: Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である[1][2]。ソーシャルファンディングとも呼ばれる[3]。
 日本ではミュージックセキュリティーズの音楽ファンド(2000年開始)が初のクラウドファンディングであると言われている[4]。日本語では lと r の区別ができないこともあり、「クラウドコンピューティング(cloud computing)」の「クラウド(cloud)」と混同して cloud fundingと表記されていることがよくあるが、誤りである。

 これまでの事例
https://readyfor.jp/projects/zerosatogaeri
クラウドファンディングの歴史
クラウドファンディングという言葉自体は比較的新しいですが、人々から資金を募り、何かを実現させるという手法自体は古くから存在していました。寺院や仏像などを造営・修復するため、庶民から寄付を求める「勧進」などがその例です。
インターネットの普及に伴い、2000年代に米国で先駆的なウェブサイトが続々と開設され市場が拡大してきました。代表的なサービスにIndiegogoやKickstarter等があり、特にアメリカやイギリスではクラウドファンディングは資金集めの方法として一般的なものになりつつあります。
日本では、2011年3月にReadyforが日本で初めてのクラウドファンディングサイトとしてサービスを開始し、現在まで複数のサービスが開設され、クラウドファンディングの認知も徐々に広まりつつあります。

https://www.huffingtonpost.jp/kanyonce/documentary_movie_b_15505462.html
ミッキーは言う。「日本人の本来持っている他者を想う気持ちに、日本と韓国が互いに抱く差別感情を取り除く可能性を強く感じている。「慰安婦問題」をあらゆる思想や信条を持った人々が額を寄せ合って見つめることができれば、互いに理解し合える日が来るはずだ。その機会を生み出すきっかけとしてドキュメンタリー映画を製作している」

これまで、私費で本ドキュメンタリー映画を製作してきたミッキーは、既に撮影を終えた50時間に及ぶインタビュー映像の編集や翻訳、著作権のかかる映像の使用料や映画祭への出品にかかる費用を賄うために、3月8日にクラウドファンディングを立ち上げた。著作権のかかる映像の使用料は、映像によっては、数十秒で数千ドルもかかるというのだから驚きだ。

当初ミッキーは、目標金額として必要最低限の20,000ドルを掲げていたが、目標額はたった5日で達成してしまった。それだけ「慰安婦問題」についての人々の関心が大きいのかもしれない。現在は、目標達成金額30,000ドルを目指して、4月7日までプロジェクトを継続中している。

ところで、ミッキーは物議を醸す社会問題に真っ向から立ち向かうことが、怖くないのだろうか?疑問をぶつけてみると、こう答えてくれた。

「いつかここにいなくなる時がくる。つまり、人はいつか必ず死ぬ。これまでの人生で生死について多く考える機会を与えられて来たから、今生きていることに感謝をしながら、行動を起こしていきたい」

ミッキーのドキュメンタリー映画『主戦場 ("Shusenjo: The Main battleground of Japans's History War")』は、国や思想、信条に関わらず、大学教授やジャーナリスト、活動家など、あらゆる人々へのインタビューを盛り込んでいる点に置いて、これまでの「慰安婦問題」を扱ったドキュメンタリー映画と一線を画す作品になりそうだ。

コメント

トラックバック