契約書の相談2011/03/19

 14:00~16:30まで契約書の相談に応ずる。
 以前は仕入先の倒産もたまにある程度だったが近年は続出する傾向がある。今回は有償支給材にからむ三社間の経理処理のズレが遠因となって本来は債務者であるはずが倒産と同時に債権者になってしまった問題がある。
 こうなったのも現在取り交わしている契約書が市販の条項そのままであり、盛り込まれている和議法などもう法改正で再生法に変わったものもある。つまり時代と取引の実態に適合していない面があった。
 この解決を探る目的で行政書士の予防法務的な発想で契約書などを見直すことの相談である。他にも常時興信所の情報収集で不渡りで銀行取引停止処分を受けた企業の把握、材料支給会社との協定も構想にいれた。
 手形の不渡りによる銀行取引停止処分から倒産にいたるまでのことは当事者の経営者は知っている。しかし外部には隠蔽して信用を傷つけないようにするものだ。だから契約書の条項に契約解除の条件に倒産したことを採り上げても秘密裏に倒産処理がなされれば債権保全は後手にまわる。
 元々品行の悪い取引先ではあった。そうではあるがきちんとタイミングよく経理処理をしていけば防止は可能である。何分有償材は相殺で目的物から回収しているのだから。有償材の引き受けを伝票上で故意に遅らせ、材料会社もそれに応じたら債務逃れ、相殺逃れになる。
 どうしてそんな姑息なことをするかといえば資金繰りが忙しいからだ。不正、詐欺の一歩手前のことであるがこれを管理していなかった会社にも責任はある。おかしな所作は何かの前兆と見抜く想像力が必要だ。
 今回の仕事はパッチの修正かな。

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