研修-国際業務初心者向き2011/02/25

 13:30から16:30まで愛知会で国際業務初心者向きのDVD視聴による研修に出席。受講生は2人のみ。
 テーマは日系人業務の基礎 入国から永住許可まで。講師は豊川市で活躍される小柳津えみさん。
 日系人は大変多いがなんと言ってもブラジル人が多いとのことでブラジル人のケーススタディで説明された。ピーク時は31万人居た日系ブラジル人も2008年のリーマンショック以降の経済の落ち込みで7万人が帰国したとのこと。日本経済の働き手としてそれでもまだ24万人が生活しているわけだ。
 講義は実際の申請用紙を図示しながら具体的に進められた。出生証明書の実物と翻訳、婚姻証明書の実物も資料として配布されて分かりやすい。在留資格変更許可申請、在留期間更新許可申請、永住許可申請とみっちり法律を適用しならがら逐条解説された。実務ともなれば入管実務六法も購入する必要があるだろう。
 ここでも強調されたのは偽造の証明書を使った不法入国の例だ。偽装結婚もあるから片棒を担がされないよう注意が必要と警告をされた。日本に来れば食べて行けると不法を承知で入国してくるのだ。
 1980年代ではベトナムの難民がボート(ボートピープル)で来たときこんな短歌を作った。当時はベトナム戦争が終わり、社会主義化する過程で政治難民が国外に脱出。”日本を桃源郷と見し難民ら命を懸けて海を越え来る”。これをきっかけに法律の名前も「出入国管理及び難民認定法」に変わった。
 これからこの法律の条文と長い付き合いになる。
 ブラジルの戸籍制度に比較すると日本の戸籍は大変よくできたものと思う。しかし国際結婚すると日本の戸籍へ外国人の名前を縦書きで表記するのも変だ。こんな実情も考えて改正されて横書きになったのか、と変に納得できた。