研修-申請取次行政書士2011/02/18

 10:30~16:30まで日本行政書士連合会主催の研修会に参加。有料だったが西は長崎県、大分県、東は群馬県などからも参加があった。隣席の人は兵庫県、その隣も長野県であった。東海だけでなく中部圏からも広く集まった。場所は丸の内の銀行協会なので事務所からは徒歩圏にある。
 10時30分から入管業務の申請取次の概要と諸手続きなどを学ぶ。予備知識はないに等しいので難しく感じるが法律の適用性、該当性、欠格要件の把握がしっかり求められる点が特徴。
 よく言われるのは窓口を通ったからといって審査がOKになるとは限らない点。ここが建設業許認可と違うところ。また本人確認が厳格なのも大量入国してくる外国人への不審もある。偽造旅券、偽装結婚、不法就労、不法滞在など煩雑な法の網の目をかいくぐる外国人やブローカーに手を焼いているのだろう。
 だからといって窓口で本人しかだめといっていてはスムーズな入管業務ができない。行政書士はしっかりした役割を果たすことが求められる。現在全国で6000人が申請取次行政書士を名乗れる。41000人の中の14.5%しかいないニッチな業務である。近年は弁護士も参入しているというから団体上層部の人たちもこの業務はしっかり守りたい意向が読める。