先ずは相談を!2016/12/22

 3月に知人の紹介で離婚相談を受けたが聞くと調停が必要な案件と判断。行政書士の権限を越えているので、本人了解のもとで知り合いの弁護士に託した。12月半ばになって成立したと報告を受けた。結構難しかった、と先生の弁。でも良かったじゃないか。当職も知人への顔が立つ。この件はどうなっているのか、と心配していたがこれも解決した。
 年末までに重要なことがみな片付いた。後は自分の顧問先の開拓があるがこれは心配と言うより神頼みである。今年はお千代保稲荷に加えて豊川稲荷さんもお参りしよう。

離婚相談2016/03/10

 午後、予約のあった来客を迎える。相談の内容は離婚の際の財産分与だった。夫婦関係の破局に至るまではお互いに気がつかないままにすれ違いの生活から来る。育児や家事など家庭のことは妻に任せた、夫の仕事は関与しないまま長い年月が過ぎる。単身赴任でコミュニケーションがとりにくくなると、妻は夫を会社人間といい、夫は妻が家事を投げた、と不信を抱く。そのうち夫は定年退職するのだが今更家族関係は復旧できない。結果、これまでの夫婦関係の清算に思いが至る。

 どちらがどれだけ悪いということではない。親はなくとも子は育つ、というものの、男の子の成長期には父としての自覚が絶対に必要である。ダメ親父でもいいから子と接触が必要だった。満たされない思いが母へのDVとなる。単身赴任の弊害である。

 単身赴任の歌人・浅野梨郷は家族を思って詠む

 さびしさはかたときならず相わかれともに生きむと相つとめつゝ(ひとつのともし火)

 独り身の生活に耐え切れず、会社を辞めて家族との生活に復帰。片や会社への帰属意識が強すぎて家族を犠牲にしてまで働く日本の会社員。

 聞いてゆくうちにお互いに冷静に協議離婚の話し合いなど無理、紛争になる恐れがあるかな、と判断。家裁の調停の手続きに進むことになると、当職では出来ないので、中途で知人の弁護士に電話した。依頼人を同行して弁護士事務所に行く。幸い、先客が終わったのですぐに相談に入れた。家裁では調停委員を務められたので、質問も具体的で実務に即して、核心的な問答が続く。
 最後は陳述書の書き方の話で締めくくる。依頼人も他で無料相談を聞いて勉強はしてこられたのだが、具体的な手続きには至らない。話し終わって、「問題解決に向かって具体的に動き出した」と感想を漏らす。良い先生に当ったのである。離婚は不幸なことだが、悩みを抱えたままでは生きてゆけない。糸口はつかんだので頑張って手続きを進めて欲しい。そう思う。

会計業務2016/03/09

 9:00~17:00まで執務。2冊の固定資産台帳の閉鎖の作業を終日行う。固定資産ソフトの画面と向き合いながら、資産台帳のページに日付印と転記済のスタンプを押す。手書きでコードも記載しておく。これで資産台帳と固定資産ソフトの関連付けができたことになる。
 市税事務所から、先週送付しておいた償却資産申告書を受け付けた旨、電話があった。
 次は固定資産ソフトの算出する減価償却費を月次で入力すること。このことで決算の数値がよりリアルになる。
 
 携帯電話が鳴る。先だって、知人の紹介で、女性からの離婚協議の相談の件だ。あちこち、相談先を探しているらしく、最初は別の人に相談するとのことだったが、改めて当職に相談したいとの希望である。日時等を打ち合わせる。

法務相談2011/09/12

 10:00から12:00まで予約していた相談者が訪問、相談を受ける。60歳代の女性である。夫は会社経営に専心、別会社の財務担当の経営者として、妻、母として多忙な女の人生を送ってきた。会社経営三昧の夫は独断で経営し、家庭を顧みず、つまらない。離婚を決意したもののその手続きは?というもの。夫との間に合意があり、協議離婚になれば書類作成に話を進めていけるがもったいない気がする。
 整理すると
①夫は新規事業への投資を繰り返し、損失が多いというがそもそも投資で簡単に儲かるものではない。ある程度のところで見切りをつけている。金力があれば儲かるまでやるのが投資。オレンジ共済とか、豊田商事、平成電電など騙されて投資しているわけではない。
②浮気など妻(相談者)に対して不実を働いたことはない。ましてDVの話もでなかった。
③経済的には裕福な生活だった。
④現在は取締役を退任して、パートの待遇で自社の事務をするが給料は30万円と非常識な金額で世間の実態を反映していない。せいぜい半分以下。そもそも仕事があるかどうか不明。
⑤義母から贈与された不動産には会社の銀行借り入れの抵当権が付いている。
⑥離婚の条件が整うには経済的に回復して、社業がうまくいき、借金を返済して抵当権を抹消してもらう。万一自社が倒産すれば取締役の責任を追及される可能性がある。
 聞き漏らしたが自社の金銭消費貸借契約書などに連帯保証人の判子をついていないかどうか。
 結局、現状で離婚に踏み切るには時期尚早ではないか。頭を冷やすようにアドバイスした。
 この相談者の場合、普通の主婦ではなく、経営者の側面があり、問題を複雑化する。自分の権利義務を清算し、すっきりすることが第一条件であろう。
 夫の新規事業が成功し、めでたい時に再び離婚の話を持ち出せるかどうか。本当に自分の意思だったのかどうか。中小企業は良い後継者を得られず、廃業、多くは自己破産が増えていることも示唆しておいた。