『WILL』8月号のことども!2012/06/30

 本誌でもブログでも今や、中国、韓国に関連する情報が飛び交っている。共に攻められっぱなしである。何でこうなったのか、何でこうも昔の戦争をほじくるのか、そのわけを知りたくて、毎日情報収集している。外交は未来志向じゃなかったのか。
 最近になって、はっきりしてきたことは、竹島にせよ、尖閣諸島にせよ、地下資源が豊富に埋蔵されていることが分かってきた。あんな小さな島になんで領有を声高に叫ぶのか、疑問が解けてきた。尖閣諸島は以前から報道もされていたが、今回、竹島に関して、韓国の事情が分かった。メタンハイドレードという地下資源だったのだ。
今日の「ねずさんのひとりごと」である。
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 尖閣諸島を東京都が購入する目的で募っている寄付金は12億円まで伸びてきたそうである。とてつもない金額である。さて、中国側はどのように出てくるんでしょうか。その答えも「ねずさん」は書いています。

 『WILL』8月号の特集は「中国に反撃せよ」となっています。もちろん、軍事攻撃ではなくて、言論の上です。日本は実戦には強かったが、情報戦には弱かったといわれる。外交に弱いのは情報収集力がないからとも言える。じっくり読みました。
 河村たかし氏は「南京」のことで藤岡信勝氏と対談形式で持論を展開されています。
 中西輝政氏は中国人スパイの論考です。中国に人脈を持ちたい日本のエリートの心を見透かすような人たらしのようです。毛沢東の言葉を引用した「水を飲む人は井戸を掘った人の恩を忘れない。日中関係への貢献に感謝します」、蒋介石の「怨みに報いるに徳をもってす」は『老子』の言葉といわれる。日本人の贖罪感を巧みに突いて近づき、利用されてしまいます。
 堤尭氏の「ある編集者のオデッセイ」は天皇と戦争の核心に迫るエッセイです。いつも読まされるのです。豊富な読書量と文春の編集者の経験が生かされて読み応えがあります。あの戦争が勃発した原因がおぼろげながら見えてきそうです。三ヶ根山に眠る元A級戦犯たちの声であります。頑張ってください。
 片山さつき氏の「不正受給を許せば国は滅びます!」は正論です。正直者がバカを見ない世の中にするように制度を見直してください。金美麗氏は日本人の矜持としてまとめておられます。7月には講師として来名されるので講演会に行き、拝聴したい。
 折りしも、6/28の中日新聞夕刊には「生活保護からの出口すごく狭い」、と大見出しで生活保護バッシングへの批判をしている。不正受給は生活保護費の0.4%以下と断じている。だから手を緩めよ、というのか。別の問題だと思う。
 砂澤陣氏の論考は嘆きたくなります。アイヌのことは若い頃から関心を持ってきました。在所には北海道の名付け親とされる松浦武四郎の実家があり、訪問したこともあります。冬の北海道には十勝岳登山のために、3回渡道しました。その度に、旭川のアイヌ記念館に行きました。行くたびに知識を深めています。昨年は初めて夏の北海道に行きました。冬に登れなかった十勝岳にようやく登頂できました。これもアイヌの地名に由来しています。
 そんなに差別がひどいんでしょうか。日本人でさえ、ハングリー精神で頑張っても、成功できない人が多いのです。非常に多くの人は食べて寝るだけで人生を終えるのではないですか。無知を幸いに、差別されている、とそそのかす運動家が裏で糸を引いているように思えてなりません。
 「アイヌ」とは人間という意味だそうです。アイヌ人自身が自覚し、克服して欲しいものです。仕事はだれでも辛いものがあります。その辛さまで日本人のせいにされてはたまりません。働けるうちは、可能な限り、社会に寄生しないで人生を生きて欲しいです。