民主党・徳永エリ参議院議員の質疑 ― 2013/04/25
宮崎正弘の国際ニュースに寄せられた「読者の声」から転載
読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
♪
(読者の声1)中国の漁業監視船の領海侵犯と閣僚の靖国参拝に関連して、24日の参議院予算委員会での民主党議員の質問が、あまりに韓国・中国よりの発言で呆れてしまいます。
テレビ中継はなかったようですが、平気で嘘をつく民主党議員の質問に対し、動画サイトやフェイスブックのおかげで、メディアの編集権という名の「報道しない自由」に風穴が開いたことが実感できます。
参議院による動画は48分間。冒頭の、中国船の領海侵犯が閣僚の靖国参拝のせいだ、とも取れる徳永エリ議員の質問に対する麻生副総理の発言が面白い。3分10秒あたり、昭和27年4月28日、日本が独立した日に、祖父に連れられ靖国参拝したという。
http://www.youtube.com/watch?v=82EKIzR9BGk&feature=player_embedded
安倍晋三のフェイスブックには秘書からの投稿。『本日行われた参議院予算委員会で、民主党の徳永エリ議員より「閣僚の靖国参拝について、日中、日韓関係が悪化した事に拉致被害者家族が落胆している」との発言がありました。(その後の古屋大臣、安倍総理からの「一体誰が落胆しているのですか?」との質問には一切お答えいただけませんでした)
こういう議員の発言が日本の外交力を弱める一因になっているのではないでしょうか。
非常に残念です。
放送が無かったため、YouTubeにアップされている動画を紹介させていただきます』
http://www.facebook.com/abeshinzo/posts/344405325682917
面白いのが安倍晋三(秘書)の発言。
『国民の皆様に民主党の実態を見て頂きたいと思います。シェア宜しくお願いします。もう民主党は社民党化してます。とゆうか北朝鮮労働党の友党だった社会党でしょうか。恐らく、テレビニュースでは報道しないであろう民主党の醜態をYOUTUBEでご覧ください』。
動画は7分弱。
http://youtu.be/0c_8D8ih5F4
中国・韓国はいわゆる「歴史認識」カードが無効になったことにまだ気づいていないのでしょうか。韓国の外交部長官の訪日中止にしても、韓国側は「閣僚の靖国参拝で日韓外相会談が中止になった」としているのに対し、菅官房長官は「具体的な日程は決まっていなかった。中止になったことも聞いていない」とまるで相手にしていません。
2月に韓国を訪問した麻生副総理、朴槿恵大統領との会談では「日の丸」なしの非礼でしたが、会談では「歴史認識」問題についてもずいぶん突っ込んでいるのですね。4月23日の韓国中央日報の記事に会談の詳細が報じられています。
「朴大統領の就任日に麻生副総理が詭弁、第一歩からこじれた韓日関係」
http://japanese.joins.com/article/789/170789.html?servcode=A00§code=A10
『日本政府の使節団代表として訪韓した麻生副総理は就任式当日午後3時から青瓦台(チョンワデ、大統領府)で25分間、朴大統領と会談した。複数の消息筋によると、当時の状況はこうだ。挨拶の言葉を交わした後、朴大統領が先にこう述べた。「韓日間の真の友好関係構築のために歴史を直視し、過去の傷がこれ以上悪化せず治癒するようお互い努力しよう」。
すると麻生副総理が突然、米国の南北戦争を取り上げた。
「米国を見てほしい。米国は南と北が分かれて激しく戦った。しかし南北戦争をめぐり北部の学校では相変わらず“市民戦争”と表現するところがある一方、南部では“北部の侵略”と教える。このように同じ国、民族でも歴史認識は一致しないものだ。異なる国の間ではなおさらそうだ。日韓関係も同じだ。それを前提に歴史認識を論じるべきではないだろうか」。
奴隷制廃止をめぐり繰り広げた内戦と植民地支配のための侵略行為を同一視する詭弁だった。その瞬間、朴大統領の表情は険しくなったという。朴大統領は「特に両国の指導者が慎重な言葉と行動を通じて信頼を構築することが重要だ」と短く応酬した。にもかかわらず、麻生副総理は朴大統領よりはるかに多くの時間を使って自身の挑発的発言を続けた。
政府当局者は「麻生副総理は就任祝賀使節ではなく、あたかも『日本の歴史観は韓国とは違うということを韓国が先に認めてこそ、対話も可能だ』と訓戒しに来たようだ」と伝えた。
朴大統領の怒りは4日後に表面化した。朴大統領は三一節(独立運動記念日)の演説で、「加害者と被害者という歴史的な立場は千年の歴史が流れても変わらない」と異例にも強いトーンで日本を非難した。麻生副総理との会談当時に同席していた尹炳世長官も「韓国の外交優先順位は米国、中国、日本・ロシア」(2月27日)とし、外交修辞では異例にも直接的な表現を使った。
外交消息筋は「就任式で欠礼を見せた麻生副総理がまた靖国参拝という“事故”を起こし、韓国外交部では忍耐の限界を超えたと判断したようだ」と述べた』。 麻生副総理、なかなかいい仕事ぶりです。この調子でゆすり・たかり・ストーカーの韓国と縁が切れるなら万々歳ですね。
(PB生、千葉)
(宮崎正弘のコメント)朴大統領の娘だから、と期待していたのですが、就任以来の言動に日々がっかりしてしまいますね。
以上
徳永エリ議員をググると、
北海道札幌市出身。藤女子中学校・高等学校卒業。法政大学法学部法律学科(通信教育課程)中退。みのもんたの付き人を経て全国放送の情報番組でレポーターを務めた。その後、北海道へ帰郷し、飲食店などを営みながら、テレビレポーターとして活動。
2009年には札幌市で2006年から開催されている国際映画祭、札幌国際短編映画祭 の市民サポーターとして、札幌国際短編映画祭サポーターズクラブ の設立に関わる。
息子が1人いる。
政治家として [編集]
2010年7月に行われた第22回参議院議員通常選挙に民主党から出馬し、当選を果たした。一部報道で小沢ガールズといわれているが、第22回参議院議員通常選挙の出馬は、民主党北海道の役員からたび重なる要請を受けたもの。連合後援会会長は竹村泰子。2012年9月民主党代表選挙では川上義博らと田中真紀子を民主党代表に擁立しようとするが頓挫した[1]。2013年3月、民主党北海道の代表代行に就任した。
憲法九条の改正に反対する。
選択的夫婦別姓制度導入に賛成。
日本における外国人参政権に賛成[2]。
2013年3月14日、参議院会館開催の「排外・人種侮蔑デモに抗議する国会集会」を呼びかけた。[3]
2013年4月24日、参議院予算委員会で「(麻生氏らの靖国神社参拝により)拉致被害者が落胆している」と発言したが、情報源の説明ができず、安倍総理から「捏造ではないか」と問われる場面があった。
以上
経歴を見ると爽やかなしゃべり方が特技となって議員に成られたように思います。政治的なバックには竹村泰子氏がいます。東北の岡崎トミ子議員もアナウンサー出身です。ユーチューブで知る限りですが、多くの人を前にして淀みなく自分の考えを述べるのは政治家の重要な要素です。しかしながら、中国や韓国の利益にたっての発言はおかしいです。
検索で竹村泰子氏を知ると
神戸市で出生し最終学歴は聖和女子短大中退。札幌市に転居後に市民運動家として平和・人権・環境・民族問題に取り組み、1983年北海道知事に就任して間もない横路孝弘から地盤を預かる形で旧北海道1区で無所属・日本社会党推薦で出馬し衆院初当選。1986年の総選挙では次点(旧北海道1区の地盤は伊東秀子が継承、小選挙区制導入後に横路が国政復帰)。
1989年北海道選挙区で参院初当選、1992年社会党シャドーキャビネット法相、1995年社会党現職として比例代表で再選。
1996年社民党を離党して旧民主党へ移籍。2001年民主党現職として比例代表で落選し引退。2003年上田文雄や2010年徳永エリの連合後援会会長を務めた。
以上
プロとして鍛えられた徳永議員の話法は素晴らしいが、なぜか誠意を感じない。巧言令色鮮(すくな)し仁という言葉をふと思う。意味は、言葉巧みで、人から好かれようと愛想を振りまく者には、誠実な人間が少なく、人として最も大事な徳である仁の心が欠けているものだということ。
読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)中国の漁業監視船の領海侵犯と閣僚の靖国参拝に関連して、24日の参議院予算委員会での民主党議員の質問が、あまりに韓国・中国よりの発言で呆れてしまいます。
テレビ中継はなかったようですが、平気で嘘をつく民主党議員の質問に対し、動画サイトやフェイスブックのおかげで、メディアの編集権という名の「報道しない自由」に風穴が開いたことが実感できます。
参議院による動画は48分間。冒頭の、中国船の領海侵犯が閣僚の靖国参拝のせいだ、とも取れる徳永エリ議員の質問に対する麻生副総理の発言が面白い。3分10秒あたり、昭和27年4月28日、日本が独立した日に、祖父に連れられ靖国参拝したという。
http://www.youtube.com/watch?v=82EKIzR9BGk&feature=player_embedded
安倍晋三のフェイスブックには秘書からの投稿。『本日行われた参議院予算委員会で、民主党の徳永エリ議員より「閣僚の靖国参拝について、日中、日韓関係が悪化した事に拉致被害者家族が落胆している」との発言がありました。(その後の古屋大臣、安倍総理からの「一体誰が落胆しているのですか?」との質問には一切お答えいただけませんでした)
こういう議員の発言が日本の外交力を弱める一因になっているのではないでしょうか。
非常に残念です。
放送が無かったため、YouTubeにアップされている動画を紹介させていただきます』
http://www.facebook.com/abeshinzo/posts/344405325682917
面白いのが安倍晋三(秘書)の発言。
『国民の皆様に民主党の実態を見て頂きたいと思います。シェア宜しくお願いします。もう民主党は社民党化してます。とゆうか北朝鮮労働党の友党だった社会党でしょうか。恐らく、テレビニュースでは報道しないであろう民主党の醜態をYOUTUBEでご覧ください』。
動画は7分弱。
http://youtu.be/0c_8D8ih5F4
中国・韓国はいわゆる「歴史認識」カードが無効になったことにまだ気づいていないのでしょうか。韓国の外交部長官の訪日中止にしても、韓国側は「閣僚の靖国参拝で日韓外相会談が中止になった」としているのに対し、菅官房長官は「具体的な日程は決まっていなかった。中止になったことも聞いていない」とまるで相手にしていません。
2月に韓国を訪問した麻生副総理、朴槿恵大統領との会談では「日の丸」なしの非礼でしたが、会談では「歴史認識」問題についてもずいぶん突っ込んでいるのですね。4月23日の韓国中央日報の記事に会談の詳細が報じられています。
「朴大統領の就任日に麻生副総理が詭弁、第一歩からこじれた韓日関係」
http://japanese.joins.com/article/789/170789.html?servcode=A00§code=A10
『日本政府の使節団代表として訪韓した麻生副総理は就任式当日午後3時から青瓦台(チョンワデ、大統領府)で25分間、朴大統領と会談した。複数の消息筋によると、当時の状況はこうだ。挨拶の言葉を交わした後、朴大統領が先にこう述べた。「韓日間の真の友好関係構築のために歴史を直視し、過去の傷がこれ以上悪化せず治癒するようお互い努力しよう」。
すると麻生副総理が突然、米国の南北戦争を取り上げた。
「米国を見てほしい。米国は南と北が分かれて激しく戦った。しかし南北戦争をめぐり北部の学校では相変わらず“市民戦争”と表現するところがある一方、南部では“北部の侵略”と教える。このように同じ国、民族でも歴史認識は一致しないものだ。異なる国の間ではなおさらそうだ。日韓関係も同じだ。それを前提に歴史認識を論じるべきではないだろうか」。
奴隷制廃止をめぐり繰り広げた内戦と植民地支配のための侵略行為を同一視する詭弁だった。その瞬間、朴大統領の表情は険しくなったという。朴大統領は「特に両国の指導者が慎重な言葉と行動を通じて信頼を構築することが重要だ」と短く応酬した。にもかかわらず、麻生副総理は朴大統領よりはるかに多くの時間を使って自身の挑発的発言を続けた。
政府当局者は「麻生副総理は就任祝賀使節ではなく、あたかも『日本の歴史観は韓国とは違うということを韓国が先に認めてこそ、対話も可能だ』と訓戒しに来たようだ」と伝えた。
朴大統領の怒りは4日後に表面化した。朴大統領は三一節(独立運動記念日)の演説で、「加害者と被害者という歴史的な立場は千年の歴史が流れても変わらない」と異例にも強いトーンで日本を非難した。麻生副総理との会談当時に同席していた尹炳世長官も「韓国の外交優先順位は米国、中国、日本・ロシア」(2月27日)とし、外交修辞では異例にも直接的な表現を使った。
外交消息筋は「就任式で欠礼を見せた麻生副総理がまた靖国参拝という“事故”を起こし、韓国外交部では忍耐の限界を超えたと判断したようだ」と述べた』。 麻生副総理、なかなかいい仕事ぶりです。この調子でゆすり・たかり・ストーカーの韓国と縁が切れるなら万々歳ですね。
(PB生、千葉)
(宮崎正弘のコメント)朴大統領の娘だから、と期待していたのですが、就任以来の言動に日々がっかりしてしまいますね。
以上
徳永エリ議員をググると、
北海道札幌市出身。藤女子中学校・高等学校卒業。法政大学法学部法律学科(通信教育課程)中退。みのもんたの付き人を経て全国放送の情報番組でレポーターを務めた。その後、北海道へ帰郷し、飲食店などを営みながら、テレビレポーターとして活動。
2009年には札幌市で2006年から開催されている国際映画祭、札幌国際短編映画祭 の市民サポーターとして、札幌国際短編映画祭サポーターズクラブ の設立に関わる。
息子が1人いる。
政治家として [編集]
2010年7月に行われた第22回参議院議員通常選挙に民主党から出馬し、当選を果たした。一部報道で小沢ガールズといわれているが、第22回参議院議員通常選挙の出馬は、民主党北海道の役員からたび重なる要請を受けたもの。連合後援会会長は竹村泰子。2012年9月民主党代表選挙では川上義博らと田中真紀子を民主党代表に擁立しようとするが頓挫した[1]。2013年3月、民主党北海道の代表代行に就任した。
憲法九条の改正に反対する。
選択的夫婦別姓制度導入に賛成。
日本における外国人参政権に賛成[2]。
2013年3月14日、参議院会館開催の「排外・人種侮蔑デモに抗議する国会集会」を呼びかけた。[3]
2013年4月24日、参議院予算委員会で「(麻生氏らの靖国神社参拝により)拉致被害者が落胆している」と発言したが、情報源の説明ができず、安倍総理から「捏造ではないか」と問われる場面があった。
以上
経歴を見ると爽やかなしゃべり方が特技となって議員に成られたように思います。政治的なバックには竹村泰子氏がいます。東北の岡崎トミ子議員もアナウンサー出身です。ユーチューブで知る限りですが、多くの人を前にして淀みなく自分の考えを述べるのは政治家の重要な要素です。しかしながら、中国や韓国の利益にたっての発言はおかしいです。
検索で竹村泰子氏を知ると
神戸市で出生し最終学歴は聖和女子短大中退。札幌市に転居後に市民運動家として平和・人権・環境・民族問題に取り組み、1983年北海道知事に就任して間もない横路孝弘から地盤を預かる形で旧北海道1区で無所属・日本社会党推薦で出馬し衆院初当選。1986年の総選挙では次点(旧北海道1区の地盤は伊東秀子が継承、小選挙区制導入後に横路が国政復帰)。
1989年北海道選挙区で参院初当選、1992年社会党シャドーキャビネット法相、1995年社会党現職として比例代表で再選。
1996年社民党を離党して旧民主党へ移籍。2001年民主党現職として比例代表で落選し引退。2003年上田文雄や2010年徳永エリの連合後援会会長を務めた。
以上
プロとして鍛えられた徳永議員の話法は素晴らしいが、なぜか誠意を感じない。巧言令色鮮(すくな)し仁という言葉をふと思う。意味は、言葉巧みで、人から好かれようと愛想を振りまく者には、誠実な人間が少なく、人として最も大事な徳である仁の心が欠けているものだということ。
成年被後見人の選挙権 ― 2013/04/25
WEB版読売新聞から転載
自民党は25日、選挙制度調査会などの合同会議を開き、成年後見人が付いた人は選挙権を失うと定めた公職選挙法11条の規定を削除し、成年後見人が付いた人も選挙権を認める方針を決めた。
今国会中に公選法改正案を提出する方向で検討を進める。
成年後見人が付いた人は全国で13万人以上とされる。成年後見人が付くと選挙権を失うとした公選法の規定を巡っては、東京地裁が先月14日、違憲・無効とする判決を出した。これに対し、政府は控訴。訴訟は継続中だ。
合同会議では「一律に選挙権が剥奪されている現状を改めるべきだ」とする意見が相次ぐ一方、「選挙の不正を除去する努力も同時に必要だ」という指摘もあった。
自民党の逢沢一郎・選挙制度調査会長は合同会議後、記者団に「(選挙権を認めない)公選法の規定を削除する方向で公明党と調整に入りたい」と述べた。その一方、「選挙権の付与とは別に、選挙に不正が起こらないような体制整備に努力したい」とも語り、文字を書けない人の代理投票や、重度身体障害者らの郵便投票などについて、第三者による不正投票が行われないよう防止策を検討していく考えを示した。公明党は夏の参院選までに法改正を行うべきだと主張しており、自公両党は今後、合同作業チームで改正に向けた詰めの調整を行う。
(2013年4月25日19時53分 読売新聞)
うーん!難しい課題ですねえ。基本的には選挙権は行使するものである。現公選法に対して「選挙権を失う」或いは「剥奪されている」「認めない」というのも見方、一方「選挙権を免除されている」という見方もできる。軽微な人の知的能力がどの程度か、まったく不明。誘導されて投票するようなことのないように防止策がいる。
自民党は25日、選挙制度調査会などの合同会議を開き、成年後見人が付いた人は選挙権を失うと定めた公職選挙法11条の規定を削除し、成年後見人が付いた人も選挙権を認める方針を決めた。
今国会中に公選法改正案を提出する方向で検討を進める。
成年後見人が付いた人は全国で13万人以上とされる。成年後見人が付くと選挙権を失うとした公選法の規定を巡っては、東京地裁が先月14日、違憲・無効とする判決を出した。これに対し、政府は控訴。訴訟は継続中だ。
合同会議では「一律に選挙権が剥奪されている現状を改めるべきだ」とする意見が相次ぐ一方、「選挙の不正を除去する努力も同時に必要だ」という指摘もあった。
自民党の逢沢一郎・選挙制度調査会長は合同会議後、記者団に「(選挙権を認めない)公選法の規定を削除する方向で公明党と調整に入りたい」と述べた。その一方、「選挙権の付与とは別に、選挙に不正が起こらないような体制整備に努力したい」とも語り、文字を書けない人の代理投票や、重度身体障害者らの郵便投票などについて、第三者による不正投票が行われないよう防止策を検討していく考えを示した。公明党は夏の参院選までに法改正を行うべきだと主張しており、自公両党は今後、合同作業チームで改正に向けた詰めの調整を行う。
(2013年4月25日19時53分 読売新聞)
うーん!難しい課題ですねえ。基本的には選挙権は行使するものである。現公選法に対して「選挙権を失う」或いは「剥奪されている」「認めない」というのも見方、一方「選挙権を免除されている」という見方もできる。軽微な人の知的能力がどの程度か、まったく不明。誘導されて投票するようなことのないように防止策がいる。