西山行政書士事務所

　デフォルトとは。
ソース：https://business-textbooks.com/default/

デフォルトの意味
「デフォルト」は、英語の「default」という単語を元とする外来語です。「default」の本来の意味は、「（義務などの）不履行」「怠慢」「欠場」「棄権」「債務不履行」などで、「怠る」というニュアンスを持つ言葉となっています。

一方、日本で使われる場合の「デフォルト」は、「標準」や「基準」を意味することが一般的です。その他に金融業界における「債務不履行」や、ソフトウェアなどの「初期設定値」の意味合いもあります。

　どんな文脈で使われたのか。
過去最大のデフォルト、倒産ラッシュ…。中国経済崩壊へのカウントダウン。（釈量子）【言論チャンネル】2020.1.09
https://www.youtube.com/watch?v=z9Fe4Zg8JB0

中国､国有企業が相次ぐデフォルト　財務状態に懸念広がる　2019.12.
https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2019/12/post-13579.php
「中国の内モンゴル自治区の国有企業が私募方式で発行した約10億元（約1億4210万ドル）の債券の一部が先週末、デフォルト（債務不履行）に陥った。中国地方政府では国有企業のデフォルトが相次いでおり、景気が減速する中で連鎖リスクが懸念されている。

フフホト市政府が所有するフフホト経済技術開発区の投資会社は9日、返済期限が6日に過ぎた債務の返済手続きを進めていると発表した。

格付け会社ムーディーズによると、中国の地方政府は2018年時点で7兆6000億元の財政赤字を抱えている。米中貿易戦争で痛んだ経済をてこ入れするために中央政府は減税と財政支出の拡大に取り組んでおり、財政負担はさらに高まる可能性がある。」

日経すらもデフォルトを警戒している。

新型肺炎ショック、中国デフォルト懸念再燃も
2020/1/28 11:56
人民元売りが進行する結果、ドル高となると、民間企業のドル建て債務も危うい。

新型肺炎問題は中国の膨張債務が臨界点に近づくリスクをはらんでいるのだ。
以上

　もともと砂上の楼閣だった中国経済だった。中国経済の限界は以前からささやかれていた。ここにきて、武漢肺炎の終息が見通せないままに経済が窒息する可能性が表面に出てきた気がする。
　幸福実現党の動画は今日現在で59万回のアクセスを得ている。多くの人に周知されてきたと思われる。
　中国から一斉に日本企業が引き上げるには日本の法人税を下げる、地方消費税を下げるなどが提案された。党首だけあっていうだけ番長と違う。現在でも消費税を上げて法人税を下げてきた。
　グローバル企業は海外との比較で海外進出するからである。つまり日本は法人税が高かった。だから海外へ出て行った。人件費ばかりではなかったのだ。また人件費もドルで比較するから日本は高いとの批判になる。
　1ドル　　360円　　　　　10万ドル　　36万円
　　　　　　　200円　　　　　　　　　　　　20万円
　　　　　　　100円　　　　　　　　　　　　10万円
・円高で日本の労働者は賃下げされてきた。上がりにくくなった。アメリカでのドルの儲けを円に換えると昔は200円、今は100円になったからだ。デフレの原因である。労働者に購買力がつかないのに円を刷っても広がらず、利息を下げても日本で投資されず、外国へ安く貸し出して、発展途上国へ再投資されて儲けは金融機関で回るだけであった。今も続くアベノミクスである。
・１ドル買うコストは下がった。原油、鉄鉱石などは安くなる。
・輸入品は安くなった。日本よりも外国旅行の方が安くなった。

　グローバル企業の里帰りをスムーズにするには、法人税下げ、国内賃金を上げて購買力を増やす、公務員を減らす、国会議員なども減らす。つまり公費の支出抑制になる。　
　消費税もゼロにすれば企業も楽になる。あれは付加価値税だからかなりきついのである。付加価値（利益）そのものを徴収する仕組みである。中小零細企業には重税感が強いわけだ。

※幸福実現党は中々に現実的な政党なんですね。
　西村慎吾氏のHPに
「ある日、天皇は高津の高殿から民のかまどを眺められた。しかし、かまどからは炊煙が昇っていなかった。民が疲弊して火を焚き炊事して食べる食糧がなかったのだ。そこで、天皇は、三年間、租税を免除した。
　三年後、天皇は再び高殿から民のかまどを眺められた。
　炊煙が上がっていた。天皇は喜び、我れ豊かになったと言われた。
　皇后が不思議に思って天皇に尋ねた。
「今の貴方は、破れた衣を着ておられ、雨や風が入る壊れた家に住んでおられる。それで、どうして豊かになったと喜ばれるのですか」
　天皇は、答えられた。「民が豊かになれば、即ち、私も豊かになるのだ」

　これが仁徳天皇の仁政の故事だ。
　この故事には、二つのことが語られている。
　一つは、減税をすれば、民は豊かになる。民が豊かになれば、国が豊かになる、ということ。
　これは、現代風に言えば、国民の可処分所得を増やすと、消費が増加し、経済が活性化して、ひいては国が豊かになる、という国民経済の法則が語られている。
　もう一つは、民と苦楽を共にするのが天皇だということ。つまり、国民と苦楽を共にするのが為政者の身の処し方でなければならないという政治哲学が語られているのだ。」

　まずは重税を見直して欲しいものです。