特攻隊員になった朝鮮人(光山文博の切なき歌声) 早坂 隆2015/07/13

 表題はPHP発行の「Voice]誌の総力特集「戦後70年、日本の十字路」の論考の一つである。
 今年1月1日に記事の知覧町に行って来たばかりで、目次を読んで、すぐに気付いた。私自身のその時の紀行(印象記)は以下のブログに記載した。
http://koyaban.asablo.jp/blog/2015/01/01/7533226

 知覧特攻平和会館で聞いた話では韓国からの見学者も団体で来られる程でかなり多いらしい。今の韓国と日本は、歴史認識において、ボタンの掛け違いで、歩み寄り合い、未来志向という考えがない。不幸という他ない。
 現行日本国憲法は平和主義を標榜するゆえに韓国からも中国からもなめられている。どれだけ挑発しても決して反撃される恐れがない国だからである。
 戦前はアメリカに挑発され、中国大陸におびき出され、南太平洋に戦線拡大を余儀なくされて、見事に術中にはまって敗戦となった。戦後70年で亡国の危機から立ち上がった日本国民である。
 集団的自衛権はアメリカのわな。憲法改正が正道である。あえて、条文化しないという考え方もある。9条はアメリカの打ち込んだ楔である。削除するべきだ。アメリカ自身もそこは「しまった」とおもっているはず。所詮、歴史の浅い国家アメリカの浅慮だった。アメリカこそは侵略と奴隷で建国した歴史がある。その後ろめたさが日本を貶めておきたい底意地の悪さにつながる。
 自分の城は自分で守るのは当たり前だ。味方の応援も当然だ。法制化するから見解の相違で議論ばかりが沸騰する。