ホームページリニューアルの打ち合わせ ― 2015/07/14
午後、制作会社から事務所へ来られて最終的なチエックをした。一部リンクの不具合、写真を机から事務所ビルの全景に差し替えることなど指摘した。
しかし、やや肥満体のわが姿の方こそリニューアルしたくなる。顔はいっそ出さない方が良いのか。齢相応でもあり、世間の皆様にはこの姿しかないお見せできないのでまいいか。
正月以来の宴会太りでふっくらしてしまった。この5月から登山回数も増え、暑くなって食欲も減退気味なので少し減った。履けなくなっていたズボンも履けて、ベルトの穴も2つくらいはスリム化した。只今、一日一食を時々実践して調整中である。8月は3週にわたり、北アルプスの3座をこなす予定であり、身体も締まるだろう。もっとスリムになったら撮影し直してもらおっと。
しかし、やや肥満体のわが姿の方こそリニューアルしたくなる。顔はいっそ出さない方が良いのか。齢相応でもあり、世間の皆様にはこの姿しかないお見せできないのでまいいか。
正月以来の宴会太りでふっくらしてしまった。この5月から登山回数も増え、暑くなって食欲も減退気味なので少し減った。履けなくなっていたズボンも履けて、ベルトの穴も2つくらいはスリム化した。只今、一日一食を時々実践して調整中である。8月は3週にわたり、北アルプスの3座をこなす予定であり、身体も締まるだろう。もっとスリムになったら撮影し直してもらおっと。
後見事務 ― 2015/07/14
午前は銀行で入院費相当額を引き出し、病院で支払う。同時に貸金庫から通帳、証書類を出す。丸の内に移動して帳簿記入を行う。そろそろコピーを開始しなくっちゃ。15日は入金日なので記帳後、後見事務のまとめに入る。
東芝の会計不正問題に思う ― 2015/07/14
東芝前社長が社内に「工夫しろ」メール ホリエモンが「リスクある」とコメント | ガジェット通信
朝日新聞が7月10日付け朝刊一面で、東芝の決算処理問題をめぐって同社前社長の佐々木則夫副会長が「工夫しろ」という社内メールを送っていたと報じた。ありがちな文面と思いきや、これが計画通りの利益を上げられない部署に対して送られたものだったため関心を集めている。
すでに「損失計上を意図的に先送り」といった見出しでこの件を報じている新聞各紙だが、「粉飾」という言葉を使わず「過去の決算で不適切な処理」という表現を崩さない。この点についてソーシャル経済ニュースメディアNewsPicksのユーザーたちは、
「確実に粉飾決算だろ」
「マスコミはスポンサーの事件に対しては『粉飾』という言葉を使ってはいけないという暗黙のルールでもあるのか?」
と冷ややかに反応している。
そんな中、「工夫しろ」とメールすることのリスクについて、ホリエモンこと堀江貴文氏がコメント。ユーザーの注目を一気に集めた。
「私もなんとかしろ的な発言で粉飾の指示を受けたと思ったと元部下に証言されたことが有罪の大きな決め手となりました。なので、今後これは営業努力を合法的にしろってことで粉飾しろとかいうことじゃないよっていうように心掛けてますよ。そこまでしないとリスクありますね」
堀江氏は2006年に証券取引法違反容疑で逮捕され、公判では「そのような犯罪も指示もしたことがなく、起訴されたことは非常に心外だ」と主張していたが、11年に実刑確定。それだけに「なんとかしろ的な発言」のリスクには敏感のようだ。
出典:東芝前社長が社内に「工夫しろ」メール ホリエモンが「リスクある」とコメント | ガジェット通信
以上
東芝のような一流企業では誰もが会社を信じきっているだろう。社員は安定的かつ高給与を当てに多額のローンを組んだりして、生活水準も高い。経済的に会社に依存しているから、上層部の命令が違法と分かっていても、生活の破綻を恐れて従うことになる。
これが不正会計の温床になる。
会社としてはなるだけ早く結婚させる。結婚した社員が能力はさておき、昇進昇格昇給などで優遇される。高い給与をもらうと退職できなくなって、忠誠を誓う。会社としては家族を人質にしたようなものだ。家を買うと途端に転勤辞令が下るのはそのせいだろう。いやいやながらでも、単身赴任でも任地に行かせられる。こうして飼いならされてしまう。
これに立ち向かうには経営者の無能を糾弾する機能がいるが実際にはそんなものはない。自分を引き上げてくれた上司を裏切るなんてできないから目をつぶって不正会計に加担して行く。
その結果、会社の業績は益々悪くなる。赤字の原因を大胆に改善しないからずるずる引きずる。それは誰かの責任の追及でもある。
現在の東芝は金融機関の支援がないと持続できないようだ。シャープもおかしいが、東芝はもっとおかしい。
頭の良い人たちが採用されて
高性能の電算機も利用し
経営分析もしっかりできているはずなのに
何でこんなことになったのか?
大企業に蔓延しがちな事なかれ主義ではないだろうか。
正確な数字の把握も大切だが判断力が第一である。
私の知人にも東芝のOBがいるが、声高に発言し、自己顕示欲はあり、会議をリードする能力は高い。大企業にいただけに確かに人を使うのはうまい。しかし、自分では限られたことしかできない。
中部電力の重役だった知人にこの話をすると中電ではそのような研修を昇格するたびに重ねて行くそうだ。限られた会議の時間で黙りこくっている役職者は要らないからだ。しかし、能力に裏付けられた発言力ならともかく、人を使うだけならうるさいだけである。
結局、今の上層部もそんな手合いが経営者になっただけであろう。業績不振の原因を探り、改善する能力はないが、ああしろ、こうしろと発言力だけは理路整然としている。
この反対の極地に石原慎太郎氏がいる。あの人の自民党時代の発言ももうるさいだけの文学の徒に思っていたが、一橋大学の学生時代に会計学を学び、複式簿記の仕組みは知っていた。都知事になって、都財政に複式簿記を採用し、黒字転換させた。とかく毀誉褒貶の多い人だがこの話を雑誌で読んでから見直したものである。
とにかく、東芝の新社長は会計の知識のある人でなければならない。ともすれば会計は恣意的になりやすい。逞しい想像力を備えた経営者が望まれる。原発を生産できる企業を中国など外資に買収されてはならない。しっかりしろ、東芝。
朝日新聞が7月10日付け朝刊一面で、東芝の決算処理問題をめぐって同社前社長の佐々木則夫副会長が「工夫しろ」という社内メールを送っていたと報じた。ありがちな文面と思いきや、これが計画通りの利益を上げられない部署に対して送られたものだったため関心を集めている。
すでに「損失計上を意図的に先送り」といった見出しでこの件を報じている新聞各紙だが、「粉飾」という言葉を使わず「過去の決算で不適切な処理」という表現を崩さない。この点についてソーシャル経済ニュースメディアNewsPicksのユーザーたちは、
「確実に粉飾決算だろ」
「マスコミはスポンサーの事件に対しては『粉飾』という言葉を使ってはいけないという暗黙のルールでもあるのか?」
と冷ややかに反応している。
そんな中、「工夫しろ」とメールすることのリスクについて、ホリエモンこと堀江貴文氏がコメント。ユーザーの注目を一気に集めた。
「私もなんとかしろ的な発言で粉飾の指示を受けたと思ったと元部下に証言されたことが有罪の大きな決め手となりました。なので、今後これは営業努力を合法的にしろってことで粉飾しろとかいうことじゃないよっていうように心掛けてますよ。そこまでしないとリスクありますね」
堀江氏は2006年に証券取引法違反容疑で逮捕され、公判では「そのような犯罪も指示もしたことがなく、起訴されたことは非常に心外だ」と主張していたが、11年に実刑確定。それだけに「なんとかしろ的な発言」のリスクには敏感のようだ。
出典:東芝前社長が社内に「工夫しろ」メール ホリエモンが「リスクある」とコメント | ガジェット通信
以上
東芝のような一流企業では誰もが会社を信じきっているだろう。社員は安定的かつ高給与を当てに多額のローンを組んだりして、生活水準も高い。経済的に会社に依存しているから、上層部の命令が違法と分かっていても、生活の破綻を恐れて従うことになる。
これが不正会計の温床になる。
会社としてはなるだけ早く結婚させる。結婚した社員が能力はさておき、昇進昇格昇給などで優遇される。高い給与をもらうと退職できなくなって、忠誠を誓う。会社としては家族を人質にしたようなものだ。家を買うと途端に転勤辞令が下るのはそのせいだろう。いやいやながらでも、単身赴任でも任地に行かせられる。こうして飼いならされてしまう。
これに立ち向かうには経営者の無能を糾弾する機能がいるが実際にはそんなものはない。自分を引き上げてくれた上司を裏切るなんてできないから目をつぶって不正会計に加担して行く。
その結果、会社の業績は益々悪くなる。赤字の原因を大胆に改善しないからずるずる引きずる。それは誰かの責任の追及でもある。
現在の東芝は金融機関の支援がないと持続できないようだ。シャープもおかしいが、東芝はもっとおかしい。
頭の良い人たちが採用されて
高性能の電算機も利用し
経営分析もしっかりできているはずなのに
何でこんなことになったのか?
大企業に蔓延しがちな事なかれ主義ではないだろうか。
正確な数字の把握も大切だが判断力が第一である。
私の知人にも東芝のOBがいるが、声高に発言し、自己顕示欲はあり、会議をリードする能力は高い。大企業にいただけに確かに人を使うのはうまい。しかし、自分では限られたことしかできない。
中部電力の重役だった知人にこの話をすると中電ではそのような研修を昇格するたびに重ねて行くそうだ。限られた会議の時間で黙りこくっている役職者は要らないからだ。しかし、能力に裏付けられた発言力ならともかく、人を使うだけならうるさいだけである。
結局、今の上層部もそんな手合いが経営者になっただけであろう。業績不振の原因を探り、改善する能力はないが、ああしろ、こうしろと発言力だけは理路整然としている。
この反対の極地に石原慎太郎氏がいる。あの人の自民党時代の発言ももうるさいだけの文学の徒に思っていたが、一橋大学の学生時代に会計学を学び、複式簿記の仕組みは知っていた。都知事になって、都財政に複式簿記を採用し、黒字転換させた。とかく毀誉褒貶の多い人だがこの話を雑誌で読んでから見直したものである。
とにかく、東芝の新社長は会計の知識のある人でなければならない。ともすれば会計は恣意的になりやすい。逞しい想像力を備えた経営者が望まれる。原発を生産できる企業を中国など外資に買収されてはならない。しっかりしろ、東芝。