会計業務2011/02/09

 9:00~15:00まで顧問先へ出張して会計業務を執務。溜まった郵便物の処理、雑用から入り、ボルテージを上げてゆく。おもむろに15日の支払いの段取りに入る。
 請求書の計算見直し、臨時の追加支払いも加算する。手形の作成、小切手の作成などこなす。15日に先行して起伝し入力する。

会計業務2011/02/10

 9:00~15:00まで顧問先で会計業務に執務。15日の支払い準備として手形の額面チエック、振込依頼書の記入、手形郵送分の手続き。昨日の入力にミスがあり、全面的にチエックしなおす。原始伝票に記載ミスがあり訂正後、再入力する。

e-Taxで電子申告をする2011/02/10

 数日前から事務所の決算業務に取り組み、決算書を作成した。22年度は年度途中の開業のため赤字決算で納税はなし。せっかくの5000円の税額控除は受けられなかった。電子申告のための費用3500円は回収できなかったが還付金が若干早まる恩典はあるようだ。
 日々入力をしているが消費税が分かりづらい。今日も顧問先で共同で仕事をする税理士の先生に相談を持ちかけたら日々の仕訳では課税処理するのではなく、税込みで仕訳することをアドバイスされた。なぜなら年商1000万円未満は免税業者という「特典」があるからだ。
 課税業者の申請を出しておいたから仕訳も当然課税で処理している。しかし、赤字であり、売上は1000万円未満、経費には仮払消費税、売上には仮受消費税のような厄介な科目が付いて回る。消費税に振り回されてしまいそうだ。
 会計ソフトの設定で経理規定の変更をクリックし、免税業者に変更するといちいち日々の仕訳を訂正しなくても一発で直った。消費税が経費に加算されて、赤字は若干増えた。固定資産の金額も増えた。
 このような煩雑な計算を簡単に処理してくれる会計ソフトはホントに便利だ。とりあえず個人事業主の決算業務の経験は済ませた。
 電子申告は方法の問題である。過去に国税庁の確定申告コーナーで処理していたから電子化するだけであった。来年は多額の納税に頭を悩ますほど売上、利益を計上したいもの。

タウン誌で事務所紹介-成年後見制度について2011/02/12

 2/12の中日新聞朝刊に折り込まれる広告に混じって月2回発行される「てんぱくタウンニュースは読者の注目度が高い。事務所の広告も月1回は出稿している。
 今回の特集はお一人さまの不安にこたえるというキャッチコピーとM記者のリード記事でFP、介護施設の人物紹介に加えて筆者の事務所も大きく紹介していただいた。テーマは成年後見制度を利用すること。認知症の高齢者が急増していることからますます利用促進がはかられるだろう。しかし、一般への認知度は低いし、受け皿も不十分である。
 折しも2/26から愛知県行政書士会で本格的な有料の研修(5日で30時間)が始まるので申し込んだ。2010年8月に日行連が立ち上げた「一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター」に加入することを条件に開講される。カリキュラムは詳細で書物による独学では及ばない気がする。民法、財産管理はともかくとして認知症への医学的な知識、社会福祉の知識など総合的な理解が必須。理解度を試すテストもあるので時間だけ出席だけでOKとはならない。
 先輩行政書士の先生方は
①開口一番、大変だよ
②お金にならないよ(窓口が家裁のため行政書士は無報酬でやる)。事務所の経営が安定してからでいい。
③社会貢献ですからと安易に飛び込むな
④ボランティア精神で取り組め
と温度差がある。昨年の研修でもそれはよく分かったがプロとして士業に対する社会(家庭裁判所を通じて)の要請がある。親族による財産侵害が甚だしいといわれる。(新聞にもよく出るようになった)
 また行政書士会とは別に損害賠償責任保険にも強制加入することからボランティアだからといって気軽に引き受けられるものではない。法定後見の場合、都合が悪いからといって辞められない。そして保険料、会費、研修費、情報収集費などの持ち出しも多い。
 結局は自分もお世話になるかも知れない。高齢社会では社会に厄介をかける可能性は大である。他人のお世話を焼いたまま死ねたら幸せな人生だった、という自足感を持つことだろう。

会計業務2011/02/14

 13:00~15:00まで顧問先に出張して執務。経営者に支払いの決裁をもらう。支払い代金郵送分の諸手続き、相殺用の領収書作成、支払い金額のチエックなど。20日までの仕訳伝票の先行入力処理を済ます。
 経営者と懸案の契約書の相談の日にちの打ち合わせあり。

会計業務2011/02/15

 9:00~17:00までフルタイムで顧問先に出張。社長の手形の押印に立会い、すぐに郵送分の処理をして郵便局に駆け込む。午後は支払先の集金に対応する。同時銀行員が来社して振込手続きを進めてもらう。午後4時1社を残して終了。今月20日までの仕訳とその後の先行仕訳処理の伝票を起伝する。

研修・株式会社の定款作成について2011/02/16

 14:00~16:00。講師は葵公証人役場で定款認証の実務の最前線で仕事をしておられる三宅俊一郎氏。
 レジュメにしたがって現場で遭遇する事例を交えながら説明された。内容的には実務の人なので学問的な話ほど突っ込むことはない。13ページほどのレジュメではそんなに幅広く展開もできないだろう。理解を深めるには新会社法がベースになっているので基礎的な知識も必要である。半知半解といったところ。
 定款といえばもう古い話になるがトヨタ自動車の石田退三が存命だった頃、外国籍の人間はトヨタの取締役になれない、とする旨の定款を変更してマスコミの話題になった。当時は商法の権威といわれた某氏を入社させてアメリカ資本からの乗っ取り防止に躍起となっていた時代であった。定款は会社の憲法(三宅氏)そのままのエピソードである。

会計業務2011/02/17

 9:00~12:00まで顧問先で締め切り前の詰めを行う。1月に仕入れた金型を固定資産台帳に記入する。これは今も手書きである。1月一杯はなぜか忙しかったので後回しにしてきた仕事である。会計ソフトに入力できるともっと楽になるのだが。仕入れ入力即転記でわざわざ記帳しなくてもいいし、減価償却も一括で処理が可能になる。
 午後4時からは懸案の取引基本契約書の相談に入る。チエックシートを見ながら現行の契約書と比較し、カスタマイズの説明をしたりするが6時で時間切れ。来週に持ち越す。

研修-申請取次行政書士2011/02/18

 10:30~16:30まで日本行政書士連合会主催の研修会に参加。有料だったが西は長崎県、大分県、東は群馬県などからも参加があった。隣席の人は兵庫県、その隣も長野県であった。東海だけでなく中部圏からも広く集まった。場所は丸の内の銀行協会なので事務所からは徒歩圏にある。
 10時30分から入管業務の申請取次の概要と諸手続きなどを学ぶ。予備知識はないに等しいので難しく感じるが法律の適用性、該当性、欠格要件の把握がしっかり求められる点が特徴。
 よく言われるのは窓口を通ったからといって審査がOKになるとは限らない点。ここが建設業許認可と違うところ。また本人確認が厳格なのも大量入国してくる外国人への不審もある。偽造旅券、偽装結婚、不法就労、不法滞在など煩雑な法の網の目をかいくぐる外国人やブローカーに手を焼いているのだろう。
 だからといって窓口で本人しかだめといっていてはスムーズな入管業務ができない。行政書士はしっかりした役割を果たすことが求められる。現在全国で6000人が申請取次行政書士を名乗れる。41000人の中の14.5%しかいないニッチな業務である。近年は弁護士も参入しているというから団体上層部の人たちもこの業務はしっかり守りたい意向が読める。

会計業務2011/02/21

 9:00~17:00まで顧問先で執務。帳簿締め切り後の雑多な書類の作成、記帳、入力などこなす。銀行へ普通通帳の記入に出向き、帳簿と照合の結果違いを発見し、追加で記帳する。
 午後からは買掛金の帳簿のチエックで毎月誤差が発生していると分かる。速報値と実際の誤差調整のための伝票漏れと分かり追加する。当座預金、現金勘定はばっちり合。他に預り金勘定、立替金勘定も誤差はなくこの業務もようやく軌道に乗ってきた観がある。
 退社間際に経営者の一人から電話。営業部門で組立業務の出入り業者の事故防止に関する書類のチエックの依頼だった。とりあえず保証書で対応したようだが実態は請負業務である。基本的な契約書に切り替える必要あり、と直感。杜撰な組み立てでの事故は債務不履行である。保証責任、瑕疵担保、損害賠償責任を明記した契約書を提案することにした。