OSのサポート期限は1年2013/04/10

WEB版読売新聞から
「Windows XPの寿命あと1年、どうすれば?

Windows XPを利用しているのですが、あと1年で使えなくなると聞きました。その理由を教えてください。

Windowsには、それぞれのバージョンにサポート期間が定められています。Windows XPは2014年4月8日が期限。サポート期限が来るまでに、新しいOSにアップグレードするか、パソコンを乗り換えるようにしましょう。

 2001年11月に発売されたWindows XPの日本語版(以下、XP)。長期間にわたって親しんだXPも、いよいよ使い納めです。なぜなら、セキュリティー上の問題に対処する更新プログラムの提供が、2014年4月8日をもって打ち切られるからです。サポート期間が過ぎると、セキュリティー用の更新プログラムが配布されなくなります。すなわち、新しい問題が見つかっても、何ら対策は講じられません。

 マイクロソフトのサポートなしに使い続けるのは、大変危険です。サポート期間の終了とともに、パソコンが突然動かなくなる……というわけではありませんが、事実上、XPは使えなくなると考えた方が無難です。あと1年を切ったXPのサポート期間。XPを安全に利用できなくなるまでに、利用者は何をすればよいのか。XP以外のサポート期間はどうなっているのか? 気になる点をいま一度確認しましょう。

XP以外のWindowsのサポート期限は?

 XPをはじめ、マイクロソフトが販売するWindowsやOfficeの各ソフトウエアには、サポート期間を意味する「製品サポートライフサイクル」が定められています。具体的には、どのような期間、ソフトウエアをサポートしてくれるのか?

 マイクロソフトが掲げる製品サポートライフサイクルの基本ポリシーには、「製品発売後、最低5年間のメインストリームサポートと、最低5年間の延長サポート (合計最低 10 年間) を提供します」と明記しています(図1)。基本ポリシーにある「メインストリームサポート」とは、サービスパック(SP)などの機能拡張を含むサポートを提供する期間のことをいいます(図2)。
一方、「延長サポート」とはセキュリティー更新プログラムの提供のみ。有償サポートは受けられますが、無償サポートや機能追加などのサービスは提供されません。XPは2009年4月14日にメインストリームサポートが終了。現在は、延長サポートの状況になっています。

 では、XP以外のサポート期限はどうなっているのか? Windows Vistaは、延長サポートに切り替わり、サポート終了は2017年4月11日の予定です。Windows 7は、まだメインストリームサポートの期間(2015年1月13日まで)。延長サポートの終了は2020年1月14日となります。最新のWindows 8も、メインストリームサポート期間内(2018年1月9日まで)。サポート期限は2023年1月10日となります(図3)。


XP搭載パソコンに最新の8は導入できる?

 サポート期間が終了したXP搭載パソコン。その後の使い道を検討してみましょう。いくつかの方法が考えられます。一つめは、XPからサポート中のWindowsにアップグレードすることです。例えば、Vistaが登場した当初、一部のパソコンにはXPへのダウングレードできるディスクが付属していました。このディスクを利用し、あえてXPを利用した方は、Vistaに戻せばパソコンの寿命が3年間延びます。

 XPからWindows 8に乗り換えることも可能です。ただし、古いXP搭載パソコンはシステム要件を満たせず、使えない場合も。マイクロソフトが用意しているアップグレードアシスタントを利用して、Windows 8が使えるか調べてみましょう(図4)。このアップグレードアシスタントを実行すると、パソコンのハードウエアからUSB接続している周辺機器、インストールしているソフトウエアがWindows 8で使えるか調べてくれます(図5)。

Windows 8で使えないとわかったら、インターネットに接続しないで利用するくらいしか、打つ手はありません。企業などでXP環境が必要な場合を除き、新しいパソコンに買い替えることをおすすめします。その際、問題となるのは不要となったXPパソコンの処分方法です。パソコンは「パソコンリサイクル法」により、販売したメーカーに対して回収が義務づけられています。このため、ユーザーが勝手に処分することはできません。処分するときは、購入したメーカーが設置している窓口に連絡してパソコンの回収を依頼します。2003年10月以降に発売されたパソコン(パソコンリサイクルマークがついたもの)なら無償で回収してくれます(図6)。

 なお回収前には、データ消去ソフトなどを利用して、ハードディスクドライブ内のデータを読み取り不可にすることも必要です。手間はかかりますが、廃棄するときも慎重に作業しましょう。(テクニカルライター/原 如宏/@raitanohara)
以上

 ウィンドウズXPは2001年に発売されたらしい。私は2004年と2010年版を利用中である。ワードは2003を利用中。もう12年も利用されているわけか。いまだにXPを、と思ったが全体では30%ものユーザーに愛用されている。使いやすいし、ワードも合わせているので、ウィンドウズ8に買い換えるとこれまでの資産を何とかしなければならず、面倒なことである。結局、インターネットに接続しないように利用するしかないようです。

会計業務2013/04/10

 葉桜に心休まる。いつの間にかハナミズキが咲いていた。ヤマボウシの仲間である。ヤマボウシは晩春の深山に咲く。季節の移ろいは早い。
 10:00~15:00まで顧問先にて執務。溜まった郵便物の整理から入る。ちょっと変わった出来事があった。仕入先が集金した手形を紛失したと連絡してきた。警察も検分に来て、盗難の届けにまでいったらしい。それが何かの手違いか、すぐに見つかったとのこと。それでも一通りの手続きの書類を書かされることになった次第。
 郵便物の中には固定資産税の納付書がどさっと束になっていた。来週には支払うことになるので一覧表を作成し、役員の決裁をもらった。午後遅くに銀行員が来社、一覧表を渡して振込みの手続きを依頼する。
 早目に終わった。出社後は泥で汚れたマイカーの洗車と給油をする。軽油は124円/㍑と1円安くなった。先週の信州では136円/㍑だったから、大消費地は安い。
 ついでに被後見人の通帳記入のために3行を回る。明日は病院で医師と面談の日で、医療費の支払もある。市税の管理人の住所変更の書類に捺印も予定。月末までには年4回の報告書の提出の催促が来ている。かれこれ10ヶ月経過したが、細々とした手続きがまだある。