東京都知事選は百戦錬磨の小池百合子氏が当選2016/07/31

 うーん、小池さんはやっぱり凄い人気の人。政界渡り鳥と言われる。それがマイナスというコメントもあったが1992年の初当選以来、24年間で8選を勝ち抜いてきた勝負強さがある。人気だけではすぐボロがでるがクールビズ、富士山清掃などメディアから常に離れない業績により顔を浸透させていったのだろう。
 今回も勝てる、と睨んでの出馬であった。今でこそ自民党であるが、過去に所属した政党もみな小さな政党であった。孤立を恐れない度胸のよさも併せ持つ。自民党は除名するらしいが少しも堪えない。それどころか自民の方に痛手が大きい。
 語学力も抜群らしい。英語だけでなくエジプトの言葉もできるらしい。東京五輪で様々な外国の賓客に応対するのにふさわしいと言える。

 一方で応援していた桜井誠氏はメディアに乗った3強に食い込むことは叶わず、4位の上杉隆氏に次ぐ5位となっている。開票率91%の段階で9万票超と振るわない。
 投票率は60%弱、1100万人の有権者のうち、440万人が無投票だった。演説で500万人が投票に行かないから都政が変わらない、是非行ってくれ、と盛んに訴えた投票を促すアジは通じなかった。

 インターネット系メディアのチャンネル桜も前回は田母神氏を推し、60万票を獲得させる原動力となったが、今回は小池氏の応援に回った。小池氏はメディアだけでなく、インターネットでもチューチューブで知名度の浸透をはかった。これは大きい。
 反面、桜井氏にはネガティブなチューチューブを公開してマイナスに作用した。水島社長は桜井氏が朝鮮人を一括りに批判することを批判している。それならスルーしておけば良いと思うが、わざわざ名前を挙げて批判する。
 推察するにチャンネル桜のスポンサーに在日韓国人の企業家が居るのだろう。外国勢力からカネをもらわない、とするが日本で事業に成功して資産を蓄えた在日韓国人なら許容していると思う。日本で静かに暮らして行きたい、つまり良い韓国人である。もしそうならば守らねばなるまい。つまり根底には利害の対立があるとしか考えられない。
 どちらも行動する保守を標榜するが、水島氏はスタッフに給料を払う経営者の立ち場である。多額の資金を毎月調達せねばならず、単なる政治運動家ではないのだ。同じ保守でありながら手を握れないのは残念である。良い韓国人でも悪事を働く同胞を批判できない。元々が不法入国同士なのだから。こう考えるとどちらに分があるか。やはり着々と特別永住者の付与と生保支給を廃止せねばなるまい。その法的整備は出来ている。