宗教法人法のこと2019/05/29

 山岳会の旧知の会員のつながり(知人の元部下が税理士を開業、知人の子息が士業)で、ある宗教法人様を紹介された。宗教法人様からは会社法の定款に該当する規則の変更の相談だった。
 1万を超える許認可の仕事のすべてに精通する行政書士は少ないだろうが、宗教法人法は意外に需要があり、専門と謳う同業者もある。とりあえずは依頼主様を訪問し要望を聞き、資料を預かって手続きの段取りを検討をすることとなった。
 基本的に法人にかかわる要件は、人、モノ、カネである。まずは宗教法人法の条文の逐条解説の書籍にあたる。経験者がいたら聞くし、窓口にも当たることになる。依頼主と当局の間に立ってスムーズに行政サービスが執り行われるように計らうのが狙いであるから的を得た仕事である。
 もう一件は事業年度終了届の書類作成も依頼があった。何だか急に忙しくなった。5月前半は連休のおかげで9座も登ってしまった。1日1山と仕事のような登り方をしてしまった。山は友人らと語らい、たまに行くから楽しい。そんなペースを取り戻すことになる。

宗教法人法の規則変更2019/05/31

 愛知会の図書コーナーによって宗教法人法の逐条解説や手続き関係の参考図書を探すが2冊しかない。法令出版の書店で宗教法人法の解説書2冊を買ったが、細目にわたる説明は皆無。
 やむなく県の窓口に直接問い合わせてコーチングを賜った。西庁舎7Fへ行くと、お坊さんと同業者らしい人がすでに面談中であった。奥へ通されて親切に教えてもらった。関係者の協議の記録、本山へのお伺いとその記録、県への認証の届など煩雑な手続きを懸命にメモする。
 今後は依頼主と県の窓口の間に立って、2回から3回は書類のやり取りをしながら進めることになろうか。
 事務所のEVが点検中(10時から16時)で徒歩で登らねばならず、4時の工事完了までは喫茶店で時間をつぶした。出ると小雨だ。いよいよ走り梅雨か。