ロッテ創業者が死去!辛格浩=重光武雄2020/01/20

NHKの報道
「ロッテ創業者 重光武雄氏が死去
2020年1月19日 19時29分

大手菓子メーカーの「ロッテ」を創業した「ロッテホールディングス」の重光武雄名誉会長が19日、韓国・ソウルの病院で亡くなりました。韓国のロッテグループによりますと、98歳でした。

重光氏は、戦後まもない昭和22年にチューインガムの製造を始めて、翌23年に東京でロッテを創業しました。

ロッテは日本では菓子メーカー以外にもプロ野球「千葉ロッテマリーンズ」の球団を経営しているほか、重光氏のルーツである韓国では、昭和40年代以降に事業に乗り出し、ホテルをはじめ、テーマパークやデパート、それに化学などの事業を多角的に展開し、グループは韓国有数の財閥となっています。」

朝日新聞は
「ロッテの創業者・重光武雄名誉会長が死去 98歳
神谷毅=ソウル、大宮司聡

2020年1月19日 19時03分
 日本の大手菓子メーカー・ロッテと、韓国の大手財閥ロッテグループの創業者で、日韓でグループの名誉会長を務める辛格浩(シンギョクホ)(日本名・重光武雄〈しげみつ・たけお〉)さんが19日、老衰のためソウル市内の病院で死去した。98歳だった。葬儀は22日まで、韓国ロッテのグループ葬として行われる。韓国ロッテが明らかにした。

 1940年代前半、日本統治下にあった朝鮮半島から日本に渡り、アルバイトをしながら当時の早稲田高等工学校で学んだ。戦時中に機械用の油をつくる工場を建てたが、米軍の爆撃で全焼。戦後、占領軍の米兵がもたらしたチューインガムの人気をみて48年、ロッテを設立。社長や会長として大手菓子メーカーに育てた。71年には球団経営に乗り出し、千葉ロッテマリーンズのオーナーも務めた。

 65年に日韓が国交を正常化し、投資に道が開かれたことを受け、67年に韓国でロッテ製菓を設立。韓国の経済成長に合わせるようにホテルや百貨店、石油化学、テーマパークなどに事業を広げていき、財閥5位となるグループに成長させた。」

産経新聞は
「【ソウル=桜井紀雄】日本と韓国を股にかけて幅広く事業を展開するロッテグループを創業したロッテホールディングス(HD)名誉会長の重光武雄=本名・辛格浩(シン・ギョクホ)=氏が19日午後、ソウル市内の病院で死去した。」
以上
・・・・ロッテの創業者の重光武雄氏の死去の主要各メディアの報道ぶりを比較してみた。読売新聞等の日本の新聞各社はソウル発として辛格浩の本名も併記したが、NHKは本局のある渋谷のビル内に韓国の放送局を同居させているほど親密にもかかわらず、日本名=通名のみで報じた。
 どの記事も重光武雄氏が一代で財を築いた功績をたたえた。そして日韓にまたがる実業家としての功績も惜しみない賛辞をおくる。であれば韓国の本名も報じたら良いと思うし報じるべきだ。もはや知らない日本人はいないと思うが、韓国人と知られると都合の悪いことでもあるのだろうか。

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