事例:姉の成年後見人から後見前に使用したお金を請求された ― 2012/12/06
Gアラートにヒットした「msn相談室」テーマから転載。
質問
「姉の成年後見人から成年後見人申請前に使われたお金の全額返金を請求されています。
姉が原告、私は被告の立場で裁判を起こされています。姉は私を頼りに帰郷して来たのに、他の兄弟が姉の財産欲しさに、私が金目当てで姉を預かり、介護して来たかのように後見人を申請しています。
帰郷して初めに検査の為に入院した時の入院記録を入手してその中に書かれている私に対する誹謗中傷の部分を取り上げ、こんなに酷い事をしているかのように主張しています。
病院のカルテや入院記録(日記の様な)を裁判の証拠として提出すること。書かれている内容が誹謗中傷になっている場合。証拠として却下させる事が出来るものでしょうか。」
回答1
「 誹謗中傷ですか・・・。
「私のお金を勝手に使った」とか「暴力を振るった」などでしょうか。
どちらにしても、成年後見人がついていらっしゃるとの事ですから、認知症などを発病されているのだと思います。
認知症の症状として被害妄想というものがありますから、証拠採用されたとしても、事実が否定できれば問題がないように思います。
返って、事実無根であれば、なぜ証拠却下させるのか返って本当は・・と勘ぐってしまいます。
正直言って、お姉さまの財産が目当てが理由としても、貴方がきちんと介護されてきたのであれば、そのことを主張するべきです。
後見前に使用したお金も、お姉さまの介護に掛かる費用であれば、裁判でも返還命令は出ないでしょう。
問題なのは、例えば貴方の生活費に利用したとか、ギャンブルに使ってしまったとか、お姉さまの介護に関係しない部分での使用だと思います。
お姉さまの貯金などから引き出された金額と介護に掛かった費用を相殺して差額を支払えば良いだけのことに思います。
病院の入院手続きをしたなどの場合は、日当を請求すれば良いと思います。
病院のカルテに誹謗中傷などが細かく書かれているのであれば、貴方の面会記録なども残っているのではありませんか?
貴方がどれだけお姉さまの為に努力されたかわかるのではないでしょうか。
個人的には、後見人がついたことで、詐欺などに会う心配も無くなり、お金が無くて~~と頼られる心配も無くなって良かったと思いますけれど。」
回答2
「"姉の成年後見人から成年後見人申請前に使われたお金の全額返金を請求されています"
↑
そのお金ですが、そういう事実はあったのですか?
あったとすれば、それは貸借でしょうか、それとももらったのですか。
貸借だとか、勝手に使い込んだ、というのであればそれを返却する必要があります。
”書かれている内容が誹謗中傷になっている場合。証拠として却下させる事が出来るものでしょうか”
↑
その記録などが、事件と関連性があれば証拠能力が認められますので、却下することはできません。
関連性があるかどうかは裁判所が判断します。
その後、その証拠が信用できるものかどうかを法廷で争うことになります。
良く解らないことがあります。
その使われたと称するお金と、病院のカルテなどの資料とはどういった関連性があるのでしょうか。
入院記録に、質問者さんの誹謗中傷が記録されているというのはどういうことなのでしょう。そんなことを、病院が記録するものですか。」
回答3
「>証拠として却下させる事が出来るものでしょうか。
証拠として採用するかどうかは裁判官が決めることです。
あなたができること(やるべきこと)は、その証拠が事実ではないということを主張することです。
内容からすると
証拠 → 事実
と事実の裏付け資料と思われます。
証拠 = 事実
ではありませんよね。
誹謗中傷であれば、「事実無根」であることを裏付ける主張をすればいいのです。」
以上
質問を一読して絶句してしまいました。骨肉の争いとはこのことか。
成年後見人が姉の立場で、申請前に消費した姉のおカネを請求して来るとは?そして誹謗中傷とは?
姉は質問者を頼って帰郷された。それに応えて認知症の姉を介護された。介護のためには様々な出費を伴う。純粋に介護費用、入院費、交通費、衣服代などは正当な出費です。
裁判を起こされるくらいですからよほど大金を使い込んでいるのか、と想像してしまいます。それを心配するだけの現象が見られた。例えば質問者さんが、高級車を購入したり、家電品を買い換えたり、服装が華美になったりした。それが、姉のカネで購入したのではないか、と他の兄弟が心配された。
他の兄弟が、弁護士などに法律相談し、成年後見人を申請した。認められたわけですから姉は認知症を罹病されているのでしょう。質問者さんにこれ以上使い込まれては姉の財産が目減りする。その対応策として成年後見人を申請した。
質問者は姉から預った通帳、証書、印鑑などを成年後見人に渡した。成年後見人はそれらをチエックして、財産調査する。通帳に不明瞭な出金があった。介護の費用とは考えられないと思われた。そして、姉の財産保護のために訴訟に及んだ。
親族の介護は原則無償とされています。姉の財産の一部を自分の生活費として使えば財産侵奪となります。もし質問者が使い込んでおれば返還する必要があります。(回答2と同じです)
但し、生計を一つにする場合、例えば同居する、食事を作ってやる、とかの行為があれば、当然、相応の生活費の負担はしてもらうことになります。
質問者さんの生活費として消費した分は返還すればすっきりします。財産管理は成年後見人に一任されているので今後は介護に専念できることになります。
カルテに書かれた誹謗中傷ということが今一不明です。カルテは医師が書くものですが・・・。
裁判については「法テラス」での相談を勧めたい。法に無知なために、今回のような事件になってしまったわけだから、この際に権利義務をはっきりしておくことだ。
http://www.houterasu.or.jp/index.html
質問
「姉の成年後見人から成年後見人申請前に使われたお金の全額返金を請求されています。
姉が原告、私は被告の立場で裁判を起こされています。姉は私を頼りに帰郷して来たのに、他の兄弟が姉の財産欲しさに、私が金目当てで姉を預かり、介護して来たかのように後見人を申請しています。
帰郷して初めに検査の為に入院した時の入院記録を入手してその中に書かれている私に対する誹謗中傷の部分を取り上げ、こんなに酷い事をしているかのように主張しています。
病院のカルテや入院記録(日記の様な)を裁判の証拠として提出すること。書かれている内容が誹謗中傷になっている場合。証拠として却下させる事が出来るものでしょうか。」
回答1
「 誹謗中傷ですか・・・。
「私のお金を勝手に使った」とか「暴力を振るった」などでしょうか。
どちらにしても、成年後見人がついていらっしゃるとの事ですから、認知症などを発病されているのだと思います。
認知症の症状として被害妄想というものがありますから、証拠採用されたとしても、事実が否定できれば問題がないように思います。
返って、事実無根であれば、なぜ証拠却下させるのか返って本当は・・と勘ぐってしまいます。
正直言って、お姉さまの財産が目当てが理由としても、貴方がきちんと介護されてきたのであれば、そのことを主張するべきです。
後見前に使用したお金も、お姉さまの介護に掛かる費用であれば、裁判でも返還命令は出ないでしょう。
問題なのは、例えば貴方の生活費に利用したとか、ギャンブルに使ってしまったとか、お姉さまの介護に関係しない部分での使用だと思います。
お姉さまの貯金などから引き出された金額と介護に掛かった費用を相殺して差額を支払えば良いだけのことに思います。
病院の入院手続きをしたなどの場合は、日当を請求すれば良いと思います。
病院のカルテに誹謗中傷などが細かく書かれているのであれば、貴方の面会記録なども残っているのではありませんか?
貴方がどれだけお姉さまの為に努力されたかわかるのではないでしょうか。
個人的には、後見人がついたことで、詐欺などに会う心配も無くなり、お金が無くて~~と頼られる心配も無くなって良かったと思いますけれど。」
回答2
「"姉の成年後見人から成年後見人申請前に使われたお金の全額返金を請求されています"
↑
そのお金ですが、そういう事実はあったのですか?
あったとすれば、それは貸借でしょうか、それとももらったのですか。
貸借だとか、勝手に使い込んだ、というのであればそれを返却する必要があります。
”書かれている内容が誹謗中傷になっている場合。証拠として却下させる事が出来るものでしょうか”
↑
その記録などが、事件と関連性があれば証拠能力が認められますので、却下することはできません。
関連性があるかどうかは裁判所が判断します。
その後、その証拠が信用できるものかどうかを法廷で争うことになります。
良く解らないことがあります。
その使われたと称するお金と、病院のカルテなどの資料とはどういった関連性があるのでしょうか。
入院記録に、質問者さんの誹謗中傷が記録されているというのはどういうことなのでしょう。そんなことを、病院が記録するものですか。」
回答3
「>証拠として却下させる事が出来るものでしょうか。
証拠として採用するかどうかは裁判官が決めることです。
あなたができること(やるべきこと)は、その証拠が事実ではないということを主張することです。
内容からすると
証拠 → 事実
と事実の裏付け資料と思われます。
証拠 = 事実
ではありませんよね。
誹謗中傷であれば、「事実無根」であることを裏付ける主張をすればいいのです。」
以上
質問を一読して絶句してしまいました。骨肉の争いとはこのことか。
成年後見人が姉の立場で、申請前に消費した姉のおカネを請求して来るとは?そして誹謗中傷とは?
姉は質問者を頼って帰郷された。それに応えて認知症の姉を介護された。介護のためには様々な出費を伴う。純粋に介護費用、入院費、交通費、衣服代などは正当な出費です。
裁判を起こされるくらいですからよほど大金を使い込んでいるのか、と想像してしまいます。それを心配するだけの現象が見られた。例えば質問者さんが、高級車を購入したり、家電品を買い換えたり、服装が華美になったりした。それが、姉のカネで購入したのではないか、と他の兄弟が心配された。
他の兄弟が、弁護士などに法律相談し、成年後見人を申請した。認められたわけですから姉は認知症を罹病されているのでしょう。質問者さんにこれ以上使い込まれては姉の財産が目減りする。その対応策として成年後見人を申請した。
質問者は姉から預った通帳、証書、印鑑などを成年後見人に渡した。成年後見人はそれらをチエックして、財産調査する。通帳に不明瞭な出金があった。介護の費用とは考えられないと思われた。そして、姉の財産保護のために訴訟に及んだ。
親族の介護は原則無償とされています。姉の財産の一部を自分の生活費として使えば財産侵奪となります。もし質問者が使い込んでおれば返還する必要があります。(回答2と同じです)
但し、生計を一つにする場合、例えば同居する、食事を作ってやる、とかの行為があれば、当然、相応の生活費の負担はしてもらうことになります。
質問者さんの生活費として消費した分は返還すればすっきりします。財産管理は成年後見人に一任されているので今後は介護に専念できることになります。
カルテに書かれた誹謗中傷ということが今一不明です。カルテは医師が書くものですが・・・。
裁判については「法テラス」での相談を勧めたい。法に無知なために、今回のような事件になってしまったわけだから、この際に権利義務をはっきりしておくことだ。
http://www.houterasu.or.jp/index.html
会計業務 ― 2012/12/06
かなり厳しい寒さである。今朝も徒歩で出社した。風も強く、ポケットに手を入れないと冷たい。年末寒波には少し早いが、先制パンチか。
9:00~16:00まで顧問先にて執務。昨日の継続で、小切手、手形の金額照合を行う。割印を押してゆくが、1社飛ばしがあったので追加。相殺用の領収書作成、封筒を準備してひとまず終わった。支払いに関する仕訳をし、会計ソフトに入力した。手形のみプレビューで合計金額をチエックすると650円合わず、調べて見ると郵送料の入力ミスがあったので訂正。他の勘定科目の残高もチエックした。最後に現金を金種別に揃えてチエックしたが、これは一発で合った。今回は消費税の中間申告があるので、仕訳後、付表の中間申告額にも入力しておく。一段落したので1時間早く切り上げて退社。
退社後、ディーラーでバッテリーチャージ後のクルマを受取る。規格が一回り小さいのが付いているという。その後、給油し、文具店に寄って、事務所の年賀状の印刷も注文しておいた。
9:00~16:00まで顧問先にて執務。昨日の継続で、小切手、手形の金額照合を行う。割印を押してゆくが、1社飛ばしがあったので追加。相殺用の領収書作成、封筒を準備してひとまず終わった。支払いに関する仕訳をし、会計ソフトに入力した。手形のみプレビューで合計金額をチエックすると650円合わず、調べて見ると郵送料の入力ミスがあったので訂正。他の勘定科目の残高もチエックした。最後に現金を金種別に揃えてチエックしたが、これは一発で合った。今回は消費税の中間申告があるので、仕訳後、付表の中間申告額にも入力しておく。一段落したので1時間早く切り上げて退社。
退社後、ディーラーでバッテリーチャージ後のクルマを受取る。規格が一回り小さいのが付いているという。その後、給油し、文具店に寄って、事務所の年賀状の印刷も注文しておいた。