会計業務2012/05/15

9:00~17:00まで顧問先にて執務。午前中は手形押印、手形郵送手続き、午後は集金対応、銀行対応に終始する。特別問題なく終了。長い連休前に段取りをしておいたので良かった。一ヶ月間の事務はこの日のためにあるようなもの。
 ミスはその日の内に判明させ、修正し、後行程に流さない。日々、これの繰り返しだ。何も無くて当たり前が仕事。定型業務には高い評価はないが、つまづくとドミノだおしであちこちに影響するから厄介だ。

中日新聞が意見広告掲載を拒否2012/05/16

 WiLL6月号の69ページに「南京の真実国民運動」という団体が、”河村発言を支持し、自由な議論で「南京」の真実究明を!”と呼びかけている。一般国民の読者に金額は任意としながらも、10000円以上の寄付金を募っている。団体の趣旨は
 「内外から激しいバッシングを受けた河村名古屋市長の「南京」発言。正論を述べた政治家を潰さないために、そして「南京」の真実究明の世論を喚起するために、「南京」の真実国民運動(代表 渡部昇一)は、新聞に一連の意見広告を掲載するキャンペーンを企画しました。呼びかけ人は、以下の8人です。」
安倍晋三、石原慎太郎、上田清司、櫻井よし子、すぎやまこういち、原口一博、平沼赳夫、渡部昇一。
 掲載費用がまとまるごとに、第二弾、第三弾の意見広告を打つとか。
 
 全国紙にあなたのお名前を掲載し、一国民としての意思を表明しましょう。

 以上のように呼びかけている。その第一弾が河村市長のお膝もとの中日新聞への掲載だったわけである。
 今日の中日新聞、朝日新聞でもこの掲載拒否問題を社会面に掲載している。朝日は署名入りで掲載、河村市長のコメントも掲載した。
 5/15には掲載を求める仮処分を東京地裁に申請した。団体としては最初の段階で躓いた格好である。しかし、こうしてマスコミの報道によって、団体が存在する情報が拡散して行けば、中日新聞には不利だ。中日新聞は言論機関であり、新聞は社会の公器という建前が崩れる。きわめて地域ボス的な、私的な新聞社に成り下がれば、多くの読者の信頼を失うだろう。それはとても残念なことだと思う。

事業承継2012/05/18

 実弟を介して、知人から遺言書の相談をうけながらその後の話がないので聴いてみる。一応の自筆遺言、公正証書遺言など種類などは返答してある。その人は高齢であり、持病がある、有限会社で建設業を経営、長男は独立し別居、次男が生計を一つにして継承している、という。自分の死後の心配を遺言書に託したい思いであろうか。単純な継承ではないので名商へ行って、とりあえず中小企業庁のパンフをもらい、渡すように言った。遠方なので、まず打ち合わせの時間を作って、要望に応じてゆきたい。現状把握が第一である。

愛知県行政書士会中央支部総会2012/05/19

名古屋駅前 キャッスルプラザナゴヤ 総会17:00~18:00 懇親会18:00~19:30
 来賓挨拶では山田会長から先だって、①名古屋入管で起きた行政書士の不祥事についてふれられた。コンプライアンスの観点からも懲戒処分はやむをえないとの見解。事情通では以前から不満を諌められていたようだ。事に及んでは庇えない。②2/22の行政書士の日に中日新聞に掲載した一斉広告は反響が大きく、大変効果があったという。相談件数で1.5倍、常設の相談申込み件数は従来の3倍に大幅に増えた。③研修に力を入れること④会費値上げについては、業績が芳しくない状況では、到底容認できない姿勢など。
 その後、規約に則り、議長、副議長の選任など進行した。議案はすべて原案通り承認された。懇親会では、市会、県会、国会議員ら(秘書が大半)の挨拶が続いた。参議院議員の安井美紗子氏、市議会議員の中田ちづ子氏のあいさつ、遅駆けに大塚耕平衆議院議員が来場し、一席ぶたれた。民主党であり、日銀出身であり、注目されているが苦戦の様子。秘書に自民か旧社会党か聞いたら、統合後の入党なのでどちらでもないようだ。
 広告の話は傾聴に値する。行政書士はその仕事の内容があまり知られていない。弁護士、税理士、司法書士、他は名称が仕事を表現しているから分かり易い。そんな意味で、愛知会だけの単独広告も効果があるように思う。USBメモリていどの大きさで30000円は高すぎる。そう思ったが申し込んでみた。あれを見ての仕事の依頼はないので現時点では効果はなかったことになる。個人でも広告は出しているが全体はもっと大切だろう。歓談の後、中締めでお開きとなった。

会計業務2012/05/21

 どんよりした空である。若干は蒸すが、気温が低いのでまだ過ごしやすい。そろそろ5月も下旬入りとなった。緑が濃くなってきた。午前中は成年後見の交代事務の進捗(積み金の解約、預金の移動など)を電話で確認する。
 13:00~17:00まで顧問先にて執務。締め後の書類の整理から入る。溜まった請求書の起伝と入力、現金の入出金を記帳する。通帳記入をしに銀行へ出向く。今日は閑散なり。給与計算、5月の仕入、売上データに基づいてそれぞれ起伝する。関係会社へ請求書を発行し、起伝しておく。以外にスムーズに進捗した。

「日本の安全にも害がある」と恫喝!2012/05/22

 産経WEB版から
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/120517/chn12051703100001-n1.htm
記事内容は
「2012.5.17 03:09 (1/2ページ)[洋楽]
 中国による不当なウイグル人弾圧などを訴えて東京で開催中の「世界ウイグル会議」代表大会(17日まで)に出席した日本の国会議員らに対し、程永華駐日中国大使が抗議文を送った。
中略
 抗議文は中国による新疆統治の正当性を強調している。「世界ウイグル会議」は中国の分裂をたくらむテロ組織の結合体▽カーディル議長は中国の司法機関から訴追されている犯罪人-などとし、開催を認めれば「日本の安全にも害がある」と主張している。」
 
 表記の意味はどういうことか? 脅かしだろうか。中国は日本の国の安全を脅かし始めた。恐いですね。これでは日中国交回復40周年を祝う年にはなりそうもない。

会計業務2012/05/22

9:00~17:00まで顧問先にて執務。給与振込、納税依頼書の記載、経費の請求書の未払金勘定計上、小切手作成明細書などを処理。午後は退職者の離職票を提出しにハローワークに出向く。これで目鼻がついたかな。

フィッチ、日本国債を格下げ!2012/05/23

 朝刊各紙によると、フィッチ・レーティングが日本国債を一段階格下げしたと報じた。これを受けて、財務省幹部は財政再建を促すメッセージと解したようだ。ロイターの外為をみても余り円安になっていない。国債の保有者がほとんど日本の銀行ならば当然だろう。
 財務省幹部がそんなシナリオを描きたいならば、いっそ、ドルで国債を発行することだ。それなら格下げを外圧として利用できる。
 日本の銀行がドルの日本国債を買うためには円を売ってドルを買い、市場からドルの日本国債を買うことになる。円安になるメリットもある。円売りドル買いの為替操作でアメリカの国債を買うよりも健全だろう。

 格付け会社の判断は日本の行く末を思って格下げをしたわけではない。消費税増税ありきという前提があるかのように思う。もはや格付け会社の判断に権威はない。何を考えているんだろう。日本をミスリードですか、まさか。

 日本国は教育が行き届き、有権者の30%から60%位の投票率を見ても、政治に物申す国民性がある。いわば民度が高い。だから、法案ひとつとっても審議に手間取り、決まるものも決められないことがある。消費税増税案は難航するだろう。その中には、年金の最低額アップの財源も含まれている。

 いずれにせよ、円は今後、一旦安くなる見通しという。これで下げすぎた株価が持ち直す。相場の世界を泳ぐトレーダーたちはどこかの弱点を見つけては売買を繰り返す。

 ヨーロッパは国が細かく分割していて、まとまりが悪く、収束が難航している。ゆえにユーロ安になっている。そのお陰でドイツは対日輸出で儲かる。ドイツ車の広告の目立つこと。

 アメリカは巨額の負債を抱えている。ドル安にして輸出で稼がねばならない。しかし、日本は買うものがない。

 日本に増税させて、円売りドル買いさせ、そのドルで米国債を買わせる、アメリカの財政を支える役目を果たさせられる。

 裏で米中が手を組み、中国は日本を脅して、危機感を煽る役目。やはり頼りになるのは米国だと再認識し、日米関係の強化を促す、自衛隊の戦備増強をさせてアメリカの産業である軍需企業を潤す。やがては再軍備、兵役義務を課す動きにつながって行くか。

会計業務2012/05/23

 朝方は良い日和だったが午後から曇りになった。徐々に梅雨入りになっていくのかな。電車の中でもノータイが結構いる。
 午前8時30分に、成年後見交代にともなう書類をようやく受領した。GW後、すぐにも提出したかったが、個人対個人では1週間単位で先延ばしになってしまう。事務的にさっさと処理し、さっさと帰ることもできず、1時間ほどは世間話に花を咲かせて、良好な人間関係を保つことも必要である。これから長い付き合いになる。会社とは違うので一工夫したいところだ。
 10:00~16:00まで顧問先にて執務。新たな請求書に基づいて未払金勘定を起こす。小切手を作成。突然、問い合わせが入る。重大なミスが判明し、早急に処理する。別件で銀行からも立ち寄る旨電話あり。もう一件別の銀行も残高証明を持参するという。只忙しい。
 一段落したところで、各科目の残高のチエックに入る。当座は問い合わせ、他は帳簿残の明細を調べる。入力ミスが判明し、訂正。これで試算表をプリントできた。役員に説明し提出。年末年始のピークを過ぎて、仕事が減ってくると余裕ができ、かえってミスを誘発してしまうようだ。反省。

アナログの復権2012/05/24

 表題は今日の朝日新聞の経済コラムの大見出しである。
 薄型TV各社は赤字決算、重電各社は黒字決算と、その違いがアナログ技術にあると喝破。デジタル技術はすぐに真似され、部品を組み立てれば、同水準の商品ができるがアナログはキャッチアップが簡単ではないという。
 それを自動車のエンジン技術にも当てはめる。電気自動車の進歩はデジタル技術の塊で中国は国家的に取り組んでいて、すぐに追い上げてくるだろうという。欧州はアナログのディーゼルエンジンに注力している。日本もディーゼルエンジンにシフトへ、とコラム子はメッセージを送っている。
 私も同意する。マイカーは4ナンバーDエンジンのキャラバンに乗っている。適当な乗用車がないため、止む無く選択した。日本にも日産X-トレイルが先行したが高価だし、最近試乗させてもらったマツダCX-5は車幅が1860mmもあって狭い道の多い日本の風土に合わない。スバルが水平対抗ディーゼルを開発中と伝え聞く。
 スバルは世界で初めて乗用車四駆を販売するなど、昔から日本の道の実情をよく知っている会社だから期待している。狭くて、カーブが多くて、登り坂、下り坂の連続する山岳路を走るには中低回転域の高トルクエンジン、頑丈なブレーキ性能が必須だ。高速では高回転域のトルクが欲しい。それはDエンジンでこそだ。世界一欲張りな車作りはまるでアナログ技術の粋を集めたものになろう。5ナンバーサイズ枠、2000ccDエンジン、最小回転半径4.5m、最低地上高17cmを期待している。ローコストのセレクティブ4WDなら尚いい。