トヨタ移転、米2州の明暗 「ライバル」成長の糧2014/06/15

WEB版日経新聞から
2014/6/15 3:30 情報元 日本経済新聞 電子版 記事保存

 4月28日、午前9時45分。米西部カリフォルニア州トーランスの市庁舎。今夏で2期8年の任期を無事全うするはずだったフランク・スコット市長(65)のもとに、耳を疑う電話がかかってきた。

 1982年以来、同市にあったトヨタ自動車米国本社の移転通告。「家族だと思っていたのに別れの通告は公表の15分前。怒りよりも悲しみを感じる」。スコット市長はこう嘆いた。

 トーランスは巨大消費地ロサンゼルス都市圏に位置…
以上
2014.4.29の同紙から
トヨタ、北米の本社機能集約を発表 ダラス北部
 【ニューヨーク=杉本貴司】トヨタ自動車は28日、米テキサス州ダラス北部のプレイノに北米の本社機能を集約すると発表した。4つの子会社に分散する販売、生産、金融、広報渉外に関わる4000人を集める。実質的な「北米本社」を設立して現地の意思決定を速め、豊田章男社長が進める「地域の自律」を加速させる。

 トヨタはカリフォルニア州に販売と金融、ケンタッキー州に生産、ニューヨーク市にこれらを統括する子会社を持つ。これら4子会社の機能をプレイノに集約する。将来は4社を統合して北米本社を設立する方針だ。

 今夏から従業員の異動を始め、まずは17年初めまでに販売、生産、管理部門を集約。17年以降に金融部門も移す。このほかミシガン州にある研究拠点に調達部門の250人を、ケンタッキー工場に生産技術部門の300人をそれぞれ移転させて現地での開発や生産管理の機能を強化する。

 プレイノを司令塔に米国だけで北米全域の開発から生産、販売まで自己完結できる体制を築く狙い。日本とは先進国管轄の社内組織「第1トヨタ」を通じて連携する。

トヨタ自動車は市場変化に即応するため、米国内で製販一体運営を目指す(写真はロサンゼルスにあるトヨタの販売店)=ロイター
 4500人規模の異動は「トヨタの北米事業50年の中で最も大きな転機」(北米担当のジム・レンツ専務役員)。早期退職は募らず、今後、異動対象となる全ての従業員と面談する。

 ダラス近郊を選んだ理由について同社は「交通の便が最も大きい」としている。近郊に自社工場が多いうえに、日本航空が提携する航空世界最大手米アメリカン航空のハブ空港にも近い。税制上の優遇処置も受けた。投資家向け広報や渉外の要衝であるニューヨーク市と首都ワシントンには事務所を残す。
以上

 ついに、トヨタ動く!という記事だ。ダラスへの移転は表向き記事の通りであろうが、真実は以下のブログを読むと分かる。

「撫子的日本ブログ」
http://ameblo.jp/japanease-power/entry-11820392172.html
政府は労働力不足解消のため、移民政策を推進しようとしています。

今現在も、日本国内には在日韓国人による犯罪や、生活保護費の不正受給など、問題が山積。

アメリカ・カリフォルニア州は韓国人移民が増加し、乗っ取られるのではないかという事態に発展しているんです。
カリフォルニア州を6分割するという案が仮に実現すると、韓国系移民の州が誕生しかねません。

韓国人が祖国が嫌で、米国やカナダに移住する者が増えているとか。

カリフォルニア州を日本に置き換えてみると、移民政策の危険性が垣間見れます。

上の図のように、カリフォルニア州の韓国人比率は飛びぬけています。

慰安婦像建立が問題化されたのも、カリフォルニア州から。

アメリカの例は、日本の移民政策の将来を示唆しているのでは?

日本の対馬、危ないですね。
以上
「トヨタとカリフォルニア」でググって見ると、
ウォールストリートジャーナルの記事がヒットした。
「【オピニオン】カリフォルニアに愛想尽かしたトヨタ」長いのでアクセスして読む。
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304408504579565023659003350
「トヨタの大規模リコール」もヒット
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%AE%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB_(2009%E5%B9%B4-2010%E5%B9%B4)
以上

 カリフォリニアでトヨタは散々な目に遇った。相手は韓国系アメリカ人である。170万人もの移民がいるそうだ。数の力で、アメリカ人の政治家も献金されたら軽視できないし、加担することになる。その象徴がマイクホンダ議員であろう。変な慰安婦像建立も同州ということを考えると親日的ではなくなった。
 そもそも、GMとの合弁工場のヌーミーの撤退以来、ギクシャクしてきたように思う。従業員の多くは中国韓国系の人だったらしい。また、GMもトヨタを見習う気概がなかったようだ。
 引用したブログの記事にもあるように韓国系移民が偏って同州に増えたことも原因だろう。近年の訴訟事件も韓国系アメリカ人だった。祖国のヒュンダイに勝たせたい一心であったかも知れない。

 豊田家はケチを付けられると大胆な判断をすることがある。豊田佐吉が英国メーカーとの特許訴訟で勝訴したが、日本の税務当局が莫大な課税をしてきた。これに対して裁判で争い、減額になったが、巨額のカネを喜一郎(豊田章男の祖父)に「どうせケチのついたカネ」だからと、自動車の研究費として与えている。そして生まれたのがトヨタ自動車だった。佐吉のひ孫にあたる章男氏はカリフォルニアでケチをつけられ、撤退という判断を下した。加州の衰退が目に見えるようだ。