会計業務2014/06/25

 9:00から7:30まで顧問先にて執務。朝一で小切手に押印をもらう。後は銀行に渡すだけであるが、肝心の銀行員が忘れていたらしく、電話して夕方にやっと来社。無事に賞与、給与、労災保険、輸入代金送金等の手続きを済ました。一応今月の締めくくりになる。
 後は労働保険申告書を作成。それに基づき仕訳するが、昨年の例を見ても理論が分からない。仕訳の専門書を開いてみると、労働保険の確定保険料の仕訳を正確に出来る企業は殆どないと書いてある。税理士のような専門家でも難しいというのだ。これは労働保険を正確に理解するしかないとある。確かに算出そのものは給与総額をベースにして掛け率を乗じるだけなのだが、確定とか、概算とかの区分が理解できない。
 給与総額は12ヶ月の集計である。その間に社員の入社、退職があるので、個々の社員から差し引いた金額や中途入社で発生する金額が混沌となって概算にならざるを得ない。他の社会保険は個人の権利義務に関わるので個々の給与をベースにするが、これは会社が100%負担するので給与総額になる。土台がアバウトなのである。今年も前年を参考にして、何となく終わった。
 次はまた経産省からのアンケート調査である。これは区役所が回収に来るそうだから本格的なものであろう。
 この前は公正取引委員会のアンケートだった。下請け保護の観点から親会社の存在が悪を前提にしたような文言だった。弱いものを保護し過ぎではないか。弱肉強食を承知で商売の世界に入ったのだから知恵を出して乗り切ることだ。
 1資金の潤沢さ
 2人材の豊富さ
 3信用
以上は成功した企業の結果である。最初から揃った企業は無い。
 商売は経営者の判断一つである。イエーリンクじゃないが、権利の上に眠るものはこれを保護せず、というではないか。自分の頭で徹底して考え抜くことである。自社の製品に愛着を持つということが大切。
 昨年亡くなった豊田英二氏はまめに現場を回って部下に指示を出していた。顧問先の創業者も暇があると、製品を手にして考え事をしていた。トヨタは余分な在庫を作らせないように、ここも売れない製品はすぐに生産中止の指示を出した。製品のムダ、在庫のムダは空間のムダにつながり、お金のムダに決着する。
 経営者協会からも社員の給与のアンケート調査がきている。6月はなぜかアンケートが集中する。21日、22日が休日だった関係で請求書の到着が遅れている。明日は休んで27日に試算表作成とする。