特定商取引法違反・建設業法違反:県の許可得ず改築工事 容疑の元社長と元社員逮捕 /岩手 ― 2015/06/04
毎日新聞から
県の許可を得ずリフォーム工事をしていたなどとして、県警生活環境課などは2日、遠野市の「あんしん工務店」の元社長で、宮城県気仙沼市和野の佐藤清正容疑者(48)を、特定商取引法違反(不実の告知など)と建設業法違反(無許可建設業)容疑で、花巻市末広町、同社元社員、鈴木淳容疑者(40)を同法違反容疑でそれぞれ逮捕した。
逮捕容疑は昨年3月初旬〜7月中旬、佐藤容疑者らは共謀して、同社が県の許可を得ていないにもかかわらず、花巻市の女性(58)と遠野市の男性(58)から自宅の屋根や外壁のリフォーム工事を請け負い、工事を始めたとしている。
さらに佐藤容疑者は建築士の資格がないのに、女性に「建築士の免許を持っている」などとうそを言い、工事の時期や内容が記載されていない契約書類を交付したとしている。
生活環境課によると、佐藤容疑者は容疑を否認し、鈴木容疑者は認めているという。女性と男性は計約2600万円を同店に支払っているが工事が終わっていない。同課は、他にも両容疑者から被害を受けたという相談を受けており、余罪を追及している。【二村祐士朗】
以上
建設業法によれば、建築工事1式なら1500万円以上は許可がいる。不実の告知とは、建築士ではないのに持っていると、事実でないことを告げて、「安心」させたことか。
リフォームの工事にかかる事件は多いと見られる。元々、建設業はクレーム産業というくらいだから顧客とは誠実に接しないと破綻に追い込まれる。資金力がないと自己破産になり、手付金を払った人は返還されないままになる。
県の許可を得ずリフォーム工事をしていたなどとして、県警生活環境課などは2日、遠野市の「あんしん工務店」の元社長で、宮城県気仙沼市和野の佐藤清正容疑者(48)を、特定商取引法違反(不実の告知など)と建設業法違反(無許可建設業)容疑で、花巻市末広町、同社元社員、鈴木淳容疑者(40)を同法違反容疑でそれぞれ逮捕した。
逮捕容疑は昨年3月初旬〜7月中旬、佐藤容疑者らは共謀して、同社が県の許可を得ていないにもかかわらず、花巻市の女性(58)と遠野市の男性(58)から自宅の屋根や外壁のリフォーム工事を請け負い、工事を始めたとしている。
さらに佐藤容疑者は建築士の資格がないのに、女性に「建築士の免許を持っている」などとうそを言い、工事の時期や内容が記載されていない契約書類を交付したとしている。
生活環境課によると、佐藤容疑者は容疑を否認し、鈴木容疑者は認めているという。女性と男性は計約2600万円を同店に支払っているが工事が終わっていない。同課は、他にも両容疑者から被害を受けたという相談を受けており、余罪を追及している。【二村祐士朗】
以上
建設業法によれば、建築工事1式なら1500万円以上は許可がいる。不実の告知とは、建築士ではないのに持っていると、事実でないことを告げて、「安心」させたことか。
リフォームの工事にかかる事件は多いと見られる。元々、建設業はクレーム産業というくらいだから顧客とは誠実に接しないと破綻に追い込まれる。資金力がないと自己破産になり、手付金を払った人は返還されないままになる。