事務所の決算 ― 2016/02/01
2月になった。今年も確定申告の時期に入った。今日は確定申告するための決算書の見直し、支払調書などの証拠書類をそろえること、金額の照合をしただけにとどまった。会計ソフトの方は日々、入力しているので、あとは、国税庁のHPにアクセスして入力するだけである。
被後見人の確定申告もすることになった。昨年は金融商品の解約から多額の利益が出たためである。これで障害者のランクも変化がありそうだ。また障害者手帳の書き換えの案内もきていた。これも書類を整えて手続きに行かねばならない。
2月は公私ともどもかなり忙しい。また、先週、後見監督人の監査が済んだので通帳類を銀行の貸金庫に収納した。
昨年、注文しておいた建設業の許可票が届いた。真鍮製の美しい版面を見ると中々に重厚さもあっていいものである。早く依頼者に渡そう。
被後見人の確定申告もすることになった。昨年は金融商品の解約から多額の利益が出たためである。これで障害者のランクも変化がありそうだ。また障害者手帳の書き換えの案内もきていた。これも書類を整えて手続きに行かねばならない。
2月は公私ともどもかなり忙しい。また、先週、後見監督人の監査が済んだので通帳類を銀行の貸金庫に収納した。
昨年、注文しておいた建設業の許可票が届いた。真鍮製の美しい版面を見ると中々に重厚さもあっていいものである。早く依頼者に渡そう。
シャープの再建へ一歩! ― 2016/02/04
苦境に陥ったシャープに台湾のホンハイが資本参加する。ビッグニュースである。過去には日産自動車が、フランスのルノーの出資で蘇った事例がある。現在では生産台数、業績とも優良企業になった。ルノーの方が苦境になり、日産の利益でカバーされるほどだ。
当時も7000億円が投入されて、銀行借り入れを一掃し、利益を産まない不良資産を売却して一旦は大赤字を出した。その後、V字回復して鮮やかに業績を回復した。
日産の首脳は再建は外国人の方に委ねる方が良い、とさえ言い、塙社長は「寿司とワインは合う」と言っていたものだ。その通りになった。一方で、ドイツのダイムラーと三菱自動車とはうまくいかなかったし、ワーゲンとスズキも破綻した。寿司とビールも合うと思ったが、ケースバイケースか。
ホンハイの特徴は自社製品がなく、下請けに甘んじていること。それでも世界一という。生産技術、コストダウンに優れ、資金量は豊富なようだ。今回、正式にシャープを傘下において成功すれば、自社製品の開発力を手中にできるメリットがある。それはリスクを負うことでもあるが。
会社再建のためには矛盾するようだが、第一に銀行の影響力を排除することだろう。かつての富士重工業は興銀OB(現在のみずほ銀行の一部)の社長でうまくいかず、日産から社長を迎えて成功した。日産も興銀OBの社長でうまくいかなかった。マツダも住友銀行が支援したがうまくいかず、フォードに売った。大雑把なアメリカ企業ではやはりうまくいかず、今は独自路線を行く。スカイアクティブで成功を収めつつある。
銀行主導がうまくいかないのは、融資したカネがどのように使われるか、監視するために、分社化したり、事業を売却したり、かえって弱体化するためだろう。
ルノーの資金源は国営なので仏国政府だったが、十分報われただろう。ホンハイはどうなんだろう。最後は経営者の人となりだ。シャープは韓国のサムスンにかかわりすぎて墓穴を掘った。台湾企業もちょっと怖い気がする。しかし、日本人だと、素人経営者にズタズタにされて、良いように振り回され、失敗の公算が強い。ここは百戦錬磨の経営のプロに委ねるのが良い。ホンハイの資金を受け入れて借金を完済し、銀行管理から自由になることだ。
有能な技術者が退職しているそうだ。元々、給与が高い、待遇がいい、有名だ、安定企業だ、という理由で入った人はもう辞めただろう。シャープに骨を埋める覚悟で残った社員で頑張れば再建は可能だと思う。技術は個々の社員が有するが、それを発揮させるのは社風である。老舗ののれんを大切にして欲しいですねえ。
追記
・三菱自動車はパジェロのヒットで大成功していた。しかし、それが慢心を生んだ。
・シャープは液晶のヒットで大成功を収めた。それが過大投資につながり、苦境に陥った。液晶の技術もサムスンに漏えいしたという。
・製品が売れなくて倒産の危機を招いたわけじゃない。いずれも経営者の判断一つで転落する。好事魔多し。
当時も7000億円が投入されて、銀行借り入れを一掃し、利益を産まない不良資産を売却して一旦は大赤字を出した。その後、V字回復して鮮やかに業績を回復した。
日産の首脳は再建は外国人の方に委ねる方が良い、とさえ言い、塙社長は「寿司とワインは合う」と言っていたものだ。その通りになった。一方で、ドイツのダイムラーと三菱自動車とはうまくいかなかったし、ワーゲンとスズキも破綻した。寿司とビールも合うと思ったが、ケースバイケースか。
ホンハイの特徴は自社製品がなく、下請けに甘んじていること。それでも世界一という。生産技術、コストダウンに優れ、資金量は豊富なようだ。今回、正式にシャープを傘下において成功すれば、自社製品の開発力を手中にできるメリットがある。それはリスクを負うことでもあるが。
会社再建のためには矛盾するようだが、第一に銀行の影響力を排除することだろう。かつての富士重工業は興銀OB(現在のみずほ銀行の一部)の社長でうまくいかず、日産から社長を迎えて成功した。日産も興銀OBの社長でうまくいかなかった。マツダも住友銀行が支援したがうまくいかず、フォードに売った。大雑把なアメリカ企業ではやはりうまくいかず、今は独自路線を行く。スカイアクティブで成功を収めつつある。
銀行主導がうまくいかないのは、融資したカネがどのように使われるか、監視するために、分社化したり、事業を売却したり、かえって弱体化するためだろう。
ルノーの資金源は国営なので仏国政府だったが、十分報われただろう。ホンハイはどうなんだろう。最後は経営者の人となりだ。シャープは韓国のサムスンにかかわりすぎて墓穴を掘った。台湾企業もちょっと怖い気がする。しかし、日本人だと、素人経営者にズタズタにされて、良いように振り回され、失敗の公算が強い。ここは百戦錬磨の経営のプロに委ねるのが良い。ホンハイの資金を受け入れて借金を完済し、銀行管理から自由になることだ。
有能な技術者が退職しているそうだ。元々、給与が高い、待遇がいい、有名だ、安定企業だ、という理由で入った人はもう辞めただろう。シャープに骨を埋める覚悟で残った社員で頑張れば再建は可能だと思う。技術は個々の社員が有するが、それを発揮させるのは社風である。老舗ののれんを大切にして欲しいですねえ。
追記
・三菱自動車はパジェロのヒットで大成功していた。しかし、それが慢心を生んだ。
・シャープは液晶のヒットで大成功を収めた。それが過大投資につながり、苦境に陥った。液晶の技術もサムスンに漏えいしたという。
・製品が売れなくて倒産の危機を招いたわけじゃない。いずれも経営者の判断一つで転落する。好事魔多し。
日本で今、何が起こっているのか?ネット情報を知る ― 2016/02/08
ソースは主に青山繁晴氏
①甘利大臣の突然の辞任の背景
https://www.youtube.com/watch?v=KXUV4n1EZcc
・安倍政権は消費増税凍結に動いている
・増税を強行したい財務省が裏で動いている
・勝栄二郎氏が暗躍している
・マイナス金利は布石
・安倍政権を倒閣する動き
・「余命3年時事日記」の中から一部をコピー。
ソース:http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2016/02/06/441-%E3%81%94%E8%BF%B7%E6%83%91%E3%82%92%E3%81%8A%E3%81%8B%E3%81%91%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F/
「 o より:
2016年2月7日 2:18 AM
財務官僚という人種は、右脳で<省益と増税>を考え、左脳で<天下り先>を考えている。 今日はそんな話をしてみたい。 本ブログの世相分析の穴埋めと言うのもおこがましいが、ご多忙を極めておられる昨今、重要な出来事を幾つもスルーしておられることも確かであって、これをわずかでも補完できれば幸いだ。
ご承知のように安倍政権の柱は経済で、デフレからの早期脱却が至上命題となっている。 そこで打ち出されたのが「大胆な金融政策」、「機動的な財政政策」、「民間投資を喚起する成長戦略」という三本の矢で、これらの相互補完的運用だ。 この構想に則って、先月29日、金融政策決定会合で当座預金金利のマイナス導入が決められた。 いままで市中銀行は、ほとんどタダ同然に資金を集め、それを日銀に預けることにより0.1%の金利を得ていた。 これが今後は、0.1%の手数料をいただきますよと改定されたのだから金融関係者は失禁するほど驚いた。 それは、<日銀によって守られている>という今日までの常識が一転し、<もはや今後は期待するなよ>と通告されたということだ。 彼らの苦悶の表情が、乳離れにグズる幼児の顔にそっくりだったのがまことに可笑しかった。 他方、ヒゲの生えた幼児を突き離した日銀の信頼度は高まった。 安倍政権と日銀は本気だ。 市場は好感を持って受け入れた。
以上が、報道されたままの情報を私なりにまとめたものだ。 しかし何事にも裏があり、なぜこのような大胆な政策が突如として打ち出されたのかという部分については誰も何も触れていない。 冒頭に書いた財務官僚とのつながり、さらには甘利事件にもつながる裏の部分があるのだが、それを以下に書いてみようと思う。 これらは基本的にひとつの線上にあったのだ。」後はソースにアクセスする。
以上
甘利氏の脇が甘い、嵌められたくらいまでは分かるが、何故、この時期に、と思っている人は多いだろう。以上で大体は分かる。
②シャープの漂流の背景と真意
https://www.youtube.com/watch?v=SW72sfxoKKk
・ホンハイの巨額買収資金は中国共産党から出るのか?
・中国化学会社がスイス大手農薬会社買収へ(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160203/k10010396341000.html
・上記の動きは、中国が直接買収したが、シャープの先進技術が欲しい中国共産党企業はホンハイをかませて買収に動くのか?(トロイの木馬)
・日産自動車の場合でも、航空宇宙事業はIHIなどに売却している。シャープでも軍事に転用可能な技術はすでにチエックされているとは思うが、・・・・。
・ホンハイは中国にどっぷり浸かっている企業である。
・ホンハイ(中国)との交渉で、裏を探る駆け引きがあるだろう。
・紆余曲折がありそうなシャープ買収劇である。
①甘利大臣の突然の辞任の背景
https://www.youtube.com/watch?v=KXUV4n1EZcc
・安倍政権は消費増税凍結に動いている
・増税を強行したい財務省が裏で動いている
・勝栄二郎氏が暗躍している
・マイナス金利は布石
・安倍政権を倒閣する動き
・「余命3年時事日記」の中から一部をコピー。
ソース:http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2016/02/06/441-%E3%81%94%E8%BF%B7%E6%83%91%E3%82%92%E3%81%8A%E3%81%8B%E3%81%91%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F/
「 o より:
2016年2月7日 2:18 AM
財務官僚という人種は、右脳で<省益と増税>を考え、左脳で<天下り先>を考えている。 今日はそんな話をしてみたい。 本ブログの世相分析の穴埋めと言うのもおこがましいが、ご多忙を極めておられる昨今、重要な出来事を幾つもスルーしておられることも確かであって、これをわずかでも補完できれば幸いだ。
ご承知のように安倍政権の柱は経済で、デフレからの早期脱却が至上命題となっている。 そこで打ち出されたのが「大胆な金融政策」、「機動的な財政政策」、「民間投資を喚起する成長戦略」という三本の矢で、これらの相互補完的運用だ。 この構想に則って、先月29日、金融政策決定会合で当座預金金利のマイナス導入が決められた。 いままで市中銀行は、ほとんどタダ同然に資金を集め、それを日銀に預けることにより0.1%の金利を得ていた。 これが今後は、0.1%の手数料をいただきますよと改定されたのだから金融関係者は失禁するほど驚いた。 それは、<日銀によって守られている>という今日までの常識が一転し、<もはや今後は期待するなよ>と通告されたということだ。 彼らの苦悶の表情が、乳離れにグズる幼児の顔にそっくりだったのがまことに可笑しかった。 他方、ヒゲの生えた幼児を突き離した日銀の信頼度は高まった。 安倍政権と日銀は本気だ。 市場は好感を持って受け入れた。
以上が、報道されたままの情報を私なりにまとめたものだ。 しかし何事にも裏があり、なぜこのような大胆な政策が突如として打ち出されたのかという部分については誰も何も触れていない。 冒頭に書いた財務官僚とのつながり、さらには甘利事件にもつながる裏の部分があるのだが、それを以下に書いてみようと思う。 これらは基本的にひとつの線上にあったのだ。」後はソースにアクセスする。
以上
甘利氏の脇が甘い、嵌められたくらいまでは分かるが、何故、この時期に、と思っている人は多いだろう。以上で大体は分かる。
②シャープの漂流の背景と真意
https://www.youtube.com/watch?v=SW72sfxoKKk
・ホンハイの巨額買収資金は中国共産党から出るのか?
・中国化学会社がスイス大手農薬会社買収へ(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160203/k10010396341000.html
・上記の動きは、中国が直接買収したが、シャープの先進技術が欲しい中国共産党企業はホンハイをかませて買収に動くのか?(トロイの木馬)
・日産自動車の場合でも、航空宇宙事業はIHIなどに売却している。シャープでも軍事に転用可能な技術はすでにチエックされているとは思うが、・・・・。
・ホンハイは中国にどっぷり浸かっている企業である。
・ホンハイ(中国)との交渉で、裏を探る駆け引きがあるだろう。
・紆余曲折がありそうなシャープ買収劇である。
会計業務 ― 2016/02/08
9:00~14:00まで執務。今日は3か月前に他界された創業者のお別れ会ということで幹部と一部社員は都心部の会場に駆り出された。今日の主務は固定資産ソフトに入力したデータと元帳との照合に終始した。朝方はデータをプリントアウトした。電話帳一冊分になた分量だ。照合しつつ、ミスは訂正する。午後になると、文字の小ささと単調さに疲れて、打ち切り。
丸の内に移動後、事務所決算の仕上げを処理した。これも元帳をプリントアウトしてあったが、国税庁のHPにアクセスして、入力するうちに、源泉徴収された雑収入の処理が変、と気づいて訂正した。雑収入は売上と合算されて所得税計算のベースになる。一方で、源泉徴収欄の計算でも雑所得で計算されるので二重に計上することになる。夜遅くまでかかったが、何とか申告書を作成できた。あとは、被後見人の申告書作成がある。
丸の内に移動後、事務所決算の仕上げを処理した。これも元帳をプリントアウトしてあったが、国税庁のHPにアクセスして、入力するうちに、源泉徴収された雑収入の処理が変、と気づいて訂正した。雑収入は売上と合算されて所得税計算のベースになる。一方で、源泉徴収欄の計算でも雑所得で計算されるので二重に計上することになる。夜遅くまでかかったが、何とか申告書を作成できた。あとは、被後見人の申告書作成がある。
会計業務 ― 2016/02/09
9:00~17:00まで執務。今日も朝から固定資産ソフトのデータをチエックする。膨大なデータゆえ若干のミスもある。そこを訂正しながら無形固定資産を除いてチエックは終わった。とはいえ、これは期末残高だけの照合のことで、細部のカテゴリはまだあるが、峠は越した感がある。ソフトとがっぷり取り組むと、部門配賦という項目に気が付いた。要するに減価償却費を部門ごとに按分することだろう。基礎データを入力してあれば、労せずして、部門配賦ができるわけだ。人件費カットや外注費の値引きばかりに目がいきがちであるが、内部的なコスト意識を高めるにはこうしたソフトの活用が必須である。
後見事務 ― 2016/02/10
この前、大手の損害保険会社の代理店を介して火災保険を契約した。その際、登記事項証明書も添付して、代理人であることの公的な証明書を出した。にも拘らず、保険契約書は被後見人の住所でないと郵送できないという。実際に被後見人宅に郵送したが返送された由。
代理店からの連絡で、どうするか相談したが、逆に弁護士と同じく、法律行為を代理するのだから、当職に送付するべきだ、と主張しておいた。その為に家裁のお墨付きのある登記事項証明書を付けたのだから。というわけで返答しておいたが、今日、火災保険会社側から電話で謝罪があった。当職へ郵送することになった。これで1件落着。
もう1件は簡保生命の関係。なんらかの通知らしいが、郵送したが返還されたので届出済みの携帯に電話があった。これも前述したように、被後見人宅でないと郵送できないというので、窓口の郵便局に電話した。
するとやはり、登記事項証明書のコピー、身分証明書、印鑑を伴い、誓約書を書いてくれ、という。それには応じざるを得ない。役所も保険会社も権利義務の遂行のため、金銭の授受、押印などの法律行為を伴う。そのための成年後見人であり、この人に特定の代理人になる。
万一、被後見人に一大事あればこうした事務は確実に早く行うことになる。だったら最初から、誓約書などは書いて置くべきものであろう。通知文書をもらうために1週間の手続き期間がかかる。厄介なことである。
転送届も改めて出した。後見人を辞退するまで出さねばならない。出しておいても、配達の人が転送を忘れ、本人宅へ郵送したこともあった。当然、私が知った時は遅い。そのために入金が1か月遅れたこともある。何とかならないものか。今後、成年後見制度の利用者が増加すると窓口でこんなトラブルが増えるだろう。
代理店からの連絡で、どうするか相談したが、逆に弁護士と同じく、法律行為を代理するのだから、当職に送付するべきだ、と主張しておいた。その為に家裁のお墨付きのある登記事項証明書を付けたのだから。というわけで返答しておいたが、今日、火災保険会社側から電話で謝罪があった。当職へ郵送することになった。これで1件落着。
もう1件は簡保生命の関係。なんらかの通知らしいが、郵送したが返還されたので届出済みの携帯に電話があった。これも前述したように、被後見人宅でないと郵送できないというので、窓口の郵便局に電話した。
するとやはり、登記事項証明書のコピー、身分証明書、印鑑を伴い、誓約書を書いてくれ、という。それには応じざるを得ない。役所も保険会社も権利義務の遂行のため、金銭の授受、押印などの法律行為を伴う。そのための成年後見人であり、この人に特定の代理人になる。
万一、被後見人に一大事あればこうした事務は確実に早く行うことになる。だったら最初から、誓約書などは書いて置くべきものであろう。通知文書をもらうために1週間の手続き期間がかかる。厄介なことである。
転送届も改めて出した。後見人を辞退するまで出さねばならない。出しておいても、配達の人が転送を忘れ、本人宅へ郵送したこともあった。当然、私が知った時は遅い。そのために入金が1か月遅れたこともある。何とかならないものか。今後、成年後見制度の利用者が増加すると窓口でこんなトラブルが増えるだろう。
もうはまだなり まだはもうなり ― 2016/02/11
日本証券業協会のHPから
言葉の意味は、もう底だと思えるようなときは、まだ下値があるのではないかと一応考えてみなさい。反対に、まだ下がるのではないかと思うときは、もうこのへんが底かもしれないと反省してみてはどうか――というものだ。
つまり、微妙な相場の変化に対して、自分だけの独善的な判断を振り回すことが、いかに危険であるかを説いた言葉といえよう。
事実、心のなかでまだ買うのは早いと思っているときに相場は上がっていき、まだ上がるだろうと思っていると下がってしまう。そういう経験をお持ちの方は多いだろう。投資家の心理と相場の行き違いをズバリ言いあてた格言として、実用価値は十分にありそうだ。
もうはまだなり、まだはもうなりということあり。この心はたとえば、もう底にて上がるべきと進み候ときは、まだなりという心をいま一応ひかえみるべし。まだ底ならず下がるべきと思うとき、もうの心を考うべし。必ず、まだの心あるときより上がるものなり。(八木虎之巻)
もうはまだなり、まだはもうなりということあり。ただし、数日もはや時分と思い取りかかり(仕掛ける)たるに、見計い悪しければ間違いになるなり。まだまだと見合わせ居るうちに遅るることあり。(宗久翁秘録)
以上
株価が下げ止まりしない。
2番底といわれながら、まだ下がりそうだ。
ここまで下がれば、そろそろ反転すると相場通はいうのだが・・・・。
はたして?
日本経済に大きな損失を招くようなミスがあったとは思えない。
まるで底が抜けたみたいに下がっていく。
もうはまだなり、まだはもうなりという相場格言は今も生きている。
特に円高が大きな要因を占めている。過去に円高対策として、ドルで比較すると日本の賃金は割高として、日本の工場を閉めて、従業員をリストラし、海外へ一斉に出て行った。特に中国へは積極的に出て行った。バスに乗り遅れるなといわんばかりだった。
それが今はチャイナリスクを意識されて、東南アジアにシフトする動きとなった。あるいは国内へ還流する動きもある。
しかし、消費者視点でみると、中国製オリンパスのデジタルカメラは15万円もしたが、購入後、すぐ電池が異常に消耗することが分かって筐体のみ交換、日本企業の中国製電子血圧計を購入したが、これも電池の不具合で計測できず、日本製と交換してもらった。日本製は問題がないので、中国は電子に弱いとすぐに分かる。この部分が付加価値である。人件費の比較で海外に出て行った企業は大いに学習しただろう。日本人が取り組む仕事は単純作業でも手抜きしないから設計上の高品質が製造されても高い。
日本のGDPは内需が60%以上で、円高の影響は少ないというがこれはウソだろう。内需の原資は外国からの収入であり、付加価値の部分の蓄積がないと、日本経済は目減りするばかりだ。外国からの収入マイナス天然資源輸入支出=付加価値。これは技術料、特許料などの知的資産に値する。
日本の主要企業はほとんど外国に出ていった。それが今でも円高に弱いのはなぜか。
円安にして、株式に投資家をおびき寄せる。高くなったところで売り浴びせる。原油をはじめ天然資源安の今、日本は大助かりだがドルを使わなくなった分、日本経済は強くなる。そこで円買いドル売りだ。付加価値はドルで受けるので、輸出企業は打撃を受ける。これが2番底の原因だろう。
他にも、中国経済の破綻、ドイツ銀行の破綻懸念、韓国経済もおかしい、要するに中国に深入りした企業や国が、一時の勢いを失った。共倒れの感がある。
しかし、相場には波乱が付き物である。買いがあれば売りがある。売りのうち、信用の売りは必ず、買い戻しがある。証券金融の空売りは個人でもヘッジ売りに活用されている。プロのヘッジファンドは生命保険会社等から現物の株式を大量に借りて、市場で売る。これは統計にも出ないから予測ができない。空売りにせよ、プロの売りにせよ、どこかで、買い戻さねば利益を確定できない。売り飽きるまで売られる。個人投資家は追証にやられているだろう。それを解消するには現金を追加するか、売るしかない。現金が尽きたら、証券会社への損失補填のためには自宅を売ってしまう人もいる。それでも足らなければ自己破産だ。プロのヘッジファンドでも行き過ぎれば、破綻があった。相場は賭場といわれる由縁である。
今一度、噛みしめたい相場格言である。
言葉の意味は、もう底だと思えるようなときは、まだ下値があるのではないかと一応考えてみなさい。反対に、まだ下がるのではないかと思うときは、もうこのへんが底かもしれないと反省してみてはどうか――というものだ。
つまり、微妙な相場の変化に対して、自分だけの独善的な判断を振り回すことが、いかに危険であるかを説いた言葉といえよう。
事実、心のなかでまだ買うのは早いと思っているときに相場は上がっていき、まだ上がるだろうと思っていると下がってしまう。そういう経験をお持ちの方は多いだろう。投資家の心理と相場の行き違いをズバリ言いあてた格言として、実用価値は十分にありそうだ。
もうはまだなり、まだはもうなりということあり。この心はたとえば、もう底にて上がるべきと進み候ときは、まだなりという心をいま一応ひかえみるべし。まだ底ならず下がるべきと思うとき、もうの心を考うべし。必ず、まだの心あるときより上がるものなり。(八木虎之巻)
もうはまだなり、まだはもうなりということあり。ただし、数日もはや時分と思い取りかかり(仕掛ける)たるに、見計い悪しければ間違いになるなり。まだまだと見合わせ居るうちに遅るることあり。(宗久翁秘録)
以上
株価が下げ止まりしない。
2番底といわれながら、まだ下がりそうだ。
ここまで下がれば、そろそろ反転すると相場通はいうのだが・・・・。
はたして?
日本経済に大きな損失を招くようなミスがあったとは思えない。
まるで底が抜けたみたいに下がっていく。
もうはまだなり、まだはもうなりという相場格言は今も生きている。
特に円高が大きな要因を占めている。過去に円高対策として、ドルで比較すると日本の賃金は割高として、日本の工場を閉めて、従業員をリストラし、海外へ一斉に出て行った。特に中国へは積極的に出て行った。バスに乗り遅れるなといわんばかりだった。
それが今はチャイナリスクを意識されて、東南アジアにシフトする動きとなった。あるいは国内へ還流する動きもある。
しかし、消費者視点でみると、中国製オリンパスのデジタルカメラは15万円もしたが、購入後、すぐ電池が異常に消耗することが分かって筐体のみ交換、日本企業の中国製電子血圧計を購入したが、これも電池の不具合で計測できず、日本製と交換してもらった。日本製は問題がないので、中国は電子に弱いとすぐに分かる。この部分が付加価値である。人件費の比較で海外に出て行った企業は大いに学習しただろう。日本人が取り組む仕事は単純作業でも手抜きしないから設計上の高品質が製造されても高い。
日本のGDPは内需が60%以上で、円高の影響は少ないというがこれはウソだろう。内需の原資は外国からの収入であり、付加価値の部分の蓄積がないと、日本経済は目減りするばかりだ。外国からの収入マイナス天然資源輸入支出=付加価値。これは技術料、特許料などの知的資産に値する。
日本の主要企業はほとんど外国に出ていった。それが今でも円高に弱いのはなぜか。
円安にして、株式に投資家をおびき寄せる。高くなったところで売り浴びせる。原油をはじめ天然資源安の今、日本は大助かりだがドルを使わなくなった分、日本経済は強くなる。そこで円買いドル売りだ。付加価値はドルで受けるので、輸出企業は打撃を受ける。これが2番底の原因だろう。
他にも、中国経済の破綻、ドイツ銀行の破綻懸念、韓国経済もおかしい、要するに中国に深入りした企業や国が、一時の勢いを失った。共倒れの感がある。
しかし、相場には波乱が付き物である。買いがあれば売りがある。売りのうち、信用の売りは必ず、買い戻しがある。証券金融の空売りは個人でもヘッジ売りに活用されている。プロのヘッジファンドは生命保険会社等から現物の株式を大量に借りて、市場で売る。これは統計にも出ないから予測ができない。空売りにせよ、プロの売りにせよ、どこかで、買い戻さねば利益を確定できない。売り飽きるまで売られる。個人投資家は追証にやられているだろう。それを解消するには現金を追加するか、売るしかない。現金が尽きたら、証券会社への損失補填のためには自宅を売ってしまう人もいる。それでも足らなければ自己破産だ。プロのヘッジファンドでも行き過ぎれば、破綻があった。相場は賭場といわれる由縁である。
今一度、噛みしめたい相場格言である。
シャープ内、革新機構の支援受け入れ意見再浮上 ― 2016/02/13
読売新聞から
経営再建中のシャープ内で、政府系ファンドの産業革新機構による支援を受け入れる意見が再び強まっている。
シャープは12日、臨時取締役会を開き、支援策の受け入れについて、有力視されてきた台湾の電子機器大手、鴻海ホンハイ精密工業と併せて、機構とも本格的な交渉に入ることを決めた。
シャープは2月中にどちらの支援策を受け入れるかを決める方針だ。
鴻海はシャープに最大7000億円規模の資金を投じ、現状の事業を基本的に維持した上で子会社化する救済案を提示している。シャープは4日、鴻海と重点的に交渉する方針を打ち出していた。
機構は5000億円を投じてシャープを傘下にし、不振の液晶事業をジャパンディスプレイに統合させる案を示している。取引先銀行に総額3000億円の金融支援も求めている。
以上
ホンハイに傾いたかと思うとこのニュースだ。役員でもネット情報に敏感な人はホンハイの資金調達力や資金源を疑い、躊躇する。やっぱり意見が割れるだろう。ネット上では、シャープの闇に関して個人投資家向けに書いた深田萌絵さんのブログがみな削除されていたらしい。そこで訴訟を起こされた。ネットの中では大騒ぎになり拡散中である。これが水面上に出て、新聞が書き、一般人が知るところとなれば、とてもじゃないが、ホンハイ案は飲めない。
個人的にはホンハイの傘下に入り、国際企業としてもまれて、再び競争力と成長力を回復して欲しいと願っている。機構だと、経営不振のもとになった過大投資の部分を他社との再編成の波に飲まれてしまう。そうは甘くないわけだ。
深田萌絵さんが書いた記事の信憑性は不明である。但し、削除されたことは事実なので、知られるとまずい記事だったことは推定できる。削除されなければ憶測記事だったかも知れない。削除するからかえって知られてしまう。
技術力のある名門企業を巡る買収劇の紆余曲折はまだまだ続く。日本では大衆の力が強い。大衆に支持されなければどこが買収しても製品は売れないだろう。ネット社会ではみなが注視している。シャープは日本の宝だ。公正な交渉を望む。
経営再建中のシャープ内で、政府系ファンドの産業革新機構による支援を受け入れる意見が再び強まっている。
シャープは12日、臨時取締役会を開き、支援策の受け入れについて、有力視されてきた台湾の電子機器大手、鴻海ホンハイ精密工業と併せて、機構とも本格的な交渉に入ることを決めた。
シャープは2月中にどちらの支援策を受け入れるかを決める方針だ。
鴻海はシャープに最大7000億円規模の資金を投じ、現状の事業を基本的に維持した上で子会社化する救済案を提示している。シャープは4日、鴻海と重点的に交渉する方針を打ち出していた。
機構は5000億円を投じてシャープを傘下にし、不振の液晶事業をジャパンディスプレイに統合させる案を示している。取引先銀行に総額3000億円の金融支援も求めている。
以上
ホンハイに傾いたかと思うとこのニュースだ。役員でもネット情報に敏感な人はホンハイの資金調達力や資金源を疑い、躊躇する。やっぱり意見が割れるだろう。ネット上では、シャープの闇に関して個人投資家向けに書いた深田萌絵さんのブログがみな削除されていたらしい。そこで訴訟を起こされた。ネットの中では大騒ぎになり拡散中である。これが水面上に出て、新聞が書き、一般人が知るところとなれば、とてもじゃないが、ホンハイ案は飲めない。
個人的にはホンハイの傘下に入り、国際企業としてもまれて、再び競争力と成長力を回復して欲しいと願っている。機構だと、経営不振のもとになった過大投資の部分を他社との再編成の波に飲まれてしまう。そうは甘くないわけだ。
深田萌絵さんが書いた記事の信憑性は不明である。但し、削除されたことは事実なので、知られるとまずい記事だったことは推定できる。削除されなければ憶測記事だったかも知れない。削除するからかえって知られてしまう。
技術力のある名門企業を巡る買収劇の紆余曲折はまだまだ続く。日本では大衆の力が強い。大衆に支持されなければどこが買収しても製品は売れないだろう。ネット社会ではみなが注視している。シャープは日本の宝だ。公正な交渉を望む。
会計業務 ― 2016/02/15
9:00~17:30まで執務。主務は支払日だが、それは正社員の方に任せて、課題の固定資産ソフトの入力内容のチエックにかかる。土地の誤差は手数料や境界線の費用が旧台帳に記載されていなかったことが判明。一旦、ソフトを使いだすと細部にわたってリンクするので、正確な数字が求められる。期首残高、期末残高、残存価額の数字の入力操作にも上書きが可能である。というわけでほぼ入力は終わったものの細部の点検が若干残った。
後見事務 ― 2016/02/16
夜通しの暖房を切ったり、ストーブを休ませるほどの春暖に甘えた体にはこの余寒はこたえる。少し空咳も治まっていたがまたぶりかえした。
午後、銀行から入院費相当額を引き出し、病院に出向いて支払う。振込みでもいいが、月1回は保険証の提示を求められるので通院ということになっている。丸の内に移動して、銀行通帳や現金の動きをソフトに入力しておく。年金の入金額に介護保険料と後期高齢者医療額の相殺が反映していなかったので12月と2月分を訂正した。
午後、銀行から入院費相当額を引き出し、病院に出向いて支払う。振込みでもいいが、月1回は保険証の提示を求められるので通院ということになっている。丸の内に移動して、銀行通帳や現金の動きをソフトに入力しておく。年金の入金額に介護保険料と後期高齢者医療額の相殺が反映していなかったので12月と2月分を訂正した。