後見事務2018/07/04

 マンションの清掃費を支払う。

「身体髪膚、これを父母に受く、あえて毀傷せざるは孝の始め也」「身を立て道を行い、名を後世に挙げ、以て父母を顕すは孝の終り也」(孔子)2018/07/05

ソース:https://akizukiseijin.wordpress.com/2008/09/26/%E3%80%8C%E8%BA%AB%E4%BD%93%E9%AB%AA%E8%86%9A%E3%80%81%E3%81%93%E3%82%8C%E3%82%92%E7%88%B6%E6%AF%8D%E3%81%AB%E5%8F%97%E3%81%8F%E3%80%81%E3%81%82%E3%81%88%E3%81%A6%E6%AF%80%E5%82%B7%E3%81%9B%E3%81%96/
ブログ「I am the vine; you are the branches Shota Maehara's Blog」

(現代語訳)わが身体は両手・両足から毛髪・皮膚の末々に至るまで、すべて父母から頂戴したものである。それを大切に守っていわれもなくいたみ傷つけないようにする。それが孝行の始めなのだ。
 立派な人物になり、正しい道を実践し、名を後の世までも高く掲げて、それで[あれは誰の子よと]父母の名を世に広くかがやかせる。
 それが孝行の終わりなのだ。いったい、孝行ということは、家にいて親に事えることが始まりで、家を出て君に事えるのがその中間で、[孝と忠とを全うして]立派な人間になるのが終わりなのだ。 )

 この言葉で孔子が言わんとしたことは、フロイトが言った「死の欲動」と呼ばれる人間の「攻撃性」にかかわっている。

 人間の攻撃性は、外へ向かえば他人への暴力になるが、それが自己に向かうとき責めさいなまれるような自責の念になる。これは一種の強迫神経症である。

 例えば、親への反発から現代の若者が自分の体に刺青やタトゥーを入れたり、リストカットしたりするケースを見ればよくわかる。

 これに対して孔子はこの自分の身を傷つけるという生物学的エネルギーを、身を立て、名をあげることによって社会学的なエネルギーに昇華(負のエネルギーを正のエネルギーに転化)させるべきだと考えた。 これは基本的に20世紀のフロイトの精神分析の処方と異なるものではない。こうした孔子の洞察力にあらためて驚嘆せざるを得ない。
以上

 使われた文脈は?
・・・・・【Front Japan 桜】メッシが熱海温泉に来たら… / 北朝鮮の非核化 本気? / マハティールが打つ「中国傀儡」回避の布石 / 米国による中国封じ込め[桜H30/7/4]の中の「メッシが熱海温泉に来たら… 」で引用された。引用文にあるように、刺青を入れるのは表記の言葉に該当する。
 あの富山県での21歳の若者の殺人事件も原因は不明であるが、攻撃性を制御出来なかった結果である。
 人間を飼いならすことは難しい。ゆえに宗教があるが、昔から、派閥争いや異教徒間の争いばかりである。また自分を飼いならすために自己修養としての論語がある。儒教もまた人間の攻撃性を封じ込めるには至らなかった。
 しかし、この言葉だけは良い言葉だと、辛口のジャーナリスト・高山正之氏は珍しく評価している。

セカンドレイプ2018/07/05

Weblio辞書によれば「別名:第二の性的被害、性的二次被害
英語:second rape

 レイプなどの性的暴行を受けた者に対して、第三者が、性被害の苦痛を思い出させるような言葉を投げたり、被害を受けた原因の一端が被害者自身にもあったというような中傷めいた発言をしたりして、精神的な苦痛を与えること。

 レイプ被害者は肉体的な面もさることながら精神的に大きな苦痛を受ける。早く忘れるために泣き寝入りをする被害者も多いとされる。事件が表沙汰になると、警察の取り調べを受ける中で被害の内容を思い出したり、マスコミが事件について報道したり、あるいは裁判で被告を擁護する側に立つ者が、性的挑発があったから性暴行が起きたかのように周囲に印象付ける発言を行ったりすることで、被害者をいっそう苦しめることになる場合が少なくなく、性犯罪そのものと併せて問題視されている」と解説。

 WEZZY「「BBCは反日!」BBCの伊藤詩織氏ドキュメンタリーを受け日本国内で起こった残念すぎる反応」という以下の記事の文脈で使われた。
ソース:http://wezz-y.com/archives/56252

・英国放送協会に「反日」もなにもないのは言うまでもなく、苦笑せずにはいられない投稿だが、もうひとつ目立ったのが、「枕営業」などといった文言で伊藤氏を叩くセカンドレイプの表現である。
・ 『Japan’s Secret Shame』では、こういったセカンドレイプも問題視していたのにも関わらず、同じことがまた起きていたのである。
・BBC Twoの放送を受けて杉田議員は、番組制作サイドから受けていた企画と放送されていた企画がまったく違うとブログで主張しているが、どのような意図の発言であれ、<明らかに女としても落ち度がありますよね>といった発言が、セカンドレイプの文脈で捉えられるのは自然だろう。
以上

 日本において、「BBCは反日」という反応は最初から計算づくであったと思われる。それはググるとBBCの前科がヒットしたからだ。イギリスは悪意の国である。

ソース:https://argusakita.wordpress.com/2012/02/23/bbc%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%96%A2%E9%80%A3%E3%81%AE%E5%A0%B1%E9%81%93%E3%81%8C%E9%85%B7%E3%81%84/
「BBCの日本関連の報道が酷い」投稿日: 2012/02/23
 「前略。事務所にいるときは大体TVを点けっぱなしにしてBBCやCNNを流しているのだが、ここ数年のBBCの日本関連の報道はちょっと悪意を感じる。
 名古屋の河村市長の『南京事件』否定見解など、別に取り上げなくても良さそうな話題をわざわざ報道するし、webサイトでもこんなアホみたいな写真を載せて、記事内容もまるでシナ側の言い分そのままだ。
 BBCはドキュメンタリーなどは優れたものが多いが、ニュースは他国に対しては結構辛辣なものが多く、日本人から見るとイギリスって屈折してるなぁと思わせるくらいだ。
 元々、第二次大戦で東南アジアで日本に戦艦(注:プリンスオブウェールズ)まで沈められて大敗したこともあるせいか反日感情は根強いのだが、1980年代中ごろのサッチャー時代に日産が工場を建設した頃は急に日本ブームが起きたり国民感情の改善が感じられた。

 しかし、その後イギリスがシティを中心に金融セクターで特化していったにも関わらず通貨供給量で(ドルベースで)ポンドは日本円の1/3以下とかつての大英帝国のプライドからは面白くないらしい。(ちなみに、ドル、ユーロ、円はそれぞれ12兆ドル程度、ポンドは3.6兆ドル程度)

 BBCの偏向報道は、東京発のレポートなどでも感じる。必ずと言ってよいほどレポーターの立っている場所は新橋付近の汚い雑居ビルの近くで、決して六本木やお台場のような現代的な日本を映さないし、レポーターは英語ネイティブの黒髪ロングのお姉ちゃんで、どうみても香港かシンガポール出身の華僑だろう。あんな外見は東京のOLでは稀少種だ。
 また、反捕鯨問題もそうだ。
 映像や写真は血だらけのグロな画像満載で報道するし、日本の鯨料理店なんかもわざわざ取材して、特殊なものを食う日本人という紹介が大半。ところがイギリス近海で行われるノルウェーの捕鯨には決して文句を付けない。使う単語もノルウェーの場合はhuntで日本の場合はkill、酷いときにはmurderやslaughterも出てくる。
 実は、ノルウェーは世界有数の北極海原油輸出国で、イギリスもその資源に依存しているため文句を言えないという事情があるのだ。イギリスというのはあからさまな二枚舌国家だと感じる。それにしても、捕鯨問題が環境問題などという奇麗事でないことは確かだ。

 これに加えて、最近の偏向報道は南朝鮮やシナの影響が大きいと感じる。
 2000年頃までは、CMなどもCanon、SONY、Panasonicなどが多かったが最近はCanon以外はほとんど見ない。代わりにSAMSUNGやLGといった南朝鮮企業のCMが多い。そのためか、戦時売春婦の問題なども特別な番組コーナーで扱ったりする。どこが金を出しているか素人目にも明らか。
 そして、2003年くらいまでは、南京事件の話題でも南京はNankingと記述していたが、今はNanjingと書いている。これはwebサイトでも同じだ。
 第二次大戦絡みの話題ではまず間違いなくBBCはシナ側の見方を支持するのは日本への憎悪があるからだが、最近のある日本人研究者による論文では南京事件自体が蒋介石とアメリカのある人物による捏造プロパガンダだったという発表が証拠とともに注目されている。以下略」
 以上。
 これだけ悪意を示すBBCだから「『Japan’s Secret Shame』を受けて本当に議論されるべきテーマは、性暴力被害者ケアに関する制度の不備をどうするかという問題である。それにも関わらず、そういった建設的な議論にはいっさい進まず、結局、女性叩きに収斂し、挙げ句の果てには「BBCは反日」という、もはやため息しか出ないフレーズまで飛び出すにいたった。これを日本の恥ずべき現状と言わずして、どう言えばよいのだろう。」と執筆者の倉野尾 実氏が書いても真意は伝わらない。
 WW2でイギリス兵が捕虜になった際、食事に出た牛蒡を「日本軍に木の根っこを食わされた」と批判。天皇が訪英すると反日運動が起きた。日本はアメリカ以外の国には優勢であり、アジアの植民地を結果的に解放したから、宗主国は一気に貧乏国に陥った。この国民感情は根が深い。
 BBCは自身に染みついた反日感情を前面に出して制作してしまった。日本に配慮することは考えられず、今後も火種をくすぶり続けるだろう。

後見事務2018/07/12

 病院からの請求書にもとづき、銀行から相当額を引き出して支払う。

後見事務2018/07/13

 丸の内で後見事務を処理。

後見事務2018/07/18

コスモス向けの後見事務報告書を作成。12日に通帳などを出してからコピーを作成、残高の変化を財産目録に転記し、6/30付けで作成した。他に後見事務、各種報告書、現金出納帳などをプリントアウト。
 家裁向けの後見事務報告書類は締切が7/31にずれたため、8月以降にあらためて作り直す。まとまるのはお盆過ぎになる。

後見事務2018/07/19

 コスモスあいちに寄る。4ヶ月に1度、4/1~6/30の後見事務の経過記録報告書を提出した。

実務研修2018/07/23

 14時~16時まで成年後見制度の実務家から受講。補助人と保佐人の実務の話を交えながら解説された。

小人(しょうじん)は縁に気づかず。 中人(ちゅうじん)は縁を生かせず。 大人(たいじん)は袖すり合う縁も縁とする。2018/07/26

 今朝の読売新聞の記事にあった。
 あの人は人を使うのがうまい。とか、あの会社は人の使い方がうまい。という言葉がある。人を利用するだけして報酬は少ない。大抵は悪意を込めて言う。
 普段から人間観察を欠かさない人は困った時、困った人がいるときに、あの人は協力してくれるかも、と示唆。それが当れば感謝される。結果として人を使う(利用)ことになる。
 ちょっとしたきっかけを成功に結び付けるのもこうした人間観察眼であろう。
 7/24はT信金で人財交流会に参加してきた。2社とマッチングの面談会の機会を得た。申し込んだのは持てるスキルを生かしたいという、ちょっとしたきっかけである。わずか25分の時間で縁が生れた素晴らしい。25分は袖摺りあうよりは濃厚な時間である。インスピレーションである。
 果たして大人になれるかどうか。

民法改正にともなう研修会2018/07/28

 7/27の午後2時~4時まで、東別院会館ホールにおいて研修会を受講。講師は名城大学教授の仮屋篤子氏。愛知会の会報に「民法はこう変わる」を連載中の先生です。
 レジュメでは、
1 はじめに
民法改正の経緯とポイントは
①国民一般に分かりやすいものとする

 1 規定の明確化

 2 基本原則の明確化

 3 確立したルールの明文化と合理化

・・・・学生時代に民法は破綻法と習った。誠にその通りでトラブルの体系である。明文化されない慣習法もある。意図的に騙す側は徹底的に研究してくる。
 日本人は信用を重んじてきた。契約書にしても念のため取り決めしておくだけの形式に過ぎない。多くは慣習法である。相互の信用である。
 かつて関与先の契約書(メーカー向けに基本契約書+協定書、商事会社向けに売買契約書)を作成した。取引先に配布したら、200社中、10社位が取引を止めると明言したきた。
 得意先の売掛金の貸倒はある。だが、仕入先に引っかかることはない。そのはずが資材から仕掛品の流通過程では親会社の倉庫を経由することなく、直接次の加工会社に行くのでどこかが倒産した場合資材や仕掛品の所有権が明確ではない。つまり下請けに引っかかるのである。
 そこで流通過程でも債権債務を明文化し、取引先の倒産に備えたのである。決め手は協定書の締結であった。
 それまでは倒産はあっても資材に手をつける倒産企業の債権者は居なかった。つまり慣習法であった。しかし、下請けでも大手になると銀行借入の額も大きい。金融機関が恥も外聞も捨てて差し押さえてしまったのである。この解消のために裁判を起こし、いくらかは回収したが、時間はかかるし、弁護士費用はかかるし、債権額も100%と言うわけにはいかない。
 契約書は転ばぬ先の杖と知って依頼して来られたのである。

②社会経済の変化への対応

 1 取引活動の明確化

 2 契約の尊重と格差の是正

2 消滅時効についても実務上、密接に遭遇することなので特に重点を置いて縷々解説された。

この他資料として示されたのは
意思能力
・・・実務上、重要な条項である。

錯誤
・・・トラブルの多くはこの錯誤に起因する。

無権代理人の責任
・・・この条項は学生時代にも受講した記憶がある。咄嗟に表見代理の語彙が浮かんだ。
 ググると「無権代理(むけんだいり)とは、本人を代理する権限(代理権)がないにもかかわらず、ある者が勝手に本人の代理人として振る舞うことをいう(広義の無権代理)。対義語は有権代理。広義の無権代理には代理権の外観について一定の要件を満たす場合に有権代理と同様の効果を認める表見代理が含まれるが、狭義の無権代理はこの表見代理が成立しない場合のみをいう。以下、本項目では狭義の無権代理について述べる(表見代理については表見代理を参照)。」

「表見代理 (ひょうけんだいり) とは、広義の無権代理のうち、無権代理人に代理権が存在するかのような外観を呈しているような事情があると認められる場合に、その外観を信頼した相手方を保護するため、有権代理と同様の法律上の効果を認める制度である。民法上、代理権授与の表示による表見代理(民法109条)、権限外の行為の表見代理(民法110条)、代理権消滅後の表見代理(民法112条)の3種がある。なお、通説は表見代理を広義の無権代理の一種とみるが、学説の中には表見代理は本質的に無権代理とは異なるものであるとみる説もある。」

レジュメのP7~P8に関心の高い語彙があった
 
承認による時効の更新 152条

債券等消滅時効 166条

履行不能 412条の2

債務不履行による損害賠償 415条

契約の締結及び内容の自由 521条

契約の成立と方式 522条
 
その他以下略

・・・私が高齢ということもあるが、暑い最中の受講ではっきり言って頭に入り難い。今後学習をして行かなくてはならない。

 でも基本のキは本人確認ですね。当事者能力の確認です。また当該条文に当ることと正しい解釈です。

 ある高名な弁護士は民事は当事者間のウソが多いから止めて、公法専門を謳った。しかし、まったくやらない訳にもしかなかったのだろう。関わったその民事(債権取立)で、詐欺で訴えられて、最終的には廃業を余儀なくされた。アメリカの弁護士も民事の厄介さ、汚さに閉口して廃業したとか。

 何でもない出会いから仕事は生れる。ちょっとしたことでもメモしておく。些細な紙片でも保存しておき、記憶を呼び覚ます資料にする。本人に常に確かめる用心深さが大切である。