創業者支援向けの融資申込書作成 ― 2020/05/16
16日午前11時、若手起業家の創業資金融資申込書の作成を処理できたので本日依頼者にお渡しした。融資が円滑に実行されるように支援するのも行政書士の仕事の範疇です。
融資申込書は過去2年分の確定申告書と決算書等の数字を参考にした。申告書の数値を損益計算書の形式に書き直した。融資金の必要性についての作文は依頼者のヒアリングで調整した。
現状から先々の仕事の量的な確保と見通し、仕事の受注方法が個人への出来高払いの賃金から請負に変更されて、請求事務が発生し、入金までのタイムラグが発生することで、運転資金ショートを起こすため安定的確保云々との文言を入れて置いた。確定申告書だけでも申込書の空欄はほぼ埋まった。
融資申込書は過去2年分の確定申告書と決算書等の数字を参考にした。申告書の数値を損益計算書の形式に書き直した。融資金の必要性についての作文は依頼者のヒアリングで調整した。
現状から先々の仕事の量的な確保と見通し、仕事の受注方法が個人への出来高払いの賃金から請負に変更されて、請求事務が発生し、入金までのタイムラグが発生することで、運転資金ショートを起こすため安定的確保云々との文言を入れて置いた。確定申告書だけでも申込書の空欄はほぼ埋まった。
持続化給付金申請のためのシュミレーション表作成 ― 2020/05/16
16日午前11時、若手起業家の創業資金融資申込書の作成を処理できたので本日依頼者にお渡しした際に、融資申込書の参考書類に過去2年分の確定申告書と決算書等を預っていたので「持続化給付金」の仕組みもシュミレーション表を作成してガイドした。1月から12月までの今後1年のうちに前年度に比べて50%以上減収した月があれば申請できる。
個人事業者は100万円が上限、法人は200万円が上限となっている。これも数字の把握は難しくないが、電子申請ということが敷居が高く感じる人もいるようだ。
融資と違い、返済する義務を負わないので該当する事業家は申請して受領されたら良いと思う。相談があれば入力できるところまではサポートができる。当職への相談・書類の調整等の依頼は有料となる。税込33000円。経産省のHPによると代行入力、代行申請は不可のようだが、行政書士は事実証明の書類作成は法定業務なので、代行入力、行政書士のアドレスで何度でも代行で電子申請が可能との見解が示された。
個人で電子申請が苦手な事業家は面倒だが申請サポートセンターまで用意される。そこへ出向いて、確定申告の説明会場と同じイメージで、その場で電子申請が執行されるように指導してもらえる。
個人事業者は100万円が上限、法人は200万円が上限となっている。これも数字の把握は難しくないが、電子申請ということが敷居が高く感じる人もいるようだ。
融資と違い、返済する義務を負わないので該当する事業家は申請して受領されたら良いと思う。相談があれば入力できるところまではサポートができる。当職への相談・書類の調整等の依頼は有料となる。税込33000円。経産省のHPによると代行入力、代行申請は不可のようだが、行政書士は事実証明の書類作成は法定業務なので、代行入力、行政書士のアドレスで何度でも代行で電子申請が可能との見解が示された。
個人で電子申請が苦手な事業家は面倒だが申請サポートセンターまで用意される。そこへ出向いて、確定申告の説明会場と同じイメージで、その場で電子申請が執行されるように指導してもらえる。
仕事day ― 2020/05/16
朝から大雨である。でもコロナウイルスを清浄化する雨にならばや。午後1時に起業家と会い、古物商許可申請の受理を示す受付票と手数料の領収書を渡した。同時に金融機関へ申し込む創業者支援の融資申込書の作成も終わったので残った空欄を埋めるべくヒヤリングしたが自分で埋めるとのことで無事渡した。
次いで、持続化給付金のシュミレーション表も作成して説明しておいた。昨年同月比で50%以上もの売上高が減少した場合は対象月として申請が可能になる。
2019年の売上高合計-(2020年の50%以下の月の売上高×12)=給付額100万円限度。
詳細は持続化給付金
https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-kyufukin.html
次いで、持続化給付金のシュミレーション表も作成して説明しておいた。昨年同月比で50%以上もの売上高が減少した場合は対象月として申請が可能になる。
2019年の売上高合計-(2020年の50%以下の月の売上高×12)=給付額100万円限度。
詳細は持続化給付金
https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-kyufukin.html
何を以って癒されるか ― 2020/05/07
朝一で某警察署へ古物商の申請書類の相談に行く。対応の警察官は親切にしてくれたが上席から叱責が飛んできた。取り扱う古物の概念の把握が不十分という。だから書士会でやって来いという。それでも初めてのことでもあり、隅から隅までひるまず問いただして辞した。
その後依頼者に訂正と書き直しを頼んだ。それだけなら落ち込むが次ぎの仕事の種もくれたから心は明るくなる。この仕事をやってよかった。しかも初めての事業計画書作成の依頼だった。融資を受けるためだという。会計が分からないと作成できないので得意分野に育てて行きたい。
趣味やレジャーでストレス解消も良いが次にやる仕事があるということで癒されるのはありがたい。こんなコロナ禍で大変な時期であっても借金して事業意欲に燃えた人は居るものである。悲観論の横溢する世の中ではあるがまんざらでもないと思う。
その後依頼者に訂正と書き直しを頼んだ。それだけなら落ち込むが次ぎの仕事の種もくれたから心は明るくなる。この仕事をやってよかった。しかも初めての事業計画書作成の依頼だった。融資を受けるためだという。会計が分からないと作成できないので得意分野に育てて行きたい。
趣味やレジャーでストレス解消も良いが次にやる仕事があるということで癒されるのはありがたい。こんなコロナ禍で大変な時期であっても借金して事業意欲に燃えた人は居るものである。悲観論の横溢する世の中ではあるがまんざらでもないと思う。
会計指導の話 実務者との面談 ― 2020/03/04
午後から県外の企業に会計指導に出向いた。小雨が降っていていやな天気だが仕事だからやむなし。今日は経営者とその家族の方で実務をになう人との面談も交えた。
経営者の希望は財務諸表の読み方とこれから経営拡大に向けての判断力の指標となる読み方、会社資金の流出を防ぐ方法という方向に絞られてきた。要するに税理士は納税者から報酬を得ながら税務署の方を向いて仕事をしていることへの不満である。
しかし税理士に経営指南を仰ぐのは無理である。彼らの専門性は試験科目の税法と簿記会計に限定される。経営学、能率学、IE,QCといった科学的な経営学の知識や経営の経験は問われていない。税理士業界のトップが営業がうまいのでいつの間にか税理士が経営顧問のような顔をされて居座っているのである。
これまで会社員として経理の仕事に携わった経験の当方が言ったことは税理士任せではダメですよ、と。依頼する方も理論武装が必須です。これは弁護士でも同じことで、弁護士任せで巨額の財産を訴訟で失った資産家も居たのである。次回はもっと突っ込んだ話題にしたいと思う。
経営者の希望は財務諸表の読み方とこれから経営拡大に向けての判断力の指標となる読み方、会社資金の流出を防ぐ方法という方向に絞られてきた。要するに税理士は納税者から報酬を得ながら税務署の方を向いて仕事をしていることへの不満である。
しかし税理士に経営指南を仰ぐのは無理である。彼らの専門性は試験科目の税法と簿記会計に限定される。経営学、能率学、IE,QCといった科学的な経営学の知識や経営の経験は問われていない。税理士業界のトップが営業がうまいのでいつの間にか税理士が経営顧問のような顔をされて居座っているのである。
これまで会社員として経理の仕事に携わった経験の当方が言ったことは税理士任せではダメですよ、と。依頼する方も理論武装が必須です。これは弁護士でも同じことで、弁護士任せで巨額の財産を訴訟で失った資産家も居たのである。次回はもっと突っ込んだ話題にしたいと思う。
会計指導の話 ― 2020/02/10
午後から市外の企業に面談に行く。高速料金をけちってR23で行こうとしたら車がノロノロと分かり、高速へ。それでもギリギリになった。今日は何だ、というほど車が多かった。
話は経営者の現状認識と要望を根底から問い質して探ってみた。要は顧問税理士の税金を納めるための会計帳簿から脱したい、と悟った。業績は好調なので更なる設備投資も構想している。聞くと発生主義ではなさそうだし、貸倒引当金なども計上しているのかな、と思わせる。税金は少なく、手元に現金を多く残したい願望だ。それは必ずしも欲張りではなく、法の範囲内で可能である。貸倒などはまだ不良債権化したわけではないのに予め利益から差し引きするから節税になる。しかし現金の支出があるわけではない。
大企業などはこうした税制の特典をフルに活用しているのである。別の企業では別会社への移転価格の指導を求められた。これをちょっと調整するだけで利益を増減できる。この会社は破談になった。それで基本のキから指導することになった。受け皿の身内の人とは面談できなかったが後日日を改めて面談することとした。
話は経営者の現状認識と要望を根底から問い質して探ってみた。要は顧問税理士の税金を納めるための会計帳簿から脱したい、と悟った。業績は好調なので更なる設備投資も構想している。聞くと発生主義ではなさそうだし、貸倒引当金なども計上しているのかな、と思わせる。税金は少なく、手元に現金を多く残したい願望だ。それは必ずしも欲張りではなく、法の範囲内で可能である。貸倒などはまだ不良債権化したわけではないのに予め利益から差し引きするから節税になる。しかし現金の支出があるわけではない。
大企業などはこうした税制の特典をフルに活用しているのである。別の企業では別会社への移転価格の指導を求められた。これをちょっと調整するだけで利益を増減できる。この会社は破談になった。それで基本のキから指導することになった。受け皿の身内の人とは面談できなかったが後日日を改めて面談することとした。
シニア面談会(経営相談)、相続税の研修 ― 2019/12/06
午後から四日市市の信金でシニアの面談会に出席。経産省傘下の中産連が信金から中小企業のニーズを探って登録者に諮り企業とシニアのマッチングを綿密に行い結果的に中小企業の経営に協力する。シニアの残存能力(専門性の高い経験や知識、技術など)の活用になる。
3年前から参加してきたが二次面談までは中々進まない。これまに経理財務面で3社ほど二次面談まで進むが業務契約までは進展しなかった。今回も経営者と直に面談して経営課題を探り自己の能力とすり合わせした。どちらかと言えば技術系の社長さんなので財務経理面には多少の不安があるのだろう。税理士は法人税の計算と税金の申告の専門家なので会計の能力はあっても経営のニーズには答えていないのだろう。会計ソフトを使えば簿記知識は無くても日々の仕訳の入力さえ正確なら決算書はできる。しかし、集計された数字を読み解くにはしっかりした知識と経験が必須である。特に減価償却の知識は必須だ。
設備投資すると固定資産が増加、現金預金は減少。この場合なら減価償却費分はそのまま預金現金が積みあがってゆく。借金で設備投資すると固定資産、負債が増加。減価償却分は返済の原資になる。多くの企業はここをよく考えないまま設備投資して結果過剰投資になり、経営危機に陥ってきた。且つてのシャープは超がつく優良企業だったがTVの需要予測を誤り2000人もの人員整理に追い込まれた。過剰投資から借金の返済もできなくなったのである。そこを台湾の会社に資金供与されてよみがえった。
企業経営は単純なことで危機になるのである。シャープほどの会社なら優秀な社員がたくさんいるし、資金需要には金融機関も融資するし、増資も楽だろう。なぜ誤ったか、将来の判断力一つである。ここぞとばかりに大投資した結果、現金が不足した。キャッシュフロー(現金収支)が分かっていなかったのである。
林投資研究所のHPに「 「資金に余裕を持って売買せよ」という意味の(相場の)格言。
凧揚げをするとき、調子に乗って糸を出し切ってしまうと、さらに糸を出して調節することができなくなってしまう。同じように、相場の資金にも余裕を持って行わないと身動きが取れなくなってしまう。
予測不能の相場についていきながら、ポジション(玉)を調節していくことが求められるが、資金的に余裕のない売買、あるいは一発狙いの仕掛けなどを行っていると、わずかな狂いが大きなケガになる。売買戦略上、物理的に必要な余裕を持つだけでなく、精神的な余裕が持てるように配慮」せよとある。
シャープはまさに儲かる事業まで切り売りしてキャッシュを確保するしかなかった。親会社のホンハイは資金供与して何をしたか、というと切り売りした事業の買戻しであった。手元資金が潤沢になれば研究開発というホンハイにはできない経営資源が芽を吹くだろう。
専門の登山でも遭難する登山家は力を出し切るからだ。いつでも撤退する、下山する余裕を持たないとピンチを脱出できない。登山では命を失う。
会社経営では資金を失い、優秀な社員を失い、優秀な仕入れ先を失う。顧客からは足元を見られて安く叩かれる。倒産に至ることもある。
いずれも判断力一つである。そのためにも事業の寿命を早めに見切り償却を早めるのも策である。
経営者が会計の仕組みを知らないと専門家の言いなりになる。金融機関は天気のいい日に傘を貸し、雨が降ると引き上げる。例えば安田善次郎は融資を申し込んできた会社の業績を見て、危ないと思えばその会社の株式を空売りして置く。実際に倒産すれば融資は焦げ付くが暴落した株式の空売りの買い戻しで回収できる。立ち直れば融資は回収でき、株価も上がる。空売りは機を見て買い戻せば損失は少なく済む。どちらに転んでも大やけどしないように仕組みを考えて置くことである。
帰名後は18時から税理士を招いて最低限知っておきたい相続税の研修をこなす。その後は東京へ夜行するために懇親会はパスした。
3年前から参加してきたが二次面談までは中々進まない。これまに経理財務面で3社ほど二次面談まで進むが業務契約までは進展しなかった。今回も経営者と直に面談して経営課題を探り自己の能力とすり合わせした。どちらかと言えば技術系の社長さんなので財務経理面には多少の不安があるのだろう。税理士は法人税の計算と税金の申告の専門家なので会計の能力はあっても経営のニーズには答えていないのだろう。会計ソフトを使えば簿記知識は無くても日々の仕訳の入力さえ正確なら決算書はできる。しかし、集計された数字を読み解くにはしっかりした知識と経験が必須である。特に減価償却の知識は必須だ。
設備投資すると固定資産が増加、現金預金は減少。この場合なら減価償却費分はそのまま預金現金が積みあがってゆく。借金で設備投資すると固定資産、負債が増加。減価償却分は返済の原資になる。多くの企業はここをよく考えないまま設備投資して結果過剰投資になり、経営危機に陥ってきた。且つてのシャープは超がつく優良企業だったがTVの需要予測を誤り2000人もの人員整理に追い込まれた。過剰投資から借金の返済もできなくなったのである。そこを台湾の会社に資金供与されてよみがえった。
企業経営は単純なことで危機になるのである。シャープほどの会社なら優秀な社員がたくさんいるし、資金需要には金融機関も融資するし、増資も楽だろう。なぜ誤ったか、将来の判断力一つである。ここぞとばかりに大投資した結果、現金が不足した。キャッシュフロー(現金収支)が分かっていなかったのである。
林投資研究所のHPに「 「資金に余裕を持って売買せよ」という意味の(相場の)格言。
凧揚げをするとき、調子に乗って糸を出し切ってしまうと、さらに糸を出して調節することができなくなってしまう。同じように、相場の資金にも余裕を持って行わないと身動きが取れなくなってしまう。
予測不能の相場についていきながら、ポジション(玉)を調節していくことが求められるが、資金的に余裕のない売買、あるいは一発狙いの仕掛けなどを行っていると、わずかな狂いが大きなケガになる。売買戦略上、物理的に必要な余裕を持つだけでなく、精神的な余裕が持てるように配慮」せよとある。
シャープはまさに儲かる事業まで切り売りしてキャッシュを確保するしかなかった。親会社のホンハイは資金供与して何をしたか、というと切り売りした事業の買戻しであった。手元資金が潤沢になれば研究開発というホンハイにはできない経営資源が芽を吹くだろう。
専門の登山でも遭難する登山家は力を出し切るからだ。いつでも撤退する、下山する余裕を持たないとピンチを脱出できない。登山では命を失う。
会社経営では資金を失い、優秀な社員を失い、優秀な仕入れ先を失う。顧客からは足元を見られて安く叩かれる。倒産に至ることもある。
いずれも判断力一つである。そのためにも事業の寿命を早めに見切り償却を早めるのも策である。
経営者が会計の仕組みを知らないと専門家の言いなりになる。金融機関は天気のいい日に傘を貸し、雨が降ると引き上げる。例えば安田善次郎は融資を申し込んできた会社の業績を見て、危ないと思えばその会社の株式を空売りして置く。実際に倒産すれば融資は焦げ付くが暴落した株式の空売りの買い戻しで回収できる。立ち直れば融資は回収でき、株価も上がる。空売りは機を見て買い戻せば損失は少なく済む。どちらに転んでも大やけどしないように仕組みを考えて置くことである。
帰名後は18時から税理士を招いて最低限知っておきたい相続税の研修をこなす。その後は東京へ夜行するために懇親会はパスした。
サポート人材交流会へ参加 ― 2019/10/10
10月10日は午後からサポート人材交流会へ参加。申し込みは4社だったが競合が多いのか1位と4位の会社は面談できず、2位と3位のみになった。しかも申し込み3位の会社が面談では1番になるなど当局も調整に苦労した跡が伺える。
14時きっかりに金融機関と当局のあいさつが開催。14時10分から企業側と面談者が面談を開始。私は14時40分からとなった。得意分野の経理財務でノウハウを発揮できる機会を得られれば幸いである。
最初の企業さんは中堅管理職の人で経営課題と私の経験とのすり合わせを話ししながら進行した。合致したのは企業にすでに取引のある税理士さんへの不満を聞き出せたこと。いわゆる税務会計への疑問である。法人税法上の納付額を算出するだけの税理士では会社経営に役立たないと気が付いている点で意見が合致した。
私の勤務先でも20歳台の勤務先では税務会計だった。法人税の計算は会社員として処理していた。そう難しい仕事ではない。いまはみな倒産してしまった。勤務していたころは資金繰りに追われて如何に倒産しないかに知恵を絞った。
一方で、30歳から60歳まで勤務した会社は管理会計で発生主義できちんと仕訳していた。しかも高収益である。無借金経営で銀行に依存しない体質の立派な会社であった。ここでは如何に高収益を維持するかがテーマになった。ちょうど電算機にデータを移管する過渡期に当たりPCのソフトにつないだところで定年退職した。定年後も会計のみに絞って契約してくれて会計ソフトに精通できた。
中小企業はあらゆる仕事を振られるからいい勉強になったと言える。ところが当該企業さんの要望は公認会計士か税理士、大企業の経理経験者を要望。ここがミスマッチした。
難関の国家試験にパスしたから何でも対応できる能力を保証するわけではない。また大企業の経理経験者が幅広く対応できるかは疑問がある。面談の担当者がそこに気が付いてもらえるかどうかは微妙なところだ。
14時きっかりに金融機関と当局のあいさつが開催。14時10分から企業側と面談者が面談を開始。私は14時40分からとなった。得意分野の経理財務でノウハウを発揮できる機会を得られれば幸いである。
最初の企業さんは中堅管理職の人で経営課題と私の経験とのすり合わせを話ししながら進行した。合致したのは企業にすでに取引のある税理士さんへの不満を聞き出せたこと。いわゆる税務会計への疑問である。法人税法上の納付額を算出するだけの税理士では会社経営に役立たないと気が付いている点で意見が合致した。
私の勤務先でも20歳台の勤務先では税務会計だった。法人税の計算は会社員として処理していた。そう難しい仕事ではない。いまはみな倒産してしまった。勤務していたころは資金繰りに追われて如何に倒産しないかに知恵を絞った。
一方で、30歳から60歳まで勤務した会社は管理会計で発生主義できちんと仕訳していた。しかも高収益である。無借金経営で銀行に依存しない体質の立派な会社であった。ここでは如何に高収益を維持するかがテーマになった。ちょうど電算機にデータを移管する過渡期に当たりPCのソフトにつないだところで定年退職した。定年後も会計のみに絞って契約してくれて会計ソフトに精通できた。
中小企業はあらゆる仕事を振られるからいい勉強になったと言える。ところが当該企業さんの要望は公認会計士か税理士、大企業の経理経験者を要望。ここがミスマッチした。
難関の国家試験にパスしたから何でも対応できる能力を保証するわけではない。また大企業の経理経験者が幅広く対応できるかは疑問がある。面談の担当者がそこに気が付いてもらえるかどうかは微妙なところだ。
孤独死の現実 ― 2019/08/02
暑い暑い。にもかかわらず汗拭きを忘れた。植田駅前のコンビニに入ると何と500円前後もする。となりのドラッグでも600円はする。高いので何か汗拭きになる布切れはないか物色したら、おしぼりが見つかった。5本セットで200円だった。ふうっ、これで汗をぬぐえる。
その後、栄から黒川駅経由で汗を拭き拭き、中日信金でのシニア面談会に出席。なんとかご縁を得たいものです。約30分弱でミニ面談を終了後、名鉄清水駅から栄、上前津を経由して植田駅にとんぼ返り。
天白図書館の集会室で孤独死をした人の遺品整理を専門にするT先生の講話を聴いた。これが単なる遺品整理ではなく、法的な裏付けのあるもので今後はこのT先生の考え方や進め方が標準になってゆくのではないか、と思う。
例えば、故人に負債があると知らずに遺品整理(財産として換金)すると単純承認になり、故人の負債を抱えることになる。さらに、新婚時は妻側の親が賃貸住宅の借主の夫の連帯保証人になると、その後離婚、夫は賃貸住宅で孤独死した場合、連帯保証人には家賃の延滞のみならず、遺体の腐敗で住宅が極度に傷むと修繕費が加算される。約600万円弱もの事例にぞっとさせられる。
娘が離婚した場合は連帯保証人の関係も解消しておく必要がある。娘が死亡した場合も同じ。姻族関係も解消して置くことだ。
その他、孤独死する人は生活保護世帯であったりする。高齢者で年金生活者の場合は子が死亡を確認しないこと、DVを恐れて疎遠になっているなど人生の地獄をさまようような事例を見る。
幸福とは何か。幸福ではなくとも不幸に陥りたくはない。その為には生活技術、人間関係、など見直す必要がある。意義深い研修であった。
その後、栄から黒川駅経由で汗を拭き拭き、中日信金でのシニア面談会に出席。なんとかご縁を得たいものです。約30分弱でミニ面談を終了後、名鉄清水駅から栄、上前津を経由して植田駅にとんぼ返り。
天白図書館の集会室で孤独死をした人の遺品整理を専門にするT先生の講話を聴いた。これが単なる遺品整理ではなく、法的な裏付けのあるもので今後はこのT先生の考え方や進め方が標準になってゆくのではないか、と思う。
例えば、故人に負債があると知らずに遺品整理(財産として換金)すると単純承認になり、故人の負債を抱えることになる。さらに、新婚時は妻側の親が賃貸住宅の借主の夫の連帯保証人になると、その後離婚、夫は賃貸住宅で孤独死した場合、連帯保証人には家賃の延滞のみならず、遺体の腐敗で住宅が極度に傷むと修繕費が加算される。約600万円弱もの事例にぞっとさせられる。
娘が離婚した場合は連帯保証人の関係も解消しておく必要がある。娘が死亡した場合も同じ。姻族関係も解消して置くことだ。
その他、孤独死する人は生活保護世帯であったりする。高齢者で年金生活者の場合は子が死亡を確認しないこと、DVを恐れて疎遠になっているなど人生の地獄をさまようような事例を見る。
幸福とは何か。幸福ではなくとも不幸に陥りたくはない。その為には生活技術、人間関係、など見直す必要がある。意義深い研修であった。
広告:業務案内 ― 2019/03/30
当事務所の広告を掲載した「名古屋フリモ」都心版4月号が届きました。
2010年8月に開業した際も居住地の天白区の中日新聞配達店系列のミニコミ誌に6ヶ月間広告を掲載して地域浸透をはかりました。その後元勤務先から会計業務の請負、契約書などのオファーがあり順風満帆に推移してきました。昨年まで成年後見人を受任しておりました。
2019年1月以降、民法の改正に対応するべく第2の開業として広告を再開しました。
取扱業務
1 会計業務の請負・・・・契約先企業様の会計ソフト導入から、日々の入力、月次決算、アドバイス、決算書作成までを扱います。経理業務を追加すると支払い(手形、小切手発行、インターネットバンキング、給与・賞与等の支払い、その他)にも対応します。法人税申告等の税務は税理士に外注します。
※会計経理業務は会社員として40年以上の実務経験があります。PCAの会計ソフトと減価償却ソフトを使い込んできました。建設業は7年の実務経験がありますので細部のアドバイスができると思います。
※経理に精通したベテラン社員が急に退職、後継者が着任するまでのつなぎとして、または若手の指導育成にも対応します。ご相談ください。
2 遺産相続・・・行政書士には職務上請求書で委任状なしで戸籍謄本等を代理で取得する権限が付与されています。また委任状により多忙な相続人に代わって相続の業務を総合的に代行します。相続登記は司法書士、相続税の申告書作成は税理士に外注します。
※個別の遺産分割協議書、法定相続情報一覧図の作成もお任せください。
※相続人に法的なトラブルが発生した場合、行政書士では対応できないことがあります。了解を得て知己の弁護士を紹介しますのでご安心ください。
3 終活関連・・・任意成年後見、遺言公正証書等を扱います。
法定後見の方でも高齢、入院、転勤等で対応できなくなったことを理由に他の親族または士業に交代するこができます。
※親族後見から交代で成年後見人として6年間お世話をさせていただいた実務経験があります。
4 許認可・・・代表的な業務は建設業許可申請です。個人営業から法人化、会社設立の定款作成、建設業会計のアドバイスが可能です。
5 離婚のご相談・・・協議離婚の際の公正証書作成のサポートができます。相談中に調停になると判断した場合は了解の上で知己の弁護士に引き継ぎます。
6 帰化許可申請・・・在日外国人の帰化申請の手続きを代行します。多忙な依頼人に代わって必要書類の収集をサポートします。
まずはご相談からです。ご一報ください。
052-961-6506
2010年8月に開業した際も居住地の天白区の中日新聞配達店系列のミニコミ誌に6ヶ月間広告を掲載して地域浸透をはかりました。その後元勤務先から会計業務の請負、契約書などのオファーがあり順風満帆に推移してきました。昨年まで成年後見人を受任しておりました。
2019年1月以降、民法の改正に対応するべく第2の開業として広告を再開しました。
取扱業務
1 会計業務の請負・・・・契約先企業様の会計ソフト導入から、日々の入力、月次決算、アドバイス、決算書作成までを扱います。経理業務を追加すると支払い(手形、小切手発行、インターネットバンキング、給与・賞与等の支払い、その他)にも対応します。法人税申告等の税務は税理士に外注します。
※会計経理業務は会社員として40年以上の実務経験があります。PCAの会計ソフトと減価償却ソフトを使い込んできました。建設業は7年の実務経験がありますので細部のアドバイスができると思います。
※経理に精通したベテラン社員が急に退職、後継者が着任するまでのつなぎとして、または若手の指導育成にも対応します。ご相談ください。
2 遺産相続・・・行政書士には職務上請求書で委任状なしで戸籍謄本等を代理で取得する権限が付与されています。また委任状により多忙な相続人に代わって相続の業務を総合的に代行します。相続登記は司法書士、相続税の申告書作成は税理士に外注します。
※個別の遺産分割協議書、法定相続情報一覧図の作成もお任せください。
※相続人に法的なトラブルが発生した場合、行政書士では対応できないことがあります。了解を得て知己の弁護士を紹介しますのでご安心ください。
3 終活関連・・・任意成年後見、遺言公正証書等を扱います。
法定後見の方でも高齢、入院、転勤等で対応できなくなったことを理由に他の親族または士業に交代するこができます。
※親族後見から交代で成年後見人として6年間お世話をさせていただいた実務経験があります。
4 許認可・・・代表的な業務は建設業許可申請です。個人営業から法人化、会社設立の定款作成、建設業会計のアドバイスが可能です。
5 離婚のご相談・・・協議離婚の際の公正証書作成のサポートができます。相談中に調停になると判断した場合は了解の上で知己の弁護士に引き継ぎます。
6 帰化許可申請・・・在日外国人の帰化申請の手続きを代行します。多忙な依頼人に代わって必要書類の収集をサポートします。
まずはご相談からです。ご一報ください。
052-961-6506