永住許可申請の相談2014/02/09

 11:00~13:00まで丸の内で在日中国人夫婦と面会して、妻の在留許可から永住許可への相談を受けた。昨年夏、申請したが不許可になったとのこと。理由を聞かされたがよく理解されていないようだ。何が原因か明白でないと再申請もできないので調査を約束した。
 申請する以上、要件は揃っていたが、審査の結果不許可ということである。原因を明らかにして審査で通る環境になれば許可される。
 夫も在日中国人である。二人は日本で結婚し、出産する予定。日本で子育てして、日本の教育を受けさせたい希望である。それなら期限のある在留許可より永住許可が欲しいわけである。夫はまだ申請の条件を満たせない。妻だけでも永住許可を付与されれば、生活の安定につながる。
 ネットで検索すると妻よりも夫の永住許可を重視する事例があった。1人が付与されれば、配偶者も永住者の在留許可に変更できる。これは就労に制限がない。つまり、夫に永住許可に利益が及ぶことが忌避されたか。相談者のケースもこれにぴったりはまる。結婚から申請までの期間が6ヶ月しかない。偽装結婚はダメですよ、と念を押した。偽装かどうか、結婚生活の実態も調べる。根掘り葉掘り問い質したが、面談する限りでは素行不良の様子はない。
 ともあれ、当って砕けろで調査する。