中国経済も自壊か?そして改革へ ― 2012/06/08
6/7のロイターから
中国利下げのニュースは予想外のことだったようだ。
「中国は年末にかけて極めて重要な局面に差し掛かる。指導部交代を控え、安定的な成長を確実にしたいと考えているためだ。だが過去にインフレ加速が政治的緊張を高めたことから、社会不安を招きかねない物価上昇につながる措置には慎重だ。
一方で、金利自由化に向けた動きは、新指導部の陣容が固まりつつある中で、改革機運が優勢であることを示している。」
改革の後、旧指導部の中国共産党党員はどうなるのか?どうやら外国へ逃避する算段のようだ。以下に宮崎氏の記事参考。
改革後も13億人の人民の生活は依然としてある。食べてゆかねばならないのである。新指導部はなおも対日批判を継承してゆくんでしょうか。
宮崎正弘氏のブログからうかがい知れる。
http://blog.kajika.net/?eid=1000825
「共産党王朝が終わるという自覚」 宮崎正弘
2012.06.01 Friday name : kajikablog
「中央委員204人のうち187名の家族・親戚は海外居住、すでに外国籍。中央委員候補167名のうち、142名が同様に海外拠点、外国籍を取得した。
共産党王朝の独裁はまもなく終わるという自覚があるのだろう。そうでなければ、なぜ「愛国」を獅子吼する共産党トップの家族、親戚の85%以上が事実上、祖国を捨てているのか? 中国ではこれが「愛国」なるものの実態であり、ならば「上に政策あれば、下に対策有り」のくにゆえに、庶民は「愛国無罪」と叫んで暴動に走る。
栄耀栄華は一代でおわり、杜子春の夢のごとし。
三代で独裁は滅びる。だから、その前にさっと海外へ拠点を移し、財産を移動させ、残りの人生か、もしくは子孫どもは別の人生を楽しめとばかり、日本人には想像のつかない人生観が共産党トップの殆どの脳裏を支配しているかのようだ。」以下略。
中国経済は成長を維持するために、不動産投機で膨らませてきた。それが支えられない状況というので利下げの措置。そこへきて幹部の腐敗も表面化した。
宮崎氏の記事はいかにも享楽的な中国人の本姓をよく表現している。尖閣諸島のことで丹羽中国大使が中国側の利益を代弁するかのような発言をしている。よほど美味しい利権を確保されているようだ。宮崎氏の記事も読んでいただいて、もっと勉強してもらわねばなるまい。
中国利下げのニュースは予想外のことだったようだ。
「中国は年末にかけて極めて重要な局面に差し掛かる。指導部交代を控え、安定的な成長を確実にしたいと考えているためだ。だが過去にインフレ加速が政治的緊張を高めたことから、社会不安を招きかねない物価上昇につながる措置には慎重だ。
一方で、金利自由化に向けた動きは、新指導部の陣容が固まりつつある中で、改革機運が優勢であることを示している。」
改革の後、旧指導部の中国共産党党員はどうなるのか?どうやら外国へ逃避する算段のようだ。以下に宮崎氏の記事参考。
改革後も13億人の人民の生活は依然としてある。食べてゆかねばならないのである。新指導部はなおも対日批判を継承してゆくんでしょうか。
宮崎正弘氏のブログからうかがい知れる。
http://blog.kajika.net/?eid=1000825
「共産党王朝が終わるという自覚」 宮崎正弘
2012.06.01 Friday name : kajikablog
「中央委員204人のうち187名の家族・親戚は海外居住、すでに外国籍。中央委員候補167名のうち、142名が同様に海外拠点、外国籍を取得した。
共産党王朝の独裁はまもなく終わるという自覚があるのだろう。そうでなければ、なぜ「愛国」を獅子吼する共産党トップの家族、親戚の85%以上が事実上、祖国を捨てているのか? 中国ではこれが「愛国」なるものの実態であり、ならば「上に政策あれば、下に対策有り」のくにゆえに、庶民は「愛国無罪」と叫んで暴動に走る。
栄耀栄華は一代でおわり、杜子春の夢のごとし。
三代で独裁は滅びる。だから、その前にさっと海外へ拠点を移し、財産を移動させ、残りの人生か、もしくは子孫どもは別の人生を楽しめとばかり、日本人には想像のつかない人生観が共産党トップの殆どの脳裏を支配しているかのようだ。」以下略。
中国経済は成長を維持するために、不動産投機で膨らませてきた。それが支えられない状況というので利下げの措置。そこへきて幹部の腐敗も表面化した。
宮崎氏の記事はいかにも享楽的な中国人の本姓をよく表現している。尖閣諸島のことで丹羽中国大使が中国側の利益を代弁するかのような発言をしている。よほど美味しい利権を確保されているようだ。宮崎氏の記事も読んでいただいて、もっと勉強してもらわねばなるまい。
産経新聞の主張「尖閣発言 国益損なう大使は更迭を」 ― 2012/06/09
WEB版産経新聞の主張(他紙では社説)の表題である。
異論はない。そう思う。これから大きな波紋を広げそうな気配である。
以下に全文をコピー&ペーストする。
「丹羽宇一郎駐中国大使が東京都の尖閣諸島購入計画について「実行された場合、日中関係に深刻な危機をもたらす」との見解を英紙に述べたことが明らかになった。
日本固有の領土である尖閣諸島を守り、実効統治を強めるための計画を真っ向から否定する発言は国益に反しよう。中国による不当な領有権主張を後押ししかねず、更迭すべきだ。
藤村修官房長官は「個人的な見解であり、政府の立場を表明したものではない」と否定した。外務省は「政府の立場とは異なる」と丹羽氏に注意し、丹羽氏は「大変申し訳ない」と謝罪した。
しかし、それで済まされる問題ではない。丹羽氏は先月、訪中した横路孝弘衆院議長と習近平国家副主席の会談に同席した際にも、石原慎太郎東京都知事の「尖閣購入」発言を国民の大半が支持していることに「日本の国民感情はおかしい」などと述べている。
尖閣購入資金として、都へ寄せられた10億円を超す善意の寄付を貶(おとし)めるものだ。外務省は丹羽大使を召還し、一連の発言の詳しい経緯を問いただした上で、厳しく処分すべきだ。
丹羽氏は伊藤忠商事の社長や相談役を務め、中国政府とのパイプを持つ財界人として、菅直人前政権下の平成22年6月、初の民間出身の駐中国大使に起用された。
だが、中国に過度に配慮した丹羽氏の発言はしばしば問題になった。赴任前のパーティーで中国の軍事力増強に触れ、「大国としては当然のことといえば当然かもしれない」と述べた。赴任後も、役割を終えた対中政府開発援助(ODA)を関係改善のために「続けるべきだ」と主張した。
中国は強大な軍事力を背景に尖閣周辺の領海侵犯などを繰り返している。石原知事の尖閣購入発言以降でも、中国の漁業監視船が2度、接続水域に入った。
先月の日中首脳会談で、温家宝首相は尖閣について譲れない国家利益を意味する「核心的利益」という言葉を使い、尖閣奪取の意図をうかがわせた。日本の領土が危険にさらされかねない時期だ。丹羽氏は大使として国益を踏まえ、中国政府に耳の痛いこともはっきり言わねばならなかった。
「政治主導」と「脱官僚」を印象づけようとした丹羽氏の起用が失敗だったことは明白である。民主党政権は反省が必要だ。」以上
更にWEB版産経では石原都知事の記者会見のやり取りも掲載。関係する部分を転載する。
--丹羽中国大使が、都の尖閣購入が実行された場合、日中関係に問題を起こすと発言し、さらに、習近平国家副主席との会談に同席した際に、「日本の国民感情はおかしい」「日本は変わった国」と発言していたが
「あいつが変わってるんだよ。だいたいだな、伊藤忠の社長ごときものをだね、そんなものをね、この日中関係のこういう大事な時に、大使として送る方が間違っている。だいたい、尖閣の問題があったときに、例の衝突事件のときかな、真夜中にいびりで何回呼び返され、そのたびに『はいはい』と、夜中の3時に相手の外務省なんのつもりか分からないけど、出ていくのはばかだよ。おれは寝てるからって、日が変わってからにしろって言ったらいい。失敬千万だ、奴隷のごとく使われて。まあ、そんなもんだな、日本の外交官というのは」
「昔、中江要介という、私が非常に親しくかわいがっていた青年、舞台のバレエの台本なんかやってて。この男もインテリゲンチアでましかとおもったら、中国大使になったらがらっと変わった。驚くほどものの考え方が変わった。とにかく、日米安保、日米関係は中国の障害なので、これをなくさないといけないと言い出して、外務省が非常に困惑して迷惑した。そういうなんか日本人が突然北京に誕生するというのも、不思議というか恐ろしいというか、相当なとこなんだな。どんな抑圧、どんな洗脳が行われているかは知りませんがね。少なくとも、日本を代表して北京にいるべき人物じゃないということだな」
--東京都、都知事としてこの発言に対して抗議などする予定は
「もう少し自分の国のこと勉強してものを言えと。じゃないと大使の資格ないよ、こんな奴は」
丹羽駐中国大使が自分の母国日本を「変わった国」と発言していたようだ。愛知県生まれ、名大OBというので、丹羽氏の著作も読んだことがあり、誠実な人望家との印象があった。それが中国のことになるとどういうわけか心変わりするようだ。商社マンと違って、外交官は特権もあり、人から崇められることも多いだろう。これが人間性まで変えてしまうのか。
卑近な例で引くと、山岳会で海外遠征で成功をおさめると、おかしなプライドが生まれて、人格が変わることがある。酸素吸いまくり、ポーターに荷物を預け、シェルパに導かれる登山に日本にはない高度以外の何の価値があろうか。こんな登山家でもメディアは囃すからのぼせるのだろう。
愛知県にゆかりある人なので、まあ、これ位にしますが、目を覚ましてください。
ブログ「せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』」でも反発が強い。
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52867272.html
丹羽氏を友人と見立てて書いておきたい。
これから全国に波及して行くと思う。せっかくの中国寄りの発言もかえって日本人の反発を招き、石原氏の行動を疑問視していた人まで、石原氏に賛意を呼ぶだろう。尖閣諸島購入資金のための寄付金も加速度的に増加するだろう。
結局、丹羽氏は核心的利益が遠のいたことで中国からも嫌われ、当然に日本からも嫌われる。コメントには伊藤忠商事の関連するコンビニ「ファミリーマート」への抗議運動の書き込みまであるので、業績に影響が出れば、社内でも不適切な発言だった、とのそしりを逃れられないだろう。すると伊藤忠からも名誉ある地位を追われかねない。誰のための人生だったのか。夜郎自大的な発言を真摯に反省してください。
日本国憲法は言論の自由を保障している。しかし、その結果は言った本人と関係者が負わなければならない。
異論はない。そう思う。これから大きな波紋を広げそうな気配である。
以下に全文をコピー&ペーストする。
「丹羽宇一郎駐中国大使が東京都の尖閣諸島購入計画について「実行された場合、日中関係に深刻な危機をもたらす」との見解を英紙に述べたことが明らかになった。
日本固有の領土である尖閣諸島を守り、実効統治を強めるための計画を真っ向から否定する発言は国益に反しよう。中国による不当な領有権主張を後押ししかねず、更迭すべきだ。
藤村修官房長官は「個人的な見解であり、政府の立場を表明したものではない」と否定した。外務省は「政府の立場とは異なる」と丹羽氏に注意し、丹羽氏は「大変申し訳ない」と謝罪した。
しかし、それで済まされる問題ではない。丹羽氏は先月、訪中した横路孝弘衆院議長と習近平国家副主席の会談に同席した際にも、石原慎太郎東京都知事の「尖閣購入」発言を国民の大半が支持していることに「日本の国民感情はおかしい」などと述べている。
尖閣購入資金として、都へ寄せられた10億円を超す善意の寄付を貶(おとし)めるものだ。外務省は丹羽大使を召還し、一連の発言の詳しい経緯を問いただした上で、厳しく処分すべきだ。
丹羽氏は伊藤忠商事の社長や相談役を務め、中国政府とのパイプを持つ財界人として、菅直人前政権下の平成22年6月、初の民間出身の駐中国大使に起用された。
だが、中国に過度に配慮した丹羽氏の発言はしばしば問題になった。赴任前のパーティーで中国の軍事力増強に触れ、「大国としては当然のことといえば当然かもしれない」と述べた。赴任後も、役割を終えた対中政府開発援助(ODA)を関係改善のために「続けるべきだ」と主張した。
中国は強大な軍事力を背景に尖閣周辺の領海侵犯などを繰り返している。石原知事の尖閣購入発言以降でも、中国の漁業監視船が2度、接続水域に入った。
先月の日中首脳会談で、温家宝首相は尖閣について譲れない国家利益を意味する「核心的利益」という言葉を使い、尖閣奪取の意図をうかがわせた。日本の領土が危険にさらされかねない時期だ。丹羽氏は大使として国益を踏まえ、中国政府に耳の痛いこともはっきり言わねばならなかった。
「政治主導」と「脱官僚」を印象づけようとした丹羽氏の起用が失敗だったことは明白である。民主党政権は反省が必要だ。」以上
更にWEB版産経では石原都知事の記者会見のやり取りも掲載。関係する部分を転載する。
--丹羽中国大使が、都の尖閣購入が実行された場合、日中関係に問題を起こすと発言し、さらに、習近平国家副主席との会談に同席した際に、「日本の国民感情はおかしい」「日本は変わった国」と発言していたが
「あいつが変わってるんだよ。だいたいだな、伊藤忠の社長ごときものをだね、そんなものをね、この日中関係のこういう大事な時に、大使として送る方が間違っている。だいたい、尖閣の問題があったときに、例の衝突事件のときかな、真夜中にいびりで何回呼び返され、そのたびに『はいはい』と、夜中の3時に相手の外務省なんのつもりか分からないけど、出ていくのはばかだよ。おれは寝てるからって、日が変わってからにしろって言ったらいい。失敬千万だ、奴隷のごとく使われて。まあ、そんなもんだな、日本の外交官というのは」
「昔、中江要介という、私が非常に親しくかわいがっていた青年、舞台のバレエの台本なんかやってて。この男もインテリゲンチアでましかとおもったら、中国大使になったらがらっと変わった。驚くほどものの考え方が変わった。とにかく、日米安保、日米関係は中国の障害なので、これをなくさないといけないと言い出して、外務省が非常に困惑して迷惑した。そういうなんか日本人が突然北京に誕生するというのも、不思議というか恐ろしいというか、相当なとこなんだな。どんな抑圧、どんな洗脳が行われているかは知りませんがね。少なくとも、日本を代表して北京にいるべき人物じゃないということだな」
--東京都、都知事としてこの発言に対して抗議などする予定は
「もう少し自分の国のこと勉強してものを言えと。じゃないと大使の資格ないよ、こんな奴は」
丹羽駐中国大使が自分の母国日本を「変わった国」と発言していたようだ。愛知県生まれ、名大OBというので、丹羽氏の著作も読んだことがあり、誠実な人望家との印象があった。それが中国のことになるとどういうわけか心変わりするようだ。商社マンと違って、外交官は特権もあり、人から崇められることも多いだろう。これが人間性まで変えてしまうのか。
卑近な例で引くと、山岳会で海外遠征で成功をおさめると、おかしなプライドが生まれて、人格が変わることがある。酸素吸いまくり、ポーターに荷物を預け、シェルパに導かれる登山に日本にはない高度以外の何の価値があろうか。こんな登山家でもメディアは囃すからのぼせるのだろう。
愛知県にゆかりある人なので、まあ、これ位にしますが、目を覚ましてください。
ブログ「せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』」でも反発が強い。
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52867272.html
丹羽氏を友人と見立てて書いておきたい。
これから全国に波及して行くと思う。せっかくの中国寄りの発言もかえって日本人の反発を招き、石原氏の行動を疑問視していた人まで、石原氏に賛意を呼ぶだろう。尖閣諸島購入資金のための寄付金も加速度的に増加するだろう。
結局、丹羽氏は核心的利益が遠のいたことで中国からも嫌われ、当然に日本からも嫌われる。コメントには伊藤忠商事の関連するコンビニ「ファミリーマート」への抗議運動の書き込みまであるので、業績に影響が出れば、社内でも不適切な発言だった、とのそしりを逃れられないだろう。すると伊藤忠からも名誉ある地位を追われかねない。誰のための人生だったのか。夜郎自大的な発言を真摯に反省してください。
日本国憲法は言論の自由を保障している。しかし、その結果は言った本人と関係者が負わなければならない。
認知症患者が食い物にされている? ― 2012/06/11
WEB版産経新聞から
「 認知症の89歳の男性に投資信託を販売したとして、男性の家族らが大和証券に損害賠償を求めた東京地裁の訴訟で、大和側が請求の約7割にあたる600万円を支払う内容で和解が成立した。法廷に提出された証拠からは、契約内容を理解していない男性に対し、外務員が一方的に契約手続きを進める様子が浮き彫りとなった。高齢者向け投信販売のトラブルは近年急増しており、専門家は「強引な勧誘も目立ち、大手の銀行、証券会社だからといって油断してはいけない」と警鐘を鳴らしている。」
以下は
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120609/crm12060912000008-n1.htm
最後の
「近年は金融工学を駆使した難解な商品も増加しており、太田弁護士は「『内容を把握できない商品は買わない』ことを徹底するよう家族が見守り、自衛するほかない」と話している。」
で自衛とあるが、成年後見制度の利用も一考に値する。家族が成年後見人になることで被後見人の法律行為を取り消すことができる。
基本的に「世の中にうまい話は絶対にない」と思うことだろう。
「 認知症の89歳の男性に投資信託を販売したとして、男性の家族らが大和証券に損害賠償を求めた東京地裁の訴訟で、大和側が請求の約7割にあたる600万円を支払う内容で和解が成立した。法廷に提出された証拠からは、契約内容を理解していない男性に対し、外務員が一方的に契約手続きを進める様子が浮き彫りとなった。高齢者向け投信販売のトラブルは近年急増しており、専門家は「強引な勧誘も目立ち、大手の銀行、証券会社だからといって油断してはいけない」と警鐘を鳴らしている。」
以下は
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120609/crm12060912000008-n1.htm
最後の
「近年は金融工学を駆使した難解な商品も増加しており、太田弁護士は「『内容を把握できない商品は買わない』ことを徹底するよう家族が見守り、自衛するほかない」と話している。」
で自衛とあるが、成年後見制度の利用も一考に値する。家族が成年後見人になることで被後見人の法律行為を取り消すことができる。
基本的に「世の中にうまい話は絶対にない」と思うことだろう。
モンロー主義へ? ― 2012/06/11
今朝は新聞の休刊日で落ち着かない。玄関扉にあるはずのものがないとおろおろする。そこでWEB版も見るが表面をなでるだけの感じ。やむなく昨日の新聞を読み直す。
中日新聞言論コーナーの「視座」はいつも注目記事が多い。今日は浜先生の執筆だ。題して「さらば基軸通貨ドル」。同時に人民元と円の直接取引に絡ませて、ドルの終焉を謳う。「ドルの通貨的神通力はかくも低下したのか」と悪趣味的な喜びに浸ると表現して感慨を語られる。
ふと頭に過ぎった言葉はモンロー主義という考え方だ。WIKIは以下に。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E4%B8%BB%E7%BE%A9
関岡英之『拒否できない日本』(文春新書)に示されるごとく、アメリカの日本(だけではない)に対する内政干渉は甚だしい。アメリカはかなり手ごわい旧敵であるが、今はトモダチである。
そのトモダチが表面的には人民元と円の直接取引をよくも妨害しなかったものだと思うのは私だけではあるまい。ドルの力が弱まれば(安くなれば)、発言力も弱まると考えるのは早計かも知れない。反対にアメリカは金を蓄えているとの情報もある。まさか、金本位制にカンバック?でしょうか。世の中はまさかの連続という。或いは・・・。
やっぱりドルで資産を持つのは危険?それとも・・・金の裏づけがあるなら良いのか。アメリカが自信を無くして、モンロー主義に陥ると日本は大打撃だ。何も言わなかったはずはないが、気持ち悪い話ではある。
中日新聞言論コーナーの「視座」はいつも注目記事が多い。今日は浜先生の執筆だ。題して「さらば基軸通貨ドル」。同時に人民元と円の直接取引に絡ませて、ドルの終焉を謳う。「ドルの通貨的神通力はかくも低下したのか」と悪趣味的な喜びに浸ると表現して感慨を語られる。
ふと頭に過ぎった言葉はモンロー主義という考え方だ。WIKIは以下に。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E4%B8%BB%E7%BE%A9
関岡英之『拒否できない日本』(文春新書)に示されるごとく、アメリカの日本(だけではない)に対する内政干渉は甚だしい。アメリカはかなり手ごわい旧敵であるが、今はトモダチである。
そのトモダチが表面的には人民元と円の直接取引をよくも妨害しなかったものだと思うのは私だけではあるまい。ドルの力が弱まれば(安くなれば)、発言力も弱まると考えるのは早計かも知れない。反対にアメリカは金を蓄えているとの情報もある。まさか、金本位制にカンバック?でしょうか。世の中はまさかの連続という。或いは・・・。
やっぱりドルで資産を持つのは危険?それとも・・・金の裏づけがあるなら良いのか。アメリカが自信を無くして、モンロー主義に陥ると日本は大打撃だ。何も言わなかったはずはないが、気持ち悪い話ではある。
会計業務 ― 2012/06/12
9:00~17:00まで顧問先にて執務。取り掛かりはいつものように溜まった書類から整理していく。追加の請求は全て次月回しなので前回の一覧表を再プリントする。すでに書いてある振込依頼書をチエックし、午後の予定を繰り上げて来社した銀行員に渡した。新しい手形帳を受領。前月までの経理部門の返品処理の相違を照合の上、再修正を指示した。
他、給与の有給休暇届けが担当者へ回っていなかったために追加支払処理が発生。関連して、源泉税、昼食費、雇用保険料の追加徴収処理も発生した。源泉税は直ちに納付。日当の請求に応対した。退職者と役員の市民税の特別徴収から普通徴収への変更届けを2件処理。通帳記入後、新たな取引を仕訳処理。午後から小切手、手形の作成に入る。これも支払一覧表と慎重に金額、押印、日付などを照合する。仕訳伝票を起こす。
他、給与の有給休暇届けが担当者へ回っていなかったために追加支払処理が発生。関連して、源泉税、昼食費、雇用保険料の追加徴収処理も発生した。源泉税は直ちに納付。日当の請求に応対した。退職者と役員の市民税の特別徴収から普通徴収への変更届けを2件処理。通帳記入後、新たな取引を仕訳処理。午後から小切手、手形の作成に入る。これも支払一覧表と慎重に金額、押印、日付などを照合する。仕訳伝票を起こす。
会計業務 ― 2012/06/13
9:00~12:00まで顧問先にて執務。相殺用の領収書作成、郵送用の封筒の準備を済ます。支払日当日の仕訳伝票を起こし、入力する。手形の発行金額と一覧表の金額とを照合し、合致。入力が間違いなかったことを確認。午後は研修のため打ち切り。
成年後見の研修で考えたこと ― 2012/06/13
14:30~16:30まで愛知県行政書士会館にて「成年後見における福祉関係者との関わり方」をテーマにレジュメに沿って受講した。講師は社会福祉士の前本好江氏。
福祉関係の用語が多岐にわたり、複雑で中々消化しがたい内容ではあったが意義はあった。社会福祉の現場において、生保は生活保護の略ということも初見であったが、ネット上では生命保険と区分するために「ナマポ」という呼び方が飛び交っている。
断片的に理解できる、範囲の講義内容の中に、現在進めている成年後見人の交代事務にかかる、過程での疑問の一部が理解できたことだった。
それは「社会的入院」という。以前に老人福祉の中では聞いたことはあった。不足気味の施設の需要に供給が追いつかない。それを病院で面倒を見ていると言う意味である。つまり、弥縫策である。
現在、審理中の事案は、精神障害者なので、なぜ一般の地域の大病院に長期入院するのか、との疑問があった。しかもしばしば転院を勧められたということであった。そのたびにはねつけてこられたという。精神障害者の福祉は最近まで充実してなかったとも言われた。つまり病院が精神障害者の福祉を担ってきたとも言えよう。
一方で、行政は常に遅れて充実していくものである。税金を投入する以上、誰の目にも止むを得ないと認知されてからのことである。
毎年30000人という異常に多い自殺者の背景にはうつや精神を病む人がその何倍も急増していることだろう。薬剤師の友人の話では精神障害者への処方もあるという。それはそれは神経を使うことらしい。現代日本の社会が病んでいる証左でもあろうか。
講師への質問をきっかけに行政書士でケースワーカーという人の知遇を得た。これも研修参加の成果だと思う。決して行政書士が一人で徒手空拳でやれることではない。レジュメにもあるが、チームプレー、連携プレーが大切だろう。
福祉関係の用語が多岐にわたり、複雑で中々消化しがたい内容ではあったが意義はあった。社会福祉の現場において、生保は生活保護の略ということも初見であったが、ネット上では生命保険と区分するために「ナマポ」という呼び方が飛び交っている。
断片的に理解できる、範囲の講義内容の中に、現在進めている成年後見人の交代事務にかかる、過程での疑問の一部が理解できたことだった。
それは「社会的入院」という。以前に老人福祉の中では聞いたことはあった。不足気味の施設の需要に供給が追いつかない。それを病院で面倒を見ていると言う意味である。つまり、弥縫策である。
現在、審理中の事案は、精神障害者なので、なぜ一般の地域の大病院に長期入院するのか、との疑問があった。しかもしばしば転院を勧められたということであった。そのたびにはねつけてこられたという。精神障害者の福祉は最近まで充実してなかったとも言われた。つまり病院が精神障害者の福祉を担ってきたとも言えよう。
一方で、行政は常に遅れて充実していくものである。税金を投入する以上、誰の目にも止むを得ないと認知されてからのことである。
毎年30000人という異常に多い自殺者の背景にはうつや精神を病む人がその何倍も急増していることだろう。薬剤師の友人の話では精神障害者への処方もあるという。それはそれは神経を使うことらしい。現代日本の社会が病んでいる証左でもあろうか。
講師への質問をきっかけに行政書士でケースワーカーという人の知遇を得た。これも研修参加の成果だと思う。決して行政書士が一人で徒手空拳でやれることではない。レジュメにもあるが、チームプレー、連携プレーが大切だろう。
会計業務 ― 2012/06/14
10:00~12:00まで顧問先にて執務。今日は総務的な事務で終わる。給与の月額と月別集計表を作成してあるので、表にしたがって数字を当てはめる。午後から研修のため切り上げ。
2012年7月9日からの入管法改正にともなう研修 ― 2012/06/14
14:00~16:00まで名古屋市中区栄の明治生命ビル16Fにて研修。愛知県、岐阜県、三重県、福井県、石川県、富山県などから集った取次申請行政書士の有資格者は100名近いと公表された。来る法改正後に備えて、名古屋入管から実務に携わる上席審査官を講師に迎えて、熱気ある研修を受講した。ポイントは在留カードの発行の説明とそれにともなう実務上の細部の注意点のアドバイス、質疑応答も交えて活発に行われた。
会計業務 ― 2012/06/15
9:00~17:00まで顧問先にて執務。午前中ぎりぎりに手形、小切手の押印を終える。すぐに郵便局に走り、郵送する。午後は仕入先の集金に対応。他、雑務を片付ける。