後見事務2015/06/18

14:00~16:50まで。被後見人の担当医から経緯を聞く日。14時から待っていたが、今日は患者が多かったのか2時間待機して、説明は数分で終わった。徒労感が残る。全体として順調に推移しているとのことだが突然不可解な行動があるという。医師も親族も首を傾げるばかりだった。つまり完治することがないようでもある。丸の内で事務整理。
 夜は親族に立替金を精算の為による。遠方に住む叔父の一周忌があり、親族の法事のつきあいももうこれで終わりですね、と高齢の身を案じながらの世間話に応じた。被後見人が人格を失っている以上丁寧な付き合いもそろそろ御仕舞いということにならないと身体も金銭も負担が大きい。
 しかし、これが文化というものだろう。○○ちゃんの代わりによく来てくれたわねえ、というねぎらいの一つもあることで生きる気概も生まれる。被後見人のためにすることが実は自分のためになっている。健康で有らねば、監護も墓参りもできなくなる。世話を受ける身になったらそれこそ終わりだ。されるよりはする。そのことで五体満足な自分の幸福をかみしめる。

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