会計業務2015/07/09

 13:00~15:00まで執務。今日は雑用で出社したが、少し時間があるので手形金額を打ち込んでおいた。これで前倒しになり明日は少しらくになる。

成年後見人の元県議 男性口座から500万円着服か2015/07/09

NHK NEWSWEBから
 元神奈川県議会議員で行政書士の男が、成年後見人として財産を管理していた男性の銀行口座から、現金500万円を着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕され、警察は、飲食費や住宅ローンの返済などに充てていたとみて詳しく調べています。警察の調べに対し、元議員は容疑を否認しているということです。
 逮捕されたのは、元神奈川県議会議員で、横浜市の行政書士、軽部和夫容疑者(63)です。警察の調べによりますと、軽部元議員は、現職の県議会議員だったおととし3月、判断能力が十分でない人の財産などの管理を行う成年後見人として管理を任されていた神奈川県内の男性の銀行口座から、現金500万円を勝手に自分の口座に移し、着服していたとして、業務上横領の疑いが持たれています。
 警察によりますと、着服したとされる金は飲食費や住宅ローンの返済などに充てていたということです。
 警察の調べに対し、軽部元議員は、「自分の口座に移したのは間違いないが、自分のために使ったのではない」と供述し、容疑を否認しているということです。
 すでに亡くなっている被害者の口座からはさらに700万円がなくなっているほか、財産を管理していたほかの人の口座からも900万円がなくなっていて、警察は、関連を調べるとともに、金の流れや使いみちなどについて詳しく調べています。
 成年後見制度は、認知症のお年寄りや知的障害のある人など判断能力が十分でない人に代わり家庭裁判所に選任された人たちが財産の管理などを行う制度で、平成12年から始まりました。
 成年後見人には、親族のほか、弁護士や司法書士、それに行政書士などの専門的な知識を持つ人たちが選任されています。
 高齢化が進むにつれて成年後見制度を利用する人が増えていて、最高裁によりますと、去年末の時点で、利用者はおよそ18万4000人に上ります。
 しかし、この制度を悪用して、管理している預貯金などを成年後見人が着服するケースが後を絶ちません。
 最高裁によりますと、去年1年間に、親族を除いた人たちによる不正は全国で22件で、被害総額はおよそ5億6000万円に上るということです。
 これは過去5年で最も多くなっています。
 こうした事態を受けて、全国の裁判所は、信託銀行に財産を預け許可がなければ勝手に引き出せないようにする仕組みを導入しました。
また、行政書士で作る全国組織「コスモス成年後見サポートセンター」でも、3か月ごとに業務日誌や通帳のコピーの提出を義務づける取り組みを始めています。

参考:
▽平成25年:14件 約9000万円
▽平成24年:18件 約3億1000万円
▽平成23年: 6件 約1億3000万円
▽平成22年: 2件 約3000万円
以上
 http://daisyoninn.asablo.jp/blog/2015/06/30/7694731

又しても行政書士による横領事件が発覚した。6/27にも産経新聞の報道があったばかりだ。↑に貼り付けた。
 神奈川県行政書士会はコスモスS/Cを立ち上げ、全国に先駆けて成年後見制度に取り組んできた先進県で、指導者も神奈川県支部の所属だけに足元で起きたこの事件にショッキングなことである。
 軽部容疑者はコスモスS/Cの所属ではなく、ホームページによればNPO法人神奈川成年後見サポートセンター会員とあります。要するに非会員であり、コスモスscの管理下にはないと見られる。みんなの党所属(昨年解党)の元県議という。
 また、軽部容疑者の行政書士事務所のHPからは成年後見専業と見られ、他の許認可等の業務はやっていない。成年後見の入会前研修の際、神奈川県では1人で数十人も後見人になって活動する専業者がいると聞いた。大都市だけにそれが可能なのだろう。
 発覚のきっかけは神奈川県警へ「軽部元議員が、制度を悪用しているという情報が寄せられたことから捜査を進めた結果、容疑が固まったとして8日逮捕した。」とJC NETにある。スポーツ団体に寄付するなど普段の言動の中に不自然な金遣いの荒さが眼に余ったのだろうか。