会計業務2015/11/02

 9:00~17:30まで執務。今日から新人の担当者が就任したので引継ぎしてゆくことになった。1日の業務の流れ、1ヶ月、1年の流れとあるので時間がかかりそうだ。簡単な会社の紹介とグループの仕組みから説明してゆく。
 午前中に緊急の振込みで右往左往させられた。今時は現金を持っていってもやれ、定款だの、商業登記簿謄本の提出だのとうるさい。マネロンを防止するためだろうが一部の犯罪者のために真面目な会社が損をするのは解せない。便利さが行き過ぎた結果だろう。
 午後は会計ソフトに組み込む固定資産ソフトの代理店が来社。インストール、ソフトの使用方法の説明を受けた。これで今までのエクセルを使って計算していた減価償却や償却資産の申告書などが自動で作成できるようになる。もっと早く着手したかった。幸い新人さんもスタートからやれる。これまでの手書きの帳簿から入力をしてもらう。何やかやで17時を回ってしまった。

建設業許可申請支援⑨2015/11/04

 10時、県庁で待つ。申請者の社長と合流し窓口へ。すぐに別室に通されて10/19の事前申請の相談で書類不備の補充、訂正を点検してもらった。10/30には申請に挑んだがそれでもまだ数箇所不備は残った。今回も2箇所不備はあったが、仮受付はしてくれた。正式な書類ができれば差し替えるだけで済む。申請費用9万円の証紙を貼って無事申請できた。許可後は500万円以上の多額の受注も出来るようになる。すでに大きな商談が来ているらしいので来年は大きく発展するだろう。
 相談を受けたのが5月末で、以来半年が経過してしまった。建設業でない企業の新規取得は経営者の意識変革が要る。慣習的な書類の書き方、簡易になりがちな商習慣から改める必要がある。その修正と説得のための時間だったと思う。
 今日も指摘されたのは会社法の規定に関する部分だった。設立してしまえば業務上で普通には不便はないが、「懈怠」があって、行政へ許認可になると法律の規定が生きてくる。実に行政書士とは書類作成代行屋ではなく、行政と民間の間に立ってスムーズな許認可が行われるようにコンサルティングする法律家であると実感したことである。

会計業務2015/11/04

 13:00~17:30まで執務。支払い事務の序の口から指導に入る。他にも色々と仕事が舞い込んできてひと筋というわけには行かない。あちこち飛びながらの話になった。

後見事務&会計事務2015/11/05

 朝、昨日受け取った清掃人の請求書に基づき、報酬をネットバンキングから支払った。以前は拙宅までとりに来てもらったが先方も病人をかかえて大変らしく、何ヶ月分も溜まることもあったので、現金渡しから振込みに代えた。これは監督人にも報告済みだ。9時過ぎ、取引先の銀行へ監査の済んだ証書類を貸金庫に入庫した。10時過ぎ、顧問先へ行く。今日も支払事務と業務の引継ぎにあたる。中途でシステムの不具合や不適合な押印の問題があって、考え方の指導に追われる。支払事務も完全に終わらず明日も出社。

会計業務2015/11/06

 9:00~17:30まで執務。新人指導をしながら支払事務を進める。仕訳伝票は私が起こしたが入力は新人さんに処理してもらった。入力後、支払手形の残高と支払一覧表の合計とが合致することを確認し、仕訳、入力ともにミスがないことを確認した。
 その他、買掛金、未払金、預り金、等もチエックし、確認方法も指導。また不動産賃貸の関係の預り金はソフトの訂正で、預り保証金を設定した。永続的な預り金はそこへ移動した。
 これで支払事務は一応終わったので、会計事務所に行ったままになっている手書きの固定資産台帳を改めて催促した。回収後は手書きの残高から固定資産ソフトに移行する仕事に着手してもらう。年初には償却資産申告書の事務があるので急ぎたい。

後見事務&会計事務2015/11/10

 丸の内の事務所で後見関係の事務整理。取引先への請求書作成を処理。地下鉄で顧問先へ移動。終業寸前に税理士の先生から元帳関係を受け取る。懸案だった固定資産ソフトを活用して増加傾向にある減価償却処理をスピーディーにこなすための道筋ができた。明日以降着手する。

会計業務2015/11/11

 9:00~17:30まで執務。午前中に支払いの振込依頼書を銀行に渡す。支払い準備の一部は終わった。その他経理システムの不具合(バグ)でおかしな数字の処理に対応。新人指導はオンザジョブトレーニングで行く。午後からは別の銀行来訪に対応。

会計業務2015/11/12

  9:30~12:00まで執務。経理システムの不具合のせいで買掛金の数字がおかしい。おかしな動きはつきとめたのでソフト会社の担当に不具合を解消する旨通知。配置換えで書類などを整理。書庫を整理整頓。午前中で切り上げて丸の内に移動。来客から自家産の新米をいただく。父親のやっていた米作を高齢でやれなくなり、社業のかたわら、打ち込んだとのこと。山へ行くたびに土産代わりに米を買うので在庫はあるが、日持ちするのでありがたい。

会計ソフトに潜むリスク2015/11/13

 今朝のNEWS USで「【拡散】中小企業の内部情報が韓国にダダ漏れ!!!? このソフトは危険!!!」とあるので、何だ、と見てみたら、WEB上の会計ソフトの話題だった。確証はないが、最近まで会計ソフト選定で悩まされたていたから参考になる。

 基本的にどの会計ソフトもインターネットにつながることを前提にしている。最終的に選定したのはつながなくても利用できる機種だった。

 WEB上では、会社対会社は契約上で信頼できても、そこに働く社員や下請けで働く人材の素性までは信頼できない。サーバーを自在に操作できる環境にあるSEの犯罪は過去から絶え間なく聞いている。だから遠隔操作で財務状況など知られては困る。

 現在でも、契約は著名な会社だが、カスタマイズで基幹ソフトの構築にあたるスタッフは下請けだった。当方の意思が伝わっておらず、不具合がでる原因ではないか。

 記事の話のコメントを拾うと

726 :名無しさん@おーぷん:2015/11/11(水)10:32:52 ID:uPd
>>708
弥生会計って経理・財務・売上・在庫情報をWEB上に毎日更新保管するようになってるから会社の経営財務状況がWEB管理会社に丸分りでは。

顧問先の会社のデータが抜けるかどうかわからないが、会計税務ソフトはどこの会社でもソフト会社と連動してるぜ?
会計を自社管理していてデータ連動を売りにしているようなソフトを使っている会社はあぶないんじゃないか?

どこなら安全なのさ
税理士とやり取りするんだから、ある程度のリスクはあるんじゃないの?

以上

 現代はインターネットの便利さの陰に隠れてしまいそうな情報漏えいのリスクが蔓延している。
 最近入社した人の話。前勤務先では会計ソフトで入力したデータを提携の税理士事務所にインターネットで送信して、決算書は税理士事務所で作成する。財務情報は税理士に完全に握られている。書店には税理士が書いた経営指南の本も多いが、経営の素人に何が分かるのだろう。
  
 不便であってもアナログの良さを認めないととんでもないことになる。最先端の技術でも良いことばかりではない。インターネットは内部統制を破壊してしまった。

会計業務2015/11/13

14:00~16:00まで執務。16日に予定の仕事を繰り上げて処理するために臨時に出社。