研修-渉外戸籍2010/12/04

場所:国際センター 3F 14:00~16:30    国際業務研究会
講師は伊藤弘先生。HPによると中央大学法学部法律学科卒業、昭和44年行政書士事務所開業、愛知県行政書士会副会長、日本行政書士会連合会理事(国際部担当)、愛知県行政書士会国際部長を歴任
平成10年6月18日大臣表彰 授賞、2010年4月黄綬褒章受章
趣味は、中国・韓国の文化史の研究

 この趣味は私の読書傾向と合致している。中国と日本の近代現代史を読んできたからだ。そのために脱線した話の方が面白いと思った。それに現在76歳だが敗戦で11歳の頃満洲から逃げてきた原体験がある。これが国際業務に生かされているようだ。

 渉外戸籍とは外国人との結婚の手続きのこと。この手続きをクリアするには入管法などの法律と外国の婚姻法の知識が必要となる。しかし手続きは知識だけでは不十分で領事館の人間関係や実務経験がよりどころとなる。
 研修は過去に3回あったらしいが開業前で今回が初めてにして最後となった。来年3月には再開する予定らしい。しかし業務となればその前に取次申請の資格も必要である。
 今回は主に中国人と日本人の結婚の事例について説明がなされた。予備知識がないために聞くだけに終わった。しかし、開講前にかえって知識などない方がいい、とも言われた。
  中国の結婚制度は出頭主義という。日本は形式主義。かの国は本人同士が役所に行って成立する。凄い文化の違いを学びました。

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