後見事務2014/04/17

 今日は家族面接の日なので、後見人の私も親族の人とともに面接に挑む。院内に入ってすぐに医療費の支払を済ませておく。少し早めでまだ親族の方は来ていない。
 事前の電話では、96歳で入院中の叔母が危篤で呼ばれたので、もう危ない、面接には行けないかも知れないと聞いていた。
 手続きは私が済ませておく。
 直前に見えた。話を聞くと、実際には、顔を見せると、気力がよみがえってまた持ち直したとか。よくある話である。90歳を越えるとさすがに孤独の身になる。家族も先に死なれて天涯孤独になりがちだが、娘、息子が健在なので何とかもってきたのだろう。施設には入れずに家族がよく耐えてこられた、という話になった。よほどいい育て方をしたのであろう。
 さて、先生から呼ばれて聞くと、ご本人の容態は好調の様子で短時間で終わった。体調は良く、精神状態も穏やかという。一時期、暴力的になり、療養病棟に移ったが、今は古い知己もいる病棟に戻った。それが安定の元らしい。
 車椅子を利用することについては、院内だけの生活のなので筋力の衰えは無いか、質問したが、立脚が不安定(ふらつき)だから使いたい欲求があるとのこと。低血圧らしいので、私自身も書店の低い位置にある本を取り出してしゃがみ、立ち上がる際にふらつくことがあった経験を話した。先生は高齢者はゆっくり立ち上がらないと危ないですよ、注意喚起を受けた。今は高血圧気味でもふらつくのだから血圧との因果関係はなさそうだ。親族宅への意味不明な電話も今は無いとのこと。