西山行政書士事務所

　午前中は、帰化支援の事務推進のため提携した韓国人の業者の事務所に出向いた。10時の予定だが、早めに着いた。早速相談に入る。日本国内の書類は今週中にでも見つかる目処はついた。問題は韓国内の書類の収集であるが戦前は朝鮮戦争で書類が焼失しているとか。
　帰化するにはなくてもできるが、相続の際に相続人関係図を作成することができないので、早いうちに戸籍を整理しておいた方が良いというのが彼の主張であり、ビジネスの哲学にもなっている。色々聞いたが、韓国の戸籍行政に精通しているだけに詳しくこちらはついていけなかった。
　また息子さん、娘さんの学校でのいじめと民族的な偏見とは違う、という公正な識見にまで言及した。要するに子供は何か、ともすればいじめの対象を見つけるといじめたくなるものなのだ。そういわれりゃそうだ。子供はそれだけ正直なのである。
　話は飛ぶが石原大臣の「金目」発言も慎太郎氏の子息だけに正直である。よい意味でのずるさがないから突っ込まれるのだ。一皮向けば人間は欲の塊なのである。角栄さんのようにえいっと、それだけいただければ充分ですよ、相手に言わせる位の決断をしたいもの。
　午後は顧問先に移動。締め切り後の会計事務を処理した。給与データ、売上・仕入データなどを仕訳伝票に記入。会計ソフトに入力してゆく。時間一杯まで会計事務を処理。給与、賞与、納税、輸入代金送金依頼書などをチエック。明日は小切手などを作成。