建設業経理士2級を受験2016/03/13

 建設業経理士2級を受験しました。受験会場は名古屋市金山駅前の東海工業専門学校。周囲の受験生はほとんど若い人ばかり。白髪混りの受験生は私くらいのものでした。
 簿記検定は1976年以来、実に40年ぶりです。私が経理社員として最初に出発したのが鉄骨建築の小さな会社でした。上司は建設会社は一般企業の売上高に相当する完成工事高という特殊な用語を使うんだ、と建設業経理のイロハから教えてもらいました。大手のハウスメーカーの下請けを受注するに際して、建設業許可を受けるべく、一級建築士を採用しました。そして、建設業許可を受けるために書類作成を任され、愛知県庁に2度ばかり通いました。後日、許可が下りて木製プレハブ住宅の下請けの仕事がどんどん入ってきたことを思い出します。
 今にして思えば、行政書士として、経理代行の仕事を続けているのもその会社で得た知識と経験がもとになっています。建設業経理が私の出発点です。とはいえ、建設業界は構造不況で倒産に次ぐ、倒産で、勤務先も倒産し、他業種に転じることを余儀なくされました。
 製造業の経理一筋で来ましたが、行政書士事務所開業で会計事務を主に、いろいろ、手がけています。今回の受験は、昨年、商社の建設業許可の仕事を久々にやり遂げ、今後も事務所の柱とするべく、知識のブラッシュアップの意義を持ちます。建設業経理に特化した試験内容は許可申請業務の必須の知識と思ったわけです。合否はともかく学習したことに意味があったと思います。
 今後は原価計算、財務諸表、経営分析の三科目を内容とする一級を目指したい。

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