急病の知らせ2016/06/30

 6/29、丁度正午、被後見人の親族から電話があって急に転院になった。ついては健康保険証を持って病院へ同行されたく、とのこと。1時に入院先へ行くが救急病院へ行ってくれ、というので雨の中を走る。巨大なお城のような病院に駆け付けたはいいがどこへどう行くのか。窓口を探しあててようやく被後見人の姿を見た。これから検査が始まるところであった。
 医療行為への同意書を求められたがこれは後見人であるとして断り親族にサインしてもらう。
 控室で待つこと、2時間以上。関与先からの電話で一旦病院を出て用件を済ました。ややこしい話でなくて良かった。また病院に戻ったが事態は進展していない。
 待つばかりでは能がないので事務所で問うとようやく検査が終わり容態が診断された。結局深刻な病気ではなく、元の病院へ引き返すこととされる。私と親族も後を追った。入院先の担当医の見解では急病の容態に診断が付かず、専門医に回したようだった。この容態なら当院でも治療可能というので引き返した顛末を話された。
 親族からはああ、良かった、と感謝された。マイカーで病院間を往復するだけだがクルマを持たない高齢者にとっては地下鉄を乗り継いで、しかも雨の中不便なことであったからだ。医療費は保険の範囲で当方の支払いはゼロで済んだ。入院とか急死とかのアクシデントも覚悟していただけに徒労に終わったものの安堵したことである。