三瀧商事の罪深い産地偽装米 ― 2013/10/12
三瀧商事の産地偽装米が世間を騒がせている。今朝の日刊紙は三瀧商事が清算することになったと報じた。主取引先のイオンを騙して販売したからこれ以上の存続は無理と判断されたようだ。
明治10年創業という老舗もあっという間に事実上の倒産である。しかも黒字であり、無借金経営の優良企業だからもったいない話だ。九仞の功を一簣に虧く、とはこのことか。信用を築くのは長い時間がかかるが、落とすのはわけもない。
http://www.こどもニュース.jp/archives/54625847.html
を見ると悪質である。
中国産の食品は日本では警戒されていることを知っているからこそ偽装してまで売った。しかもおにぎりに加工してしまえば分からない。
この事件にイオンが絡んでいるかどうかで、沸騰している。週刊文春の10/17号が報じた際に、イオンの書店では撤去したらしい。随分神経質になっている。自信があれば平然と構えて訴訟すればいい。
http://blog.goo.ne.jp/jlbb/e/9ab745425f165e1457232af39ad660ef
を読むと
中国産米の偽装流通ルート
米卸業者 三瀧商事
↓
フジパンの子会社 日本デリカフレッシュと
日本フーズデリカ
↓
2府21県のイオングループ店舗が販売
中国産米の危険
中国南部の米は、重金属汚染。北部は、中国政府も禁じている「未承認遺伝子組み換え米」。日本で禁止されている猛毒農薬米が流通。さらに危惧されるのは、中国側の食品検査が極めて杜撰、日本のメーカの目の届かないところで、検査を通過させるための偽装工作が頻繁に行われている。しかも、日本に入って来る中国産米は、圧倒的に南部産が多いという。
愛知大学現代中国学部の高橋五郎氏談
「中国から輸入される米は主に加工用として使用されます。中国北部で取れる高品質の米は中国国内で消費されるため、質の悪い南部の短粒米が大量に日本に輸入されています。さらに、中国の土壌はカドニウムや水銀などの重金属汚染が深刻です。稲は重金属を吸収しやすいため、かなり安全性は低い」
三瀧商事と民主党の岡田克也氏との関係
週刊文春では、三瀧商事の社長が、親中派で知られる民主党衆議院議員岡田克也氏の選挙などを手伝い、イオンとの関係も密接だったとしている。言わずと知れた岡田克也氏はイオン一族である(イオン社長岡田元也氏の実弟)。
イオンの全商品の8割が中国産
イオンは2010年には全商品の8割を中国から仕入れていたという。週刊文春の調べによると、イオンのプライベートブランドのリンゴジュースは多くが中国産である。しかも、その表示ラベルの原産地表示はバラバラだ。同じ1リットルのパックラベルでも、「りんご(中国・アメリカ)138円」「りんご(記載なし)98円)という2種類が混在する。
消費者は知らないうちに中国産を・・・
消費者は表示ラベルでしか産地を確認できない。もし記載なしのものに中国産が使用されていれば、消費者は知らないうちに中国産ジュースを飲まされていることになる。安さと利益を追求する一方で、同社の検査態勢がまったく機能していなかったのだ。
最後に、四日市商工会議所のある会員の言葉として「今回の事件の主犯はもちろん三瀧商事ですが、イオンの「買い叩き」のせいで中間業者が苦しくなり、中国産を使わざるを得なくなってしまう事情があるのです」
イオンへの仕入れはかなり厳しい。ある和菓子店では、売上げの7~8割をイオンにとられてしまうために、餡や桜の葉は安価な中国産を入れます。しかも、桜の葉は一斗缶で運ばれてくるのですが、泥水に浸かっている。とても食用には見えないのですが、それを洗って使用していますとある。
以上
たまに法事で三重県の在所に行くと、イオンの評判はよろしくない。事業発祥の地、地元でありながらこの悪評はいかがなものか。
余りにも中国に入れあげすぎて、足もとの信用をこわしていないか。仕入単価を叩くのは企業として当然とも言えるが、ひそかに中国産を交えられたらもう分からない。
トヨタも下請けに単価の切り下げを申し入れたニュースがあった。過去にはコストダウンをやり過ぎて大量のリコール車を出している。車はまだいい、回収して手直しできるから。食品は口に入れるものだから地産地消がいい。イオンはトヨタと同様に大きくし過ぎた。消費者も警戒しながら利用する時代である。
明治10年創業という老舗もあっという間に事実上の倒産である。しかも黒字であり、無借金経営の優良企業だからもったいない話だ。九仞の功を一簣に虧く、とはこのことか。信用を築くのは長い時間がかかるが、落とすのはわけもない。
http://www.こどもニュース.jp/archives/54625847.html
を見ると悪質である。
中国産の食品は日本では警戒されていることを知っているからこそ偽装してまで売った。しかもおにぎりに加工してしまえば分からない。
この事件にイオンが絡んでいるかどうかで、沸騰している。週刊文春の10/17号が報じた際に、イオンの書店では撤去したらしい。随分神経質になっている。自信があれば平然と構えて訴訟すればいい。
http://blog.goo.ne.jp/jlbb/e/9ab745425f165e1457232af39ad660ef
を読むと
中国産米の偽装流通ルート
米卸業者 三瀧商事
↓
フジパンの子会社 日本デリカフレッシュと
日本フーズデリカ
↓
2府21県のイオングループ店舗が販売
中国産米の危険
中国南部の米は、重金属汚染。北部は、中国政府も禁じている「未承認遺伝子組み換え米」。日本で禁止されている猛毒農薬米が流通。さらに危惧されるのは、中国側の食品検査が極めて杜撰、日本のメーカの目の届かないところで、検査を通過させるための偽装工作が頻繁に行われている。しかも、日本に入って来る中国産米は、圧倒的に南部産が多いという。
愛知大学現代中国学部の高橋五郎氏談
「中国から輸入される米は主に加工用として使用されます。中国北部で取れる高品質の米は中国国内で消費されるため、質の悪い南部の短粒米が大量に日本に輸入されています。さらに、中国の土壌はカドニウムや水銀などの重金属汚染が深刻です。稲は重金属を吸収しやすいため、かなり安全性は低い」
三瀧商事と民主党の岡田克也氏との関係
週刊文春では、三瀧商事の社長が、親中派で知られる民主党衆議院議員岡田克也氏の選挙などを手伝い、イオンとの関係も密接だったとしている。言わずと知れた岡田克也氏はイオン一族である(イオン社長岡田元也氏の実弟)。
イオンの全商品の8割が中国産
イオンは2010年には全商品の8割を中国から仕入れていたという。週刊文春の調べによると、イオンのプライベートブランドのリンゴジュースは多くが中国産である。しかも、その表示ラベルの原産地表示はバラバラだ。同じ1リットルのパックラベルでも、「りんご(中国・アメリカ)138円」「りんご(記載なし)98円)という2種類が混在する。
消費者は知らないうちに中国産を・・・
消費者は表示ラベルでしか産地を確認できない。もし記載なしのものに中国産が使用されていれば、消費者は知らないうちに中国産ジュースを飲まされていることになる。安さと利益を追求する一方で、同社の検査態勢がまったく機能していなかったのだ。
最後に、四日市商工会議所のある会員の言葉として「今回の事件の主犯はもちろん三瀧商事ですが、イオンの「買い叩き」のせいで中間業者が苦しくなり、中国産を使わざるを得なくなってしまう事情があるのです」
イオンへの仕入れはかなり厳しい。ある和菓子店では、売上げの7~8割をイオンにとられてしまうために、餡や桜の葉は安価な中国産を入れます。しかも、桜の葉は一斗缶で運ばれてくるのですが、泥水に浸かっている。とても食用には見えないのですが、それを洗って使用していますとある。
以上
たまに法事で三重県の在所に行くと、イオンの評判はよろしくない。事業発祥の地、地元でありながらこの悪評はいかがなものか。
余りにも中国に入れあげすぎて、足もとの信用をこわしていないか。仕入単価を叩くのは企業として当然とも言えるが、ひそかに中国産を交えられたらもう分からない。
トヨタも下請けに単価の切り下げを申し入れたニュースがあった。過去にはコストダウンをやり過ぎて大量のリコール車を出している。車はまだいい、回収して手直しできるから。食品は口に入れるものだから地産地消がいい。イオンはトヨタと同様に大きくし過ぎた。消費者も警戒しながら利用する時代である。