トヨタ、ベア3000円超回答へ2014/03/06

ヤフーニュースから

トヨタ、ベア3000円超回答へ=新退職金制度を考慮、一時金は満額

時事通信 3月5日(水)14時32分配信

 春闘のリード役のトヨタ自動車が、ベースアップ(ベア)分として月額3000円を超える水準を検討していることが5日明らかになった。新たな退職金制度が4月に導入され、月額賃金で1人当たり2750円分を退職金に回すため、その分、手取り増加額は圧縮される。この額を上回る賃上げの配慮が必要と判断した。年間一時金については満額支給する方向で調整に入る。
 トヨタ自動車労働組合は、ベアに相当する「賃金改善分」4000円、定期昇給分に当たる「賃金制度維持分」7300円、年間一時金6.8カ月分(約244万円)を要求した。 
以上

 賃上げといってもカラクリがあるようです。といってもプラスには違いない。但し、トヨタの株価は49円下げた。評論家筋の解説ではコストアップと見たようです。
 会社は社員のものの時代から今は株主のものとの認識があります。
 
 賃上げは株主=投資家からは自分の取り分が減るから・・・株は売りと見た?いかにもアメリカ的な近視眼的な見立てです。トヨタの経営モデルはGMですが、労務管理はフォードにならったところがある。フォードは自社で働く労働者の分配を増やして購買力を高めさせ自社製品が良く売れた。かなり古典的な話ですが、そんな逸話がありました。
 ユーザー=労働者からみれば将来の収入が先細りどころか雇用すら不安定ではローンを組んでまで購入する人は少ないでしょう。
 デフレ脱却を果たすには将来の収入への担保として賃上げが効果的です。多くの人々が潤えば波紋が広がって経済が拡大します。消費増税は確実、賃上げも確実ならば日本経済も腰折れはないと見ます。問題は中小企業への波及です。
 トヨタが儲かったといってもそれはエコ減税、法人税の減税など税金の還流をうけて恩恵を得ているのだから社会に還元するのは当然といえます。だから傘下の協力会社群にも恩恵が得られるような配慮がなされるといい。結果としてトヨタ車の販売増になって帰ってくるのは間違いない。経世済民ということを実感するでしょう。 
 株は再び買われて売った外人株主筋は後悔するのではないか。賃上げをしたら会社が良くなるとの効果をトヨタが模範的に示すことだ。増税後はより魅力的な車を出して購買層を掘り起こすことになろう。
 過去もそうやって乗り越えてきたのではないか。資本の自由化、海外進出、円高、2度の石油ショック、などなど。そして今はデフレ脱却の試練のとき。日本経済のカイゼンになるといいねえ。

会計業務2014/03/06

 術後の経過が順調ということで3/5に退院した。病気の入院ではないにしても全身麻酔をして顔面に執刀されたダメージは大きい。2/28に手術し、3/4までは点滴を打つ身であった。高血圧ですよとの指摘を宿題にした。早速血圧計を買わねばなるまい。

 10:30~17:30まで顧問先にて執務。溜まった書類や郵便物の整理から入るのはいつもの事。支払一覧表の中からまず振込み分を別の一覧表に転記してとりあえず銀行対応の業務を済ませる。郵便物の中に消費税の中間申告があったのでそれも小切手作成の準備に入れる。次は相殺の領収書作成、郵送用の封筒、書類案内、など細々した仕事から片付ける。午後、手形帳を銀行員が届けてくれたので早速下準備しておく。白地手形に要件となる日付、社印などを押印しておく。最後は支払先の社名、金額を書き込む。
 銀行から当座預金の明細票が送られてきたので照合。ぴったり合う。合って当然である。普通預金についても記入しておいたので仕訳をする。他中電の請求書を見ると電力料金は先月比で微減だった。2月が少ないのはなぜだろう。単に3日少ないだけのことか。留守中に発生した現金の入出金も精算した。

 退社後、電気屋で血圧計を購入した。色々あって迷ったが手首で測定するタイプである。ついでに高機能の体重計も買った。健康管理を過信しないためにこれからは数値を見ることになった。元々は低血圧だったのに・・・・。