ワカモノよ!日本を語らおう!!~新憲法タウンミーティング~2016/04/07

開催日時:2016年05月01日

ワカモノよ!日本を語らおう!!~新憲法タウンミーティング~

愛知県名古屋市中区栄4丁目1番8号

http://kokucheese.com/event/index/386926/

<テーマ>
近年の国際情勢の変化により、国家のあり方を左右する安全保障関連法案が成立し、今までになく国民の憲法への関心が高まりました。継続的に開催されている本事業においても地域からの期待の高まりも予見されます。またおりしも本年は日本国憲法制定から70年という節目の年を迎えるにあたり、国家の未来を支える若者及び保護者をターゲットと捉え、今一度市民の憲法への理解を深めていただきます。

<第1部:憲法講義>
●講師
小名木 善行 氏(国史研究家)
テーマ:国柄から憲法を考える『十七条憲法とシラス国』

<第2部:パネルディスカッション>
●パネリスト
小名木 善行 氏(国史研究家)
●パネリスト
武村 展英 氏(衆議院議員)
●パネリスト
山尾 しおり 氏(衆議院議員)
●パネリスト
塚田 薫 氏(作家)
●コーディネーター
河本 大成 氏
(公益社団法人日本青年会議所2013年度 国家グループ担当常任理事)
◆テーマ1:日本国の平和と維持について
◆テーマ2:憲法前文へ日本の国土や歴史の明文化について
◆テーマ3:ワカモノの疑問『憲法の役割について』
以上
 
 いわゆる「ワカモノ」ではないが、入場申し込みしました。
 ブログ「ねずさんのひとりごと」で知りました。
ねずさんこと小名木善行氏は基調講演とパネラーとしても参加。日本は欧米的な法治国家ではなく、「シラス国」の政治に特色があります。その話はねずさんのブログに詳しいです。
シラスとウシハク
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2161.html

シラス国を取り戻す
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2946.html

最近、国立大学が国歌を歌わないと話題になりました。フランスの国歌を調べる機会があり、歌詞をみて驚きました。フランスでは軍歌が国歌だったのです。シラスとウシハクの違いは国歌にも歴然と現れているのです。

♪祖国の子どもたちよ、栄光の日がやってきた!
我らに向かって、暴君の血塗られた軍旗がかかげられた
血塗られた軍旗がかかげられた
どう猛な兵士たちが、野原でうごめいているのが聞こえるか?
子どもや妻たちの首をかっ切るために、
やつらは我々の元へやってきているのだ!
武器をとれ、市民たちよ
自らの軍を組織せよ
前進しよう、前進しよう!
我らの田畑に、汚れた血を飲み込ませてやるために!♪

ねずさんの話のことは当日を楽しみにしましょう。

 一方で、今、現代政治の最前線にいて、国会で体を張っている愛知7区選出の衆院議員の山尾しおり氏の登壇も注目しています。彼女は共産主義者ではないが、リベラルの旗手です。元検事です。法律の専門家でもあります。中身の濃い話を期待しています。

 私自身、憲法と平和は卒論のテーマに「憲法9条の改正」を選んで書きました。社会と状況が変われば憲法も変わるべし、が核心です。憲法は法律とはいえ、政治の規範です。対外的には無防備そのものです(でした)。卒論以来40年以上経過しても変化なし。韓国に竹島を占拠され、中国には尖閣諸島が脅かされている。友好関係を謳いながらこの様です。日本の危機です。

 敗戦の結果、アメリカが日本を無防備にしてしまった。軍備破壊、欧米のアジア侵略に関係する書籍の焚書、そして平和憲法の制定。マッカーサーは日本を12歳とこき下ろしましたが、日本が恐れていたソ連の南下を招きました。防共の砦が崩れ、朝鮮戦争が勃発。日本は憲法9条のおかげで命拾いしたというが、アメリカが日本の立場を理解しておれば朝鮮戦争もなかった。米兵3万人の犠牲もなかった。マッカーサーは議会であの戦争は日本の防衛戦争だったと証言しています。血を流してやっと分かったのです。

 この朝鮮戦争で日本へ不法入国した朝鮮人も多い。帰化の支援の仕事をして、韓国戸籍の翻訳を頼んだ韓国人から直に聞いたら、在日韓国人の99%は不法入国者及び子孫という。彼らは今、特に成功者は相続に悩んでいるらしい。手続きが大変複雑ということですね。
 韓国政府の政策は在日韓国人は棄民という。それはブログ「余命三年時事日記」に詳しい。最近は書籍化され、アマゾンで第1位の売れ行きを示す。多くの日本人が事実を知り、覚醒して状況は変わりつつある。

 アメリカは東アジアの平和をぶっ壊したわけです。幸いというか、米・共和党のトランプさんがTPP廃棄、安保条約を廃棄、日本の核保有をそそのかしてくれています。自分の国は自分で守れ、ですって。そんなこと言われなくても分かっている。蛇の生殺しのような米・民主党より分かりやすい。

 トヨタの再建で苦労した石田退三も「自分の城は自分で守れ」というタイトルで本をものにしている。要は銀行からカネを借りると箸の上げ下ろしまで指図される。企業経営の自主性を保つには無借金で、ということを説いたわけです。シャープが借金で苦しむ姿は戦後のトヨタの経営危機にダブります。

 日本もアメリカのお世話になるのは楽でいい。カネもうけだけに専念できる。しかし、良いことはいつまでも続かない。そろそろ観念して自主憲法の制定だ。
 左対右のぶつかり合いから行くべき道が現れる。意義あるイベントであろう。