IT事始め④2011/06/05

         IT時代のうねりの中で
 結果として、コンピューターは小型化、個人化、単独化つまりパソコン化、そしてネットワーク(サーバー)化の流れにあった。その中で巨人・IBMは衰退し、サーバーやドットプリンタ-製造は確保しつつパソコン事業は中国企業に売却、ソフトで生き残る戦略に返還した。入れ替わる用にOSとソフト専門のマイクロソフト(1975~)が台頭する。
 実はM/Sは最初IBMと組んで32ビットのパソコンOSの開発を手がけていた。その成果がOS2であった。ただしIBMのPCにしか搭載しない。IBMから離れてDOS-VまたはMS-DOSから発展的にwindowsが生まれた。コマンドを入力して動かす方法からマウスに変わったのである。どのPCにも搭載するwindowsは飛躍的に発展する礎になった。ただしXPになるまでは使いにくい代物であったが・・。
 ITは個人の生活にも大きな比重を占めることになった。私自身もインターネットにはまってからはTVを見なくなった。趣味生活にもPCは利用している。ホームページを作ったり、ブログを書いたりと日課にもなった。この30年余りの目まぐるしい変化には驚くばかりだ。
 最近ではユーチューブが重要な情報をもたらすことも多い。マスコミの中でも大手新聞社の傘下にあるTV会社は報道にも親会社の影響を受けて偏向気味である。流すべきニュースを流さない、記者クラブ経由とか報道の自由を標榜する割には窮屈な感じを受ける。ユーチューブなら手元のPCから投稿するだけだ。
 ITは出版業界を破壊しつつあるが報道も崩壊させていくのだろうか。北アフリカから飛び火した中国でもネットで情報が飛び交う。Gメールの秘密漏洩もその一環であろう。重要な情報はプリントアウトして整理しておかないといつ閉鎖されるやら。