『さようなら!僕らのソニー』を読む2012/03/13

 ここ何年か耳目を集めてきたソニーの長期にわたる凋落の原因を追究した本。経営者の失敗が続いたこと、というのはたやすい。
 カネがあり過ぎる、信用があり過ぎる、人材が列を成して殺到してくる、など経営環境は創業者が存命の時代に遺産として築かれて申し分ない状況だった。
 創業者らが死ぬと継承の時代になる。生きているうちは鶴の一声で社内のまとまりもあったと思われる。なくなると会社員上がりの社長の俺が俺がの群雄割拠の時代になって、まとまらなくなり、迷走、低迷が続くようになる。
 ・創業は易く、継続は難しのお手本のような企業がソニーである。
 ・企業は人なり、とはよく言ったものである。
 ・最大の失敗は後継者を育ててこなかったことである。
 ・或いは育てる機関を作らなかったことである。
 ・大きくなり過ぎたこともあろうか。
 恵まれた環境からは時代を切り開いて行く人材は育たないものだと思う。自分の出世と収入にのみ関心があるばかり。しかし、まだ倒産したわけではない。ソニーは若い。優秀な社員も大勢いる。いつでも巻き返せる。ハングリー精神を取り戻せ!ソニーよ。

会計業務2012/03/15

9:00~17:00まで顧問先にて執務。午前中は手形、小切手に押印してもらう。急いで手形の送金のため、郵便局に走る。午後は支払日につき、集金に対応。来社した銀行員に振込依頼書、小切手、消費税中間申告の書類を渡す。先月末日付の手形の提示を忘れた仕入先には小切手と交換した。後、領収書など点検整理し、書類綴りに綴じる。現金勘定、普通預金勘定のチエックを済ます。

南京大虐殺はなかったのではないか?2012/03/16

 朝日新聞朝刊15ページの右下に中国映画『南京!南京!』の日本上映を望む記事が掲載されている。陸川監督が来日して取材したようである。
 映画の内容よりも、河村市長が「南京事件を否定した」発言を「信じられない発言で、日中友好の努力が無駄になってしまった。・・・」云々と述べている。「・・・私達は被害者であり、日本人から問われるべき問題ではない」「歴史問題が解決しなくては日本と中国に真の友好関係は築けない」。だから日本上映を望む、の記事に目を奪われた。この監督が何で来日したのか。
 河村市長は自分の父親から聞かされた体験に基づいて30万人の大虐殺に疑問を持ち、議論をしようと呼びかけている。それがいつしか否定した発言にすり替わり、迷惑、大人になって、責任をとって辞任をなどという世論形成に誘導したい朝日新聞の意図がありありとみえる。
  http://damedakorea08.jugem.jp/?eid=28
 上記のHPをみても中国側の捏造という説が真相のようである。
 「週刊新潮」3/22号の高山正之執筆”変見自在”には「記者の悲劇」と題した文がある。ここでは堂々、否定的見解である。「要するに米国人が意図して創ったデマを江沢民が政治利用することにし、朝日の本多勝一と戴国偉が話を膨らませ、筑紫と久米がそれをテレビでふりまいたのが南京大虐殺になる」と明解だ。ウソしか書かせてもらえない朝日の記者はヤク(覚醒剤)でストレスから逃れるんだ、と少しこじつけ的ながら同情している。『ザ・レイプオブ・南京』を書いた中国系アメリカ人のアイリスチャンはウツで自殺した。
http://nipponngannbare.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-c142.html
 それにしてもこんな大嘘を書いた本多勝一記者にはがっかりです。
http://nipponngannbare.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-557f.html
 かれは日本山岳会会員でしたが今年になって機関紙『山』の会員異動欄に退会と掲載されていました。80歳という高齢に驚きながら受け止めた。初期のルポや登山ものはいい文を書いていて好きだったのにと思うと残念である。

成年後見人の交代についての相談2012/03/17

◎マンション住民から実弟の成年後見人を務めているが高齢で交代したいのだが交代することができるのか?という相談を受けた。この場合の費用はいくら?

●もちろんできます。交代することもあります。家族と専門家の複数が成年後見人になることができます。

民法844条には「成年後見人等は、正当な事由があるときは、家庭裁判所の許可を得て、その任務を辞することができる。」とあります。
 正当な事由には例えば老齢、疾病、身体障害などにより、法定後見事務に支障がある場合です。

第845条「 後見人がその任務を辞したことによって新たに後見人を選任する必要が生じたときは、その後見人は、遅滞なく新たな後見人の選任を家庭裁判所に請求しなければならない。」

第843条 1.家庭裁判所は、後見開始の審判をするときは、職権で、成年後見人を選任する。
2.成年後見人が欠けたときは、家庭裁判所は、成年被後見人若しくはその親族その他の利害関係人の請求により又は職権で、成年後見人を選任する。
3.成年後見人が選任されている場合においても、家庭裁判所は、必要があると認めるときは、前項に規定する者若しくは成年後見人の請求により、又は職権で、更に成年後見人を選任することができる。
4.成年後見人を選任するには、成年被後見人の心身の状態並びに生活及び財産の状況、成年後見人となる者の職業及び経歴並びに成年被後見人との利害関係の有無(成年後見人となる者が法人であるときは、その事業の種類及び内容並びにその法人及びその代表者と成年被後見人との利害関係の有無)、成年被後見人の意見その他一切の事情を考慮しなければならない。

●後見人の報酬は裁判所が決定します。月20000円から50000円くらいで本人の財産から捻出することを踏まえて決定することになります。本人の財産がなくなった場合は生活保護等の申請を出したり、扶養義務者がおれば扶養請求等を依頼することで身上監護を図ります。
●交代または増員をする手続きと費用は
1.申立て費用 収入印紙800円
2.予納郵券  3000円から5000円程度
3.登記手数料 2000円
4.添付書類
(1)戸籍謄本    申立人、本人、成年後見人候補者、死亡成年後見人等
(2)住民票      申立人、本人、成年後見人候補者
(3)登記事項証明書  成年後見人候補者
(4)身分証明書     成年後見人候補者

続・南京大虐殺はなかったのではないか?2012/03/18

 今日のブログ「東亜備忘録」をチエックしたらこんな録画が貼り付けられていた。メ~テレが2/20の河村市長と南京市の共産党委員との会話を録画していたのです。観ると実に和やかな雰囲気ではないですかあ。ホントに怒っているなら南京市の人らはこの時点で席を蹴って帰国していってもいいわけです。

「この映像は2012年2月20日、名古屋市の河村たかし市長が中国・南京市から表敬訪問のため訪れた共産党市委員会の劉志偉常務委員と会談した際、冒頭の挨拶を述べている模様をメ~テレの取材カメラが録画したものです。
 南京事件を巡るこの時の河村市長の発言が論争を呼んでいますが、この発言を全編、放送用カメラで撮影していたのはメ~テレだけでした。河村市長の発言のニュアンスを含め、全編を公開することは、特にこのニュースに関心を持たれる方への正確な情報提供につながると考え、約10分間の挨拶部分すべての映像・音声を公開します。
 音声が聞き取りにくい部分がありますがご了承ください。 」

  http://www.nagoyatv.com/movie/

 今日もまったく別の目的で井沢元彦『日本史集中講義』(祥伝社黄金文庫)を読んでいたらP324からの5章「<現代>なぜ真実が見えなくなるか」のテーマ1朝鮮戦争をしかけた国はどこか、という項目が目に留まりました。
 「・・・ただ問題なのは、その戦争を反省すると称して、歴史学者の中に事実を曲げてまで日本を悪者扱いしようとする人間がいることです。こういう人間を私は「反日日本人」と呼んでいます」と書く。「その中でもっともひどいのが近現代史」「この分野における大多数の学者は、はっきり言って、歴史学者としては評価できない人がほとんどです。ところが、そういう人たちが、学界の権威として近現代史を牛耳っている」とある。
 その代表的な学者として藤原彰(一橋大学名誉教授)が紹介されている。
 藤原彰(1922-2003)は日本近現代史の最高権威だったそうです。その経歴は戦前の日本帝国陸軍の陸軍士官学校を卒業、中国戦線に少尉として参戦している。この経歴が反省と称して日本の悪を暴くという姿勢で、次々に論考を発表。死去後、朝日新聞は「戦後日本の戦争責任の追及の第一人者」と称賛。そしてこの人が一番有名なのは『南京大虐殺』(1985年岩波ブックレット)だったという。
 30万人もの市民を殺したということを、日本側からの証言として裏打ちしたという。以下は長いので本書をお読みいただくとして、どうも日本を貶めているいるのは戦前生まれで戦争体験者という構図が浮かぶ。これじゃあ、中国だって勢いづくし、喜ぶだろう。同じ日本人同士の争いだから喜んで見ておれるわけだ。
 もう一人日本を貶めている人物に吉田清治(1913-)がいる。『朝鮮人慰安婦と日本人 -- 元下関労報動員部長の手記』 新人物往来社 1977年3月、 『私の戦争犯罪 -- 朝鮮人強制連行』 三一書房 1983年7月を刊行。この人も日本共産党員で元軍人だった。人権屋に利用されたと言っている。
 書いているうちにもう一人浮かんだ。田中宏(1937-)も一橋大学名誉教授で日本アジア関係史の学者だ。この前の国際業務の研修で岩田先生の紹介で知った『在日外国人』(岩波新書)の著者である。今読み進めている最中であるがノーモア南京の会・東京の代表という立場で河村市長を批判している。
 1937年のお生まれであるが奇しくも南京事件の年である。
 「河村たかし名古屋市長の発言に強く抗議し、直ちに撤回を求める
南京大虐殺は歴史的事実である。
 私達はこれまで幾度となく、目の前で家族が、村人が虐殺された南京大虐殺の生存者証言を聞いた。また、手当たり次第に殺しまくったという、元日本軍兵士の証言も聞いた。中国にも日本にも多くの資料があるし、また日中共同研究もある。南京大虐殺の事実は覆い隠すことはできない。これは論ずることではなく、真摯に直視するべき歴史的事実である。
 河村市長は、名古屋の歴史を学ぶべきである
 河村市長は、1945年の名古屋大空襲をよもや否定をしないであろう。であるならば、それ以前に名古屋で編成された旧大日本帝国陸軍第3師団が中国戦線でなにをやってきたかに思いをいたすべきであろう。宣戦布告なきままの中国侵略、1937年南京攻略の直前、上海での激闘、そして南京、直後の徐州、大陸打通作戦に至るまで、名古屋の兵士は、ほかならぬ中国民衆の生活と命を蹂躙し、また彼ら自身も多くの戦死者を出した。南京大虐殺は、その一連する歴史を象徴するひとつの出来事である。南京攻略戦の最高司令官は名古屋出身の松井石根であった。名古屋市が南京市と友好都市提携を結ぶとき、この歴史の反省から始まったのではなかったか。発言を撤回し、日中友好の新しい未来を。
 河村市長は歴史の反省にたって、発言を撤回し、南京市との友好関係を再構築すべきである。名古屋における戦争の歴史は地元の出来事だけではなく、中国侵略の反省でもあることを若い世代にきちんと伝えるべきである。
 河村市長は、三ヶ根山に詣でる前に、まず南京大虐殺記念館を訪問し、その事実とそこで向き合ってみてはどうだろうか。
 「前事不忘 後事之師」という。日中国交正常化40周年の年に、日中友好の新しい未来を築くべきであろう。
2012年3月5日
                     ノーモア南京の会(代表 田中宏)」
 
 上記の文を読むと一橋大学の人脈を通して藤原彰の影響を考えずにはおれない。一橋大学といえば石原慎太郎都知事を思うが河村市長も一橋大学OBである。先輩として声高に叫んでいるかに見える。が、それは反対に先輩達のインチキな歴史に対する疑問を呈したという伏線があるような気もする。
 藤原彰は事実を知っていながら生涯自説を訂正しなかったそうだ。彼の影響を受けた弟子の教授陣が今も活躍?しているからウソを教えられることになる。騙されないようにしなくてはね。日本人が祖国の出鱈目の歴史を書いて売るなんてどんな頭なのか。そして中国に阿るなんて!あの魯迅の名言にもある。
 ”偉大な人物が化石になり、人々がかれを偉人と称するときが来れば、かれはすでに傀儡(かいらい)に変じているのだ。”藤原彰も人権屋に利用されただけなのだろうか。

国際離婚条約が閣議決定2012/03/21

 今日の朝日新聞朝刊の社説にある。
 親の都合ではなく、「子の利益」を常に念頭におけ、と主張する。お説のとおり肯わん。
当ブログでも過去にとりあげた。
http://daisyoninn.asablo.jp/blog/2011/09/30/6119567
http://daisyoninn.asablo.jp/blog/2011/09/07/6090940
 社説の文中にも
「家庭内暴力をふるう(アメリカの白人の)夫から日本に逃げてきた妻達の経験を踏まえ、」とある。( )は筆者の補筆。大多数は白人の夫でも日本人妻を大切に扱っていると思うが中にはひどい白人の男もいる。結婚のリスクは日本よりも高い。高山正之氏も著書の中でマッチョ(肉体的にたくましい男性)との結婚はお止しなさい、とたしなめている。

会計業務2012/03/21

13:00~17:30まで顧問先にて執務。郵便物の処理から入り、書類の整理をまず行う。郵送した手形の領収書などを整理し、返信の郵便物投函、同時に通帳記入に赴く。20日の締切にともなう未払金勘定などの伝票を起こす。幹部不在で仕入、売上、給与などのデータが揃わず、準備のみで終わる。外注先請求書のみは投函。立替金の精算、伝票の売上入金、中国出張の精算で現金の出入り盛んなため現金の金額を帳簿残とチエックしておく。
16:00、名古屋家裁に電話して成年後見人の交代の件で相談の日を予約する段取りを行う。4月半ばで3日ほど選択する必要があり、依頼人と打ち合わせし、同行する必要あり。

会計業務2012/03/22

9:00~17:00まで顧問先にて執務。ようやく売上、仕入の数字が確定し、仕訳入力する。今月は金型が計上された。昨日一旦修繕費で計上したが事務所間仕切りの部屋なので建物付属設備に振り替えた。また償却資産及び減価償却が増加する。続いて給与も決裁が降りてデータが提出されたので仕訳入力する。銀行所定の様式に振込金額を記載し、集計する。小切手を作成して準備はほぼ終わった。今日までに届いた請求書を未払金勘定に計上する。その後主要勘定科目の残高のチエックを済ます。
 成年後見人の交代について相談の日時を決めた。当日までに書類を作成(書式は家裁のHPからダウンロード)し、戸籍謄本、住民票、他の書類も揃えねばならないから結構タイトな仕事の日程になる。

会計業務2012/03/23

13:00~16:00まで顧問先にて執務。今日新たに来た請求書を未払金勘定に計上した。ほぼ揃ったので、これで来週には試算表を作成できる。
 成年後見人交代の依頼人に相談の日時の予約日を通知した。辞任、選任の申立書の作成、各種書類の作成などを予告しておく。成年後見人候補者として集める書類の方が多いので来週早々にも着手する。

北朝鮮の「衛星」?2012/03/26

 新聞各紙が報じるところによるとアメリカなどが北朝鮮の衛星すなわち長距離弾道ミサイルの打ち上げ予告の対応に大わらわとなっているようだ。至近距離にある日本も気が気ではない。
 アメリカ、日本、韓国だけではない。中国、ロシアも対応に苦慮している。あれほど日本の支配を嫌がったのだから朝鮮人と韓国人が話し合って統一を勝ち取ることしか道はない。
 アメリカが日米戦争で日本を叩いたために朝鮮は日本の併合を解かれた。そのために朝鮮半島はかえって不安定になってしまった。あの当時のルーズベルト大統領は容共の姿勢だったという。その甘さが中共の誕生を招き、朝鮮半島の分割を招いている。
 WEB版読売新聞にはオバマ大統領が「状況は不安定に見える」とし、「だれが支配しているのか、長期的な目標が何なのか、はっきりしない」と述べた。」と報じている。その日暮の国に目標なんてあるわけがない。アメリカは賢いようで賢くない。日本の役割を理解してアジアから手を引いて欲しいと願うのみだ。