成年後見人交代事務・銀行の場合2012/08/02

10:30~16:30まで天白区内の銀行支店を交代事務の手続きのために回った。先ずは愛知県に本店のある地銀で資産の50%以上を占める。取引が多いためもあるが、書類の量と種類が多く、念入りな手続きだった。1時間半かかった。
 昼食後、ゆうちょ銀行に行き、予め記入、押印しておいた書類を提出したが1時間以上かかった。次は三重県に本店のある地銀で、午後2時前に入店したが午後3時20分までかかった。最後は5分ほどで行ける愛知県の地方都市に本店のある信金である。事前に遅れる旨の電話をしておいて、閉店後の入店となった。
 単純な手続きにもかかわらず、時間がかかるのは、制度そのものが行員に熟知されていないためだろう。たかが住所と名前の書き換えに過ぎない。各行によっては前任者の印を要求されるところもあった。これから認知症が増えて行くし、制度利用者も激増すると思う。すると成年後見人の数も増える。建前では被後見人が死亡するまで継続する仕事であるが病気や、成年後見人が先に死亡すれば、交代もありうる。金融機関においても、事務手続きがスムースに進むように末端の行員に熟知させる手はずは必至である。