チャイナリスク2012/08/01

 ネットで抜群の人気のある三橋貴明のブログだが、今日は中国の民事訴訟法231条を採り上げている。拙ブログでも3/28に採り上げたが再度、アップしておこう。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/
 中国の民事訴訟法231条
 『被執行人は法律文書に定めた義務を履行しない場合、人民法院は出国制限をし、或いは関係部門に通達をして出国制限を協力要請をすることができる。
-司法解釈規定
 出国制限される者の具体的範囲としては、被執行人が法人或いはその他の組織であった場合、法定代表人、主要な責任者のみならず、財務担当者等債務の履行に直接責任を負う者も含む』
http://www.youtube.com/watch?v=I0HMmDuAZyo
 前書き部分をコピー「中国・青島市に対する対外投資として設立された日中合作会社であったはずが、使途不明の借入金の発覚をきっかけに、法的に正当な措置が行われないままに会社の設備や資産が­差し押さえられ、果ては暴力・監禁事件や、中国からの出国が妨げられるという人権問題にまで及んだという驚愕の事例について、当事者である幹部の方々にお越しいただき、経­済評論家の三橋貴明氏とともに、お話を伺います。」

 コメントにも核心を突くコメントが寄せられているので一部コピーさせてもらおう。日本人の慣習からはマサカ、と疑いたくなることばかりです。
1)
中国、中国人は挑発、騙しの文化。己の挑発に無反応ならば 己の身を削ってでも反応を得ようとする。欧米から見下されている­という劣等意識が強く根底にあるがゆえまず第一歩、防御案として­過剰攻撃に出る。原始的で発育途上。ユダヤ人弁護士いわく”シナ­人はとてもとても攻撃的。攻撃や挑発をまっとうな話と認識したり­譲歩をする必要性は全く無い”らしい。頭のおかしい国だって世界­が認識しているんだね。
2)
会社が軌道に乗り利益が出るおおまか5年後から中国側の違法乗っ­取り盗み作戦が始まるらしいです。米国中小企業もこのように盗ま­れました。米国側責任者が米国へ数週間ほど一時帰国し、そして中­国へ戻った日に驚き!工場がもぬけの殻になっていたそうです。
米国の弁護士いわく”中国(中国人)との契約は、書類にサインが­あろうとも 無効。契約の定義が存在しない国、中国には道理が存在しない” だそうです。
3)
中華思想では騙されるほうが悪いし、騙して当たり前・・・と言う­世界です。ずいぶんと日本人とは考え方が違ます。中華思想とは徹­底的な搾取思想でありご都合主義です。 やつらを相手にまともにやっていたら必ず落胆を味わいます。 中国人は日本人とはその考え方や生き方に、対局の違いがある民族­だと思って間違いありません。注意です。
4)
この間テレビで日本の土地を転がして儲けてる中国人やってたけど­、
日本人は中国の土地は当然買えないんでしょ?会社作っても社長は­中国人じゃなきゃだめだし、これって不平等条約だよな!!
それでも中国に出て儲けようとする日本人はバカだ!!
5)
現在マスメディア全般で中国経済礼賛や日本企業の中国誘致を促す番組が多いです。なんとかこうした現状を周知したいものです。
6)
支那人には関わらない方が身の為。海外から金を投資させて、工場­作らせ、ノウハウを盗み、用が済んだら因縁をつけて全部取り上げ­て日本人は叩き出せば、丸儲けできる。これが支那式錬金術だ!ほ­とんど「振り込め詐欺」と同じだね。日本人的な良心・常識は支那­では通用しない。
7)
権利意識が過剰な中国人に参政権なんか与えたら。。。おそろしい­。だから中共は力で押さえつけている。反体制は即、獄につながれ­るか死刑。平和ボケな日本人にはそこがまだ分かっていない。大陸­(特にロシアや中国)はおそろしい。
だが、戦前の日本人は彼らを操っていたところがとてつもなくすご­い。

 中国の軍隊=人民解放軍は中国共産党に所属している。国を守るというよりは党を守る意識が強いと思う。党にとって不利益なことを許さない訳だから、天安門でも自国民に銃口を向けたのだ。中国共産党の組織維持として反日教育がある。日本が貢いだODAのおかげでインフラが整備されたはずだが国民にはそういう説明はしていないようだ。資金援助は軍隊の強化にも使われているはずである。あらゆる形の資金援助、貸付を止めるべきだろう。
 隣に13億人が住む国があるのに何も国交がないのは不自然と言う。親中派の言い分である。これだけ価値観の違う国とはまともに交流するのは無理というものだろう。

 つい最近も、朝日新聞記者が現地で取材中に暴行を受けてカメラなどを没収されたことが当の朝日新聞が報じた。以前ならボツにした記事だったと思う。
 「中国江蘇省南通市啓東でデモの取材をしていた朝日新聞上海支局長の奥寺淳記者(41)が28日、警官らに押し倒され、頭などを蹴られる暴行を受けた。撮影ずみデータが入ったデジタルカメラ、外国人記者証も奪われた。」
暴動を伝える記事のの一部
「 中国江蘇省南通市にある日本の製紙大手・王子製紙の工場から出る排水が、環境汚染を引き起こす恐れがあるとして、住民1万人以上が28日、抗議デモを行った。住民は地元政府庁舎に乱入して施設や車両を破壊。政府批判を叫びながら警察に投石するなど、大規模な暴動になった。 」
 ホントに厄介な国である。インドでも政治がらみの暴動が起きて、スズキの自動車工場の操業がストップしたままだ。原因不明という。
 
 新聞が正しいことを報道しなくなっていると言われる。さすがに、一方的な中国礼賛は少なくなった。それでも、自ら情報収集してリスクを感じ取っていかないと大損することになる。ブログの情報は玉石混交であるが、新聞等も同じである。一流だから、経済に強いから、などと権威を無批判に受け入れることを止めたい。

会計業務2012/08/01

9:00~12:00まで顧問先にて執務。昨日の続きで、手形、小切手を作成し、仕訳をしておく。一覧表と金額の照合。小口の振込み一件を処理。天白信用農協からJAあいち豊田農協の口座へ振り込むことを試した。3万円未満で振込み手数料は210円と銀行の315円に比べて安いことを知る。野菜や花の種苗が置かれていてやっぱり銀行とは雰囲気が大分違う。

成年後見人交代事務・銀行の場合2012/08/02

10:30~16:30まで天白区内の銀行支店を交代事務の手続きのために回った。先ずは愛知県に本店のある地銀で資産の50%以上を占める。取引が多いためもあるが、書類の量と種類が多く、念入りな手続きだった。1時間半かかった。
 昼食後、ゆうちょ銀行に行き、予め記入、押印しておいた書類を提出したが1時間以上かかった。次は三重県に本店のある地銀で、午後2時前に入店したが午後3時20分までかかった。最後は5分ほどで行ける愛知県の地方都市に本店のある信金である。事前に遅れる旨の電話をしておいて、閉店後の入店となった。
 単純な手続きにもかかわらず、時間がかかるのは、制度そのものが行員に熟知されていないためだろう。たかが住所と名前の書き換えに過ぎない。各行によっては前任者の印を要求されるところもあった。これから認知症が増えて行くし、制度利用者も激増すると思う。すると成年後見人の数も増える。建前では被後見人が死亡するまで継続する仕事であるが病気や、成年後見人が先に死亡すれば、交代もありうる。金融機関においても、事務手続きがスムースに進むように末端の行員に熟知させる手はずは必至である。

報告書作成2012/08/03

 成年後見人交代にともない、16時半までかかって銀行の書類上の名義人書き換えの仕事を終えて、どっと疲れが出た。同行してもらった高齢の前任者を自宅まで送って、丸の内に向かう。
 軽い食事を済ませてから、事務所に入るが、暑いこと、精神的疲れが相まって気合が入らず、しばらく横になって休養した。このままでは時間が過ぎるばかりなのでUSBメモリーにデータをバックアップし、自宅PCで継続することにした。
 夜中、23時過ぎになって、PCに向かい、新たな預金通帳、証書類を手に、財産目録のデータを入力して行く。表も一部手直しした。重複が見つかり冷や汗、把握していなかった資産の追加をして完成させた。
 続いて、月間収支の表を作成する。これも新たに調査して収入が見つかり、追加し、支出も年間の金額を月額表示するミスが見つかり修正した。他に細かな支出も掲載した。時間の経過で思い出しつつ、あのこと、このことなどを話される。キーパースンなので信頼関係を維持しながら注意深く、調査することになる。
 前任者が一度に公開すればいいのだが、自分の頭に入っていることを合理的に話すことは中々難しいと知った。禁治産時代からこの20年間は家裁への報告はなかったそうだ。そのためにいつでも説明責任を果たせるように膨大な証拠書類を保存しておられた。
 こちらが知らないこと、聞くべきことがまだあるかも知れないと思いつつ、現時点の資産把握は終わった。午前様になっていた。前任者曰く、不憫な息子(被後見人)のために、両親は必死になって働き、自分達親亡き後の生活費のために、資産を築き上げたそうだ。自分もそれに協力してきたという。生きることの大変さ、この仕事の重さと暑さに負けないようにしたい。

会計業務2012/08/03

9:00~17:00まで顧問先にて執務。前日、作成した手形の金額再チエックし、割印を押印。相殺用の領収書作成、郵送の準備を終えて、当日までの段取りは済んだ。
 減価償却のうち、中国関連の取引先の金型の金額を修正した。消費税分だけアップして計上する。その流れでこれまでの仕訳処理にみな違いがでてくる。小額資産の見直しもした。後は建物付属設備、什器備品などの資産をチエックし、帳簿に計上する。エクセルの表に入力するところで時間切れとなった。まだまるっと1日はかかる。盆休み前にやり終えたい。

後見監督人に報告2012/08/06

9:00~10:40まで司法書士の事務所に出向いて、全資産の報告を行った。一件一件コピーをとりながら、表と照合してもらう。事務報告書、月次収支表なども提出し、照合を進めてもらった。特にミスはなく、そのまま家裁へ提出することになった。業務についての情報交換後、その足で、区役所の保健所、福祉課、国民健康保険課を回った。一応、次の定期預金の書き換えまでは、不要なので、とりあえず、貸金庫へ保管の手続きに行く。このような監督業務が今後、3ヶ月ごとに続くことになる。

会計業務2012/08/06

13:00~17:00まで顧問先にて執務。決算業務に終始する。固定資産の月次償却額を一旦取り消し、誤差のない正しいデータで再入力した。次は無形固定資産の償却のための基礎データを作成する。一昨年から複数のソフトを導入をしているが基礎データがないため。償却方法も不統一と判明。

会計業務2012/08/07

9:00~16:00まで顧問先にて執務。今日も決算業務に終始した。最終的な無形固定資産償却費を算定し、仕訳入力した。来年からは楽になるように連続性のある表を作成しておいた。先一昨年から私で3人目の担当なのでやり方が微妙に違う。2年目でようやく余裕がでてきた感じだ。消費税計算をすると完了。付表をプリントアウトしてこれも仕訳入力した。イメージは
12345 仮受消費税      仮払消費税 23456
                  未払消費税   345
                  雑収入       7
 期末更新処理も忘れないうちに処理した。新年度入りして、7月21日以降の伝票も入力しておく。
 その後、元帳のプリンアウトへと思ったら、丁度インクが切れそうになった。半日仕事なので中途半端に中断しないためにも、補充品が来るまで待機だ。何とかお盆休み前に終わりそうだ。

会計業務2012/08/08

 昨日は立秋!というわけでもないが、夜は涼しい風が吹いていた。「秋はさやかに見えねども・・・」暦の上では、確実に秋がスタートした。但し、日中は厳しい。同じ暑さでも、残暑ということになる。
 10:00~12:00まで顧問先にて執務。決算業務の最終まできて、元帳をプリントアウトするのみ。それまでに、あいまいな処理のままの科目を統一した。定期預金の利息にかかる国税、地方税の勘定科目は「租税公課」か「法人税・地方税」で混乱があるが、当社では「法人税・地方税」に改めた。もう一度、試算表も作成し直した。これを役員に提出し、説明した。

後見人活動事始め2012/08/08

 決算業務にめどがついたので、顧問先を午前で退社して丸の内へ。8/6に後見監督人から要請のあった細目の調査を整理した。資産の把握は複式簿記でやってみるか、と思いつく。
 既成ソフトも売っているが50000円もする。事務所で使用中の会計ソフトをカスタマイズした。被後見人の口座を設けて、個人の資産管理に不要な科目はみな削除。次は定期預金、普通預金などに預金別の補助科目を設定し、各科目ごとに開始残高を入力した。雑収入に補助科目として年金収入、個人年金などを設定。病院への預託金は預け金として設定した。現金は被後見人から見れば、仮払金であるが迷うところだ。当方の一時立替えの経費は未払金とした。こうして、プレビューでチエックすると中々見やすい。
 複式簿記だから1回の仕訳で二つの取引を同時に処理し、PCソフトなので計算や転記、再修正などはシステムに依存できる。つまり入力さえミスしなければ、計算ミス、集計ミスなどは生じない。個々の動きは仕訳の履歴が時系列でプリントできる。事業で使いやすいソフトなら個人資産管理にも不便なはずがない。と、準備した。
 今夜は前任者宅に寄って、資料の提供を求めた。今まで(裁判所は何も関与してこなくて)自分本位だったが、交代したために、加えて監督人までついて、複雑になり、ややおかんむりである。気をとりなして何とか資料をいただくことが出来た。
 われわれは士業として、法律家として、厳密には法律隣接職としてのレベル以上の働きが求められている。そうは言っても、法律を杓子定規に援用していくことも難しいものがある。成年後見制度を利用する側と運用(させる)側のズレがある。官と民の間に立って円滑なる社会への貢献が求められる所以である。